予定通り昨夕、安倍総理はコロナウイルスに対する警報を発表した。警報といえば、戦時中の空襲警報を思い出す。といっても生まれてないので、映画やテレビの記憶しかないのだが。。。そんなことを思い出してテレビを見ていた。
さて、警報といっても自主的な判断が多く、強制的な感じはしないが、引き締め効果と地域を限定することで影響を最小限にとどめることに主眼がありそう。国民に配るという30万円も条件が厳しく果たして効果があるのかどうか、疑問符が付く。ここに三週間の患者発生数がどう変化するか数に注目だ。
そんな時に前の大阪大学総長の平野俊夫さんが「過度に恐れる必要はないが、決して甘く見てはいけない」という素人もわかるような論文を発表している。短距離競争ではなく、フルマラソンの気持ちを持って対処するべきだと述べている。人類史の中で中世のペスト騒ぎ、インカ帝国の天然痘など滅亡寸前までいった歴史がある。ワクチン開発や自然に収まる状況がいつ来るのか時代の推移を二～三年単位で考えた方がいい。
