その日によって新聞を丁寧に読む日と、大雑把にパラパラとページをめくる日がある。最近はチェックするのは「ラテ欄」そして読者の「投稿欄」の場合が多い。ザーッと紙面を確認するように活字を追い、その日の世上をキャッチしようと目を凝らす。そんな表情の陰に、川柳の欄が目に入る
「やめるべき人が辞めたという喜劇」とある。静岡の人の投書川柳だ。よく観察していていい得て妙という言葉がすぐに出てくる。庶民は伊達に政治を見ていないぞという気迫も感じられる。普段からアンテナを張り巡らせていなければ中々こうした句は作れない。真似しようにもそんな素養もなく駄作ばかりが出てくる。
凡人は 唇を噛み 政治見る (駄作)
俳句とも川柳ともいえないような句が頭にちらりと浮かんだ。精進しなければ・・・