BS番組でかつて放送された番組の再放送を見た。秋田や青森岩手の縄文時代以前の環状列石などについてだ。秋田鹿角市の大湯環状列石は私が訪れた時は、近隣の山から熊が里に下りてきているという情報があり、遺跡近辺への立ち入りは規制されていた。
ストーンサークルといわれる環状列石、何のために石を並べて大きな丸い輪を作ったのか。超古代人の宗教観は知る由もないが、諸説を検証すると結構面白い。宇宙人へのメッセージだとか、お墓説、など様々あるが、人里から距離をとっての設置なので、何やら宗教的なことはわかる。円の中心部に骨の痕跡も発見されていることからどうもこれが有力の様だ。青森や岩手の列石はイギリスのストーンヘンジとどこかでつながっているのかもしれない。同時代人の天や宇宙への思いに共通点がありそうだと改めて考えさせられた。
(写真は サークル館前庭の模型)