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『次の道を発見しよう』トヨタグループのグループビジョンと、現場との対話を見せることの意味と、そこから感じた事!

2024年03月21日 | 企業文化創り

豊田章男がグループ各社に伝えた言葉「やっちゃいけないことをやったら…」グループ会社トップらとの対話も|トヨタイムズニュース


【今回の重要なキーワード】
1、すべての経験は無駄にならない、全てが学びになる、その人を創る、人づ手に聞くのでなく、現場で確認する
2、中間のマネージャーへの助言⇒船を動かすのは自分、自分のやりたいことは何か?を心に持ち続ける
3、肩書きと権威だけではだめで、車単位、会社単位で考え、コモディティー部門では、信用、信頼を売る
4、責任を取るは生き様で見せる、孤独に関しては、一人になる場と友人、サイレンとだけど支援してくれる人に向く
5、若手の育成は、上司目線を捨て、相手に興味関心を向ける、面白いを引き出す
6、初めての仕事は、素人だ、知りたいと思うことからはじめる、そこからしか生まれない新しい物がある
7、納期は重要、しかしもっと大切なものがある、今は勝ち戦を続ける
8、はじめてを作るは、困ったことを探す事から始める
9、人をひきつける言葉、肩書きでなく寄り添いの心で
10、昔は、言われたことを言われたとやるにやるだった、しかし正解がない不確実な時代なりすべきことが変わった、処遇も変える
11、グループ企業の連携とは?自主研をつくる、ものが言える体質
12、若者に寄り添う、対立でなく一緒に向かうものをつくる、間違いを認める完全にはならないことも認める
13、仕事をまかせるとは?見せる、一緒に考える、上司部下の溝は作らない
14、会長はセンチェリーで到着するは、先入観、思い込みだと知る
15、笑顔でそれぞれの長所を一番にする
16、現場と商品のあるところに発言権を持たせる
17、トヨタのトップダウンは、トップが現場に下りること


『次の道を発見しよう』トヨタグループのグループビジョンと、現場との対話を見せることの意味と、そこから感じた事!

『次の道を発見しよう』豊田 章男さんが責任者を務める、トヨタグループのグループビジョンだ

豊田 佐吉の自動織機の発明を原点とし、未来に向けて現在のさまざまな方向を創って行く。

抽象的なビジョンなので、いろいろなこととして、それぞれの人のなかで、受け止め方が違ってくる

それはそれで良いのだと思う。

現在、トヨタもトヨタグループも、カルチャーチェンジの真っ只中であるのだと思う。

今回4日ほどかけて、労使交渉や、グループ企業の経営者、グループ企業のリーダー達と、

豊田 章男会長や、トヨタの経営幹部たちとの対話を視聴したり、トヨタイムズの記事を読まさせていただいて、

成功し続ける、大企業を変えることの難しさを感じた。

そして、それ以上に、日本企業のリーディングカンパニーであるトヨタが、

もがき苦しみながら、現場、商品があるところに発言権を持たせなければならないを実践したり、

失敗を学びや改善につなげる取り組みを当たり前に出来るよう取り組んだり、

効率や生産性を一年間凍結し、納期より安全を最優先させる風土の作りに取り組んでいる姿を、公に見せることで、

いまだに日本社会を支配している、昭和の時代を引きずった、社会の雰囲気、指摘や批判、誹謗中傷、犯人探しや吊るし上げのようなことからの

決別を社会に働きかけようとしているのではと感じずにはいられなかった。

章男さんが、常々言っている、私は権力者で影響力を持っている、その影響力を、トヨタというブランドを使って、

展開しているように思えてならない。

反対に、労使や、グループ企業のリーダーとの対話の中身を見ていると、

トヨタ生産方式の目的を、効率性の改善ととらえてしまっていた現場が以前は、あったことや、


今まさに医療の、働き方改革の法案の変更で、問題になっている、自己研鑽の時間は仕事なのか?

