曇天の仙台、今日の最高気温は13度だ。熱いか寒いかの境目か。せっかくの花見時期に「コロナ禍」、踏んだり蹴ったりの飲食業界、それに屋台などの露天商、政府は30万円を配るということだが、一時的。とにかく収束が早ければ早いほど回復が早まる。
景気は連鎖する。花見を例に例えれば、人手を目当てにした売店などは店を出せない。店に品物を送る弁当などの製造業者は作ることもできない。働き手も店が出せなければ働く場所もない。貯蓄が減り、支出を控え、景気はどんどん落ち込む。まさに負の連鎖が続くというわけだ。意外に経済の脆弱さが浮き彫りになる。この事態だ。
そんな中だが、被災地宮城を勇気づけようと長崎県大村市の方々が3年前、天然記念物のオオムラサクラを寄贈してくれた。榴岡公園の一角だ。ソメイヨシノが満開を迎えその近くに若い弱弱しい枝がある。咲くにはもうしばらくかかりそうで、花芽が少し膨らんできている感じもするが・・・楽しみをもう少し先延ばししているのだろうとその場を後にした。