イチョウ問題をどう考える

胃腸問題ではないの。
仙台市広瀬通りのイチョウの伐採問題だ。

仙台管区気象台方向から
仙台駅近くの広瀬通りに抜けるあたりのイチョウ並木を
伐採するかどうか議論が起こっている。

交通が激しく、バスなどの停車するバスセンターも近くにあり、
もともと車の往来の激しいところ。

この通りにある銀杏12本を伐採する計画だという。
先日開かれた仙台市の緑化に関する審議会でも
出席した委員から慎重な意見が相次いだ。

審議会の会長、東京都市大学の涌井史郎教授も
「数本でも救うなど最善の方法を検討してほしい」などの意見のほか、
委員からは「伐採せず保存する方法を考えてほしい」という意見が相次いだ。

市側は交通渋滞解消には木々の伐採は欠かせないとし、9月の審議会で検討結果を報告するという。
バスセンターの場所もネックの一つ、駅周辺に車が集中する交通政策の問題もある。
これらの問題を含め「杜の都、仙台」の名に恥じない
利便性も考えた解決策を考えてほしい。