という問題に関して、少し配慮のない幹部社員さんの発言があったりする場面がある。

確かに、自己の成長は自分の責任、自己研鑽していくことは当たり前の事。

僕も自分を振り返って、個人的な考えはまさにそのとおりだと思う。

しかし、全ての人材がやりたいことを見つけることが出来ているわけではなく、

仕事の中で、そのことを実現させるために、笑顔でやりがいを持って仕事できているわけではない。

そんな中で、当たり前という感覚は伝播して、強制するという雰囲気を生み出していく。

そうなると、少し話が違ってくる、自己研鑽の強制は、もはや自己研鑽ではなく、

仕事で必要なスキルや、考え方、メンタル、体作りなどの仕事だ。

よく、プロ野球選手の自主トレなどが引き合いに出されるが、彼らは球団に所属はしているが、

それぞれが個人事業主であったり、マネジメント会社の経営者だったりする。

会社員と比較するのはちょっと無理があると思う、日本ではまだまだ、プロビジネスマンという考えは、

一般的ではない。

地方の中小零細企業などで、平の社員が自己研鑽を積み、会社経営までを見通した仕事をしていると、

まだまだ出る杭は打たれるし、敬遠されるし、いじめにあう可能性が高い。

さらに、対話の動画をつぶさに見ていると、勇気を出して発言していただきなどの、言葉が何度も出てくる。

これは、裏返すと、まだまだヒエラルギーが強い企業文化であり、フラットな感覚がある職場の雰囲気は出来上がっていないと感じてしまう。

目的に沿った意見であれば、反対の意見であっても受け入れる雰囲気、勇気を出さなくても、発言できる場の空気は出来上がっていないよう感じた。

さらにさらに、安全性よりも効率優先、目標が作業の標準ではなくノルマ化していて、季節労働者のような外部から来るスタッフが、

なかなか達成できないほどの高難度のオペレーションになってしまっている現実が見え隠れする。

こういったことを踏まえて、中間管理職、GM、執行役員のマネージメントスキルや、

信頼関係を短時間で築く、コミュニケーションスキル、コーチングなどの

やりがいを見出すスキルなどに関しても、人を教育するトレーナーのレベルになっていないし、教育する仕組みも

ないように感じる。

これからの課題だと思う。


トヨタグループビジョン説明会


1. 自己受容(Self-Acceptance): 自己受容は、自分自身をありのまま受け入れることです。これは、外見や性格、過去のミスなど、自分の弱点や欠点を理解し、それでも自分を大切に思うことを意味します。自分を否定せずに、自分を受け入れることが自己受容です。例えば、「私は完璧ではないけれど、それでも自分らしさを大切にしよう」と思えることが自己受容です。

2. 自己承認(Self-Approval): 自己承認は、他人の意見や期待に左右されず、自分の価値や信念を受け入れることです。他人の評価が重要ではなく、自分の中で正しいと思うことに自信を持つことが自己承認です。例えば、「他の人がどう思おうと、私は自分の信じる道を進んでいく」という態度が自己承認です。

3. 自己肯定感(Self-Esteem): 自己肯定感は、自分に対するポジティブな評価や自信を指します。自分に価値があると感じ、他人と比較することなく自分を大切にできることが重要です。例えば、「私はできることがあるし、自分には素晴らしい特長がある」と考えることが自己肯定感です。

4. 自己効力感(Self-Efficacy): 自己効力感は、自分が目標を達成できるという信念や自信です。困難な課題に取り組む際に、「自分にはできる」と思えることが自己効力感です。例えば、「難しい科目も、努力すれば理解できるし、成績も上げられるはずだ」という自信が自己効力感です。


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【 右腕創りコンサルタント 】

コンサルティンググループ 大分メンタルフロー研究所 匠

      代表  石川 保幸

 連絡先 : 携帯電話 090-1366-4882
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