地震の構造と+α いろいろ考えてみよう!

自分が、日ごろ思ったことを記録しておくブログです。今は「地球の構造と地震の関係」という内容です。

日向灘でM4.3とM3.2

2019-05-13 05:19:11 | 日記
 日向灘で2回地震がありました。今回の2つも、先に起きた震度5弱の地震とは違い、四国に震源が寄っています。深さも30~40キロ。紀伊半島では和歌山沖あたりで、まだ、細かな地震が続いていますし、沖縄方面でも動きが活発。さらに、今まで全く動きのなかった高知沖で細かな地震が起き始めています。この高知沖で動きが出ると、非常に危ない。

 それで、今後の予測ですが、いわゆる南海トラフの固着域とプレート内部の震源の浅いところと、この2つのうちのどちらか圧力に対する抵抗力の弱い方で、大きめの地震が起きる可能性がある、と考えています。
 具体的に言うと、南海トラフの方が弱ければ、南海トラフ地震の発生。
 南海トラフの方が抵抗力が高い場合、瀬戸内海方面の地殻の弱い部分で崩壊が起き、そこで、圧力を分散するような動きになります。この候補になるのが、まず、瀬戸内海。実は、3日前に、瀬戸内海のちょうど真ん中あたりで、M3クラスの地震が起きています。また、瀬戸内海方面よりも日本海側の抵抗力が弱ければ、山口~北九州方面にかけての日本海沿岸で地震が発生。昨日でいうと山口県の日本海沿岸で地震が発生しています。だいたいこのあたりになってくるだろうと思います。

 ただ、高知沖で動きが出ている以上、上記のどこかで大きめの地震が起きる可能性が極めて高い、という状況です。

 また、北海道では、空知で震源の深い地震が発生。そして、北海道の南西沖で細かな地震が増えています。沖縄穂面も規模の大きめの地震が続いています。注意が必要ですね。

 海外では、パナマ運河近くでM6.1の地震が起きています。どうやら、南アメリカプレートの方が大きく動き出しているような気配です。太平洋プレートの対岸方面で地震が起こると、重心移動などに絡んで、垂直方向の動きに変化がでる可能性があります。この動きが日本の東北~関東にかけての太平洋沿岸地域に影響を与えるので、今まで起きたことのないところで地震が起きると要注意ということになります。この辺の情報にも気を付けておいてください。
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