日の出の時刻が日ごとに早くなり,外では明るくなる前からスズメがピーチクパーチク鳴きだす。遠くで鶯の鳴き声も聞こえたような気がする。4月も上旬だ。活動の時期ではある。これにカラスの鳴き声が混じると何やら若干印象が悪くなる。
世の中「コロナ」の話で持ち切り、芸能人の感染状況まで報じられ世はまさにコロナ一色だ。このコロナの特効薬はまだ開発されていない。何々が聞きそうだなどと様々な話が伝わってくる。臨床実験も行われているものもあるが、人類の歴史はある意味、伝染病との戦いでもあった。ペストやマラリア、インカ帝国が滅亡に至った天然痘の蔓延など異なる文明がぶつかり合うとこうした伝染病が発生する。耐性がない民族にとっては致命的だ。交通の高速化、広域化で新型コロナのような病気はじわじわとまた、時が経るにつれスピードと範囲を広げていく。ある意味、文明病ともいえるものか。緊急事態宣言の後。ここ二週間がヤマ場。できることをするしかない。
(写真は仙台市青葉区錦町公園の昨日の桜)