新聞配達は本当に朝早い。今朝も４時前には玄関に届いている。今朝の朝日新聞の社説もこの新聞配達について触れている。この配達の人は短歌を詠むようで、その作品も紹介されている。「十五夜の月を見上げる午前４時バイクを降りて手を合わせおり」をはじめ何首かの作品が紹介されている。確かに宅配制度の新聞読む側にとってはありがたいものだ。
さて、その新聞の広告欄で内館牧子の本が紹介されていた。日本の作家の本はあまり読まないが 目が吸い付けられた。書名が「老害の人」「○○の人」は良くある本の名前。広告の文章を見てみると「いるいる、こういう人．周りにたくさんいる。」とある。昔話に長い説教。趣味の講釈、病気自慢に孫自慢。そうかと思えば無気力、そしてクレーマーとある。累計百万部突破の大人気だという。まあ、あるあるの典型例だが、一瞬買ってみようかとも思ったが、人間観察の方が面白いやと思って手に取ることは止めた次第。広告はその絶妙の惹起で売れる売れないが決まる。新聞配達者の短歌と本の広告の話でした。
