チョー楽しいメンタルフローな組織創り

企業文化、環境変化を利用した自然な人づくり、心理的安全性、フロー、社員研修、アドラー心理学などを中心に投稿

【ストレスチェック義務化の背景2】

2015年03月23日 | ポジショニング

【ストレスチェック義務化の背景2】

また2つ目の背景として、自殺者数に占める被雇用者・勤め人の数が無視できない割合であることが上げられる

内閣府が公表している自殺者の統計である。

このうち被雇用者・勤め人の数は2006 年以降、全体の約3 割近くを占めていることがわかる
   
ここからも、経済環境の変化に伴う、労働環境の悪化が大いに考えられ

   経済環境の変化→過重労働→メンタルヘルス不調者の増加→自殺者増加
   という図式が見えてくる!

  ここで、ストレスチェック義務化の経緯からは少し趣旨から外れるが、

大切な問題を1つ提起する、その問題は、421万件に対する、

3000人の自殺者(警視庁調べ)という数字に表されている・・・・

被雇用者の自殺者数が毎年8000人前後であるから、自殺

者全体に対する割合はかなり少ないかも知れない!しかし、8000人という数字は

全企業従業員数が4013万人に対してであるから、

431万件にたいする3000人という数字は本当に逼迫した問題の数字だ!・・・

この421万件は全企業数、3000人は経営者の自殺者数だ、

しかも個人事業主のみの数字である!

企業にとって経営者は、ダイナモであり、モーターであり、エンジンだ、

その牽引していくべき経営者自体が、従業員以上にメンタル不調にあえいでいることが見えてくる。

労働者のメンタルヘルスをマネジメントするべき人間が病んでいては、

ストレスチェック導入が十分な、効果を発揮できるわけがない、

まずは、経営者が、率先して、ストレスチェックを受けていただきたい!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする