ソメイヨシノなど桜の代表的な品種はそろそろ終わりを迎えようとしている。今年は天候に恵まれ観測史上最速の開花だった。桜の咲く時期は雪がちらついたり寒さが急にやってくるなど花寒が多いが、今年は雪が降ることもなくまずは順調な開花状況だった。
仙台の桜の名所は結構あるが、仙台駅から歩いて20分ぐらいのところに「榴ヶ岡公園」がある。丘と呼ばれるがそれ程高い丘ではない。緩やかな勾配を持つ丘だ。その公園の一角にあのソメイヨシノとは花びらの色が違う「御衣黄」というサクラがある。
ソメイヨシノより咲く時期が遅く、緑色の花びらを持つ。そして満開になると白色から少し薄緑色に変化する。オオシマサクラを母とする日本原産のサトザクラ。
周辺の住民もこの桜の存在を知っていて写真を撮る人も多い。花びらも10枚から15枚程度で周辺のピンクの桜とは違いその存在が目立つ。桜の根元には看板も置かれ説明書きがある。公園内の桜については説明板も置かれ結構な種類の桜があることがわかる。コロナ騒ぎの中、ゆっくり鑑賞する余裕もないが、ブルーシートのないお花見もまたいいかと思う今日この頃です。
黄門様の ご意向により 花は緑 (駄作)