「絶対権力は腐敗する」
「人間は生来悪である」
「理屈や理念はまず慣行として確立してから機能する」
ジャニーズ問題でもそうだが、政治問題でも、各種組織内外の「公正」さを確立するときでも同じことである。
「絶対権力は腐敗する」これは敢えて言及しなくてもいいだろう。
日本だと、ジャニーズ事務所が一時は天皇家でもできない程の「絶対権力」化してしまったけど、日本のジャーナリズム"自称"体現者様達の醜態は無様過ぎて傑作の部類に入る。「絶対権力化」を止めるのがあんたらの最大の任務じゃろ!!芸能だから良いのか!!そんなこと言っとると巧妙な方法でまた政治も独裁化されるぞ!!
もう上級階級のなすがままにされてるけど!!
私個人の意見としては、SMAP公開謝罪の時こそ「天皇のお気持ち」とやらを表明してほしかったね。今の制度では無理だし、そこまでは当時も当然期待していない。私が絶対権力者、独裁者なら必ずそうした。思い上がりもいい加減にしろとジャニーズ事務所を制裁。ついでに公共財産である電波をそんなことに使うなとフジTVも停波にする。
いくら、泣かそーね先生などのせいなのか、自民党内の申し送りマター（MATTER）だったといえ、世界最悪の未成年性加害（虐待）をお見合いのまま傍観し、半ば自分を騙してまで黙認していたのだから。彼らにとってジャーナリズムは自らがカッコつける為、威張りこける為の外面を取り繕うアクセサリーでしか無かったのだ。
「和魂洋才」などと言う戯言は肝心なところで「魂の抜けた腑抜けでは、そんなことはできないのだ。」と痛感できよう。こんな奴らが権力の監視役なんて務まると思いますか。ただの不戦敗野郎ですよ。
そして「人権」ですかね、何が人権侵害に当たるのか理解していないといけない。先進国基準なら「人権」意識の成り立ちの歴史、そして「特権」のことに注目して、なるべく「特権」を認めないようにしなくてはならない。「特権」をどういう人達に認めるべきか、どういう場合に容認すべきかも吟味しなくてはならない。
以前、東海大相模の監督だったかな。「ドラフトは人権侵害」とほざいた人がいた。いや、それならドラフト制度が成立するとき、成立してからでもその年のドラフト開始前に意義を唱えなきゃならんでしょう。
しかるべき理由があって、どうしてもある球団に入団したくない場合は、指名球団が合意すれば、他球団とも取引できなきゃならん（大昔の江川事件は対応が遅すぎる。当時は、球団格差の問題を突くべきだった。巨人優遇問題も結局は外圧、野茂の大リーグ行きから崩れた）
大リーグへの道が開拓されたから、日本も渋々プロ志望方法や待遇を改善したのだ。
馬鹿な奴だと気に入らないことがあれば、何でも「人権侵害」にして文句を言い出す。そういうときほど公開討論すべきだった。
さて、次は「人間は生来悪である」に移る。
性悪説に基づき法の網目を塞ぐ立法化、対策を打たなくてはならない。
まあ、これも当然なことのはずだが、日本人はこの面でも徹底を欠く。
政治家も本当は悪いことしてお金儲けしたいから、敢えてザル法をつくるんだろうと勘ぐりたくもなる。
けれど、政治家に最も必要な本質の一つは「絶対権力への追求力」で、とにかく有能ならば、ある程度の「特権」を認めないと、岸□らの様に虚栄心ばかりで無能な奴らばかりがはびこることになり、始末の悪いことにそういうのに限って有能な政治家と同等の欲望だけあり、国は富まないのに国の財産だけは減っていくのである。近代民主主義の基本は徹底的な人格悲観論で成立している。
そして有能、人徳あふれる人にとっては今の政治の場など、人間の我欲など醜い腐臭ばかりが漂って、そのくせ、制約の鎖ばかり多く行動の自由も乏しい魅力ナッシングなところなのである。支持者と桜を見に行ったりエッフェル塔観光に行くのも憚られる。有能、人徳あふれる人はそんなことをしたいかどうかにかかわらず、そんなことでケチをつけられるのも嫌う。
さて、次は「理屈や理念は、まず慣行として確立してから機能する」か。
感染症対策など開発途上国支援にも言えることだが、最新鋭の機器を援助してあげても、電力・水道等インフラ未整備や技術不足で有効に活用できない。
だから現地に合ったものを提供しなくてはならない。
同様のことが制度設定においても言える。いくら理想・あるべき姿を追求したくても、人間が腐っていれば、思い通りに制度運用ができない。
私の前言に対して「何言ってやがる??皆、真面目な人達ばかりだ。」と反論もあろうが、何も道徳的に腐っているとは言ってない。腐っていないとも言わないけれどさ（笑）。ジャニーズ問題という格好の教材があった今「金縛り」となった報道・放送関係者や警察など固い義理・人情で繋がれた同盟の"不気味な"姿を見せつけられたばかりでしょう。
情実人事や忖度など無く、性接待どころか通常接待もなく、舞台もドラマも真の実力主義のオーディションを経て起用・選出・登用される。はい、そんなことが今すぐ実現できると思いますか。思うと言う人は徹底的な偽善者か低能・白痴だと思うのですが。。まず、慣行でどうなっているか、心を空にして観察し、どこか改善可能なところから実際に運用していかないとできないんじゃないですか。
運動実技の前のエクササイズと同じことですよ。余程の天才で無い限り、練習でうまくいかないのに実演で成功できないでしょう。
例えば、出来レースのオーディション、既に事務者や有力者のコネで主役が決まっているものを「詐欺罪」で罪に問うことができますか。そんなのももう無しにせんとイカンですよ。
