「むぎのほ」通信 今年も届く

岐阜県の児童養護施設から今年も子供たちの様子を伝える「通信」が送られてきた。
学生時代、ボランティアで通っていた縁での交流だ。
最近は東京での会合にも都合がつかずご無沙汰だが、
「通信」で子供たちの様子を知ることができる。

５月連休のスポーツ大会は近くの小学校のグランドを借り、
障害物競走やソフトボール大会が行われ、
近所の人たちからは「たこ焼き」の差し入れもあったとか。
施設の職員の実家での田植え体験、
消防操法大会の応援にと地域に溶け込んでの活動が続けられている。
学生時代もボランティアというよりは、
子供と遊ぶいや遊んでもらうといったほうがいいかもしれない。
学園を卒業した今ではもう立派な大人も
どういう縁か私の消息を知り、手紙をくれたりするケースもある。
児童虐待が問題になるが、こうした一人一人の子供を社会全体で目をかける、
遊ぶ、そんな活動がもっとあっていい。
「通信」を見て学生時代のことと子供の将来を考えた。