「ほろづき」と読みます。
今では使うことがないものですが、
武士の時代、馬に乗り、合戦場でかけ巡る姿を思い浮かべてください。
鎧の背中に何やら風で膨らんだ布を見ることがあります。
あれが、袰(ほろ)、母衣とも書き、
この地名が青森県の津軽半島、今別町にあります。
私が訪れた時は次第に霧に包まれ、
津軽海峡方向はまさにどんよりとした海霧に包まれ、
見通しは極めて悪いコンディションでした。
岬の突端に立つ赤白の灯台も霧に包まれ、少し霞んでいました。
袰月海岸の岩場には、赤い二本の橋が架かっています。
潮騒橋と渚橋です。
何やら、竜宮城に向かう浦島太郎の出発地点のような景色です。
この辺り、お天気のいい日には
北には北海道の渡島半島が、
そして、東に下北半島が、また西には竜飛崎が見えます。
私がいた時間は、霧の間から
わずかに、かすかに対岸の北海道を見ることが出来ました。
「ほろづき」という由来が古く、
また風情のある名前に
何やら霧にむせぶような感傷的な気分になったのが不思議でした。
今では使うことがないものですが、
武士の時代、馬に乗り、合戦場でかけ巡る姿を思い浮かべてください。
鎧の背中に何やら風で膨らんだ布を見ることがあります。
あれが、袰(ほろ)、母衣とも書き、
この地名が青森県の津軽半島、今別町にあります。
私が訪れた時は次第に霧に包まれ、
津軽海峡方向はまさにどんよりとした海霧に包まれ、
見通しは極めて悪いコンディションでした。
岬の突端に立つ赤白の灯台も霧に包まれ、少し霞んでいました。
袰月海岸の岩場には、赤い二本の橋が架かっています。
潮騒橋と渚橋です。
何やら、竜宮城に向かう浦島太郎の出発地点のような景色です。
この辺り、お天気のいい日には
北には北海道の渡島半島が、
そして、東に下北半島が、また西には竜飛崎が見えます。
私がいた時間は、霧の間から
わずかに、かすかに対岸の北海道を見ることが出来ました。
「ほろづき」という由来が古く、
また風情のある名前に
何やら霧にむせぶような感傷的な気分になったのが不思議でした。