ぶらいやWATTY 探求の泉

人生も残り少なくなってきたので、単なる近況報告となります。

AKB総選挙について

2011年06月13日 04時53分37秒 | 今日又は最近のニュースより
朝のニュース・ワイドショーで民放各局が報じていたらしいが(私はそのうちの1,2局だけ見たが)、あんなに大きく伝える必要のあるニュースなのか疑問に思う。

私も若くてかわいい女の子は大好きなので(一目で好きになるが、態度や話しぶりで幻滅ということもあるけどね)、芸能界の各分野で生きようとする女の子達の奮闘が報いられれば良いと思う。彼女達も芸の向上、容姿の改善や改造(つまり整形)に大いに努力していると思うが、ほとんど使い捨てに終わると思われるのが悲しい。

初期に秋葉原プロジェクトとして「会いに行けるアイドル」として発足しようとしていた頃、興味本位で時間があったら覗いて来ようかと思っていたことを思い出した。
だが、企画プロデューサーが秋元康氏であることも同時に知り、それを取りやめた。

彼はおにゃん子クラブの時に、後藤次利氏と一緒に「商品」に手をつけているし、セガや裕木奈江等にまつわる悪評を知っていれば、また、「新しい若い女の子」や「金づる」が欲しくなったのだなと思っていまう。誤解かもしれないが、ごく近しい周囲を除き、関わった人達も一緒に幸せにしない、いや、それどころか不幸にする印象がある。

とは言っても、近年の芸能界はどこの事務所も程度の差こそあれ似たりよったりで、秋元氏や電通への非難が大きいのは、程度の問題、つまり搾取の度合いが酷すぎるからであろう。

マニアというか、ファンでもサポーターでも何でもよいが、CDを複数枚、それも百枚・千枚単位で購入するのは、そういう行為をする者が親類や友人なら諌めるが、どうしてもそうしたいという強い意志があるなら仕方ない、したいようにさせるだろう。
後で猛烈に後悔しないことを願うだけである。

選挙の演説?や開票の様子など、場面を切り取って見たら感動するのかもしれないが、芸が向上しても無意味で、若くてかわいい女の子が奮闘するところが見たいだけ、とか、その過程で自分達が思い入れる・のぼせあがるのが快感・楽しみという感じにしか見えないので、かえって閉塞感があるように思える。

本当に各個人のファンならば、早く卒業して一本立ちし、芸の進歩・向上や加齢を問題としない容姿・佇まいを楽しむことを願うのではなかろうか。
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えびす営業再開断念について思う

2011年06月10日 04時58分07秒 | 今日又は最近のニュースより
4人の死者と多数の重篤な患者を出した焼肉酒屋えびすが、営業自粛店舗の再開を検討していたが断念し、取締役を除いた社員全員を解雇したと緊急のニュースで知った。

おそらくそうなると思っていた。また、たとえ再開したとしても地方は都会より不祥事や事故に厳しく、来客数の激減は避けられず、早い内の倒産は必至であっただろう。

勘坂社長の逆上会見が記憶に新しいところであり、週刊誌(新潮・文春・大衆等)には名誉毀損レベルの書かれ方をされていたが、まだ、人格的には問題の無い部類である。被害者への補償逃れのため計画的経営断念の疑いもあるが、銀行の融資引き上げや行政等の再開難色の意向もあって経営の先行きの見通しは極めて厳しく、倒産前の社員解雇は良心的とも思える。

銀行は融資に当たって経営者個人の連帯保証をつけていると思うので(本当はこんなことを認めるのは変だと思うが・・・その点に関する理由・感想は後日)、資産隠しは困難だろう。しかし、今後の収入の途が閉ざされてしまうから、被害者への補償などの責任もとりようが無い。どうするのだろうか。

今回、死者を出したので叩かれているのだろうが、各業界で、人格的にも道義的にももっと酷い経営者はゴロゴロしている。"池に落ちた犬"への叩き放題状態である。そのくせ、今回の事件で最も悪質と思われる食肉卸業者の大和屋商店に対してマスコミの追求が突然のように止んだのは理解に苦しむ。健康被害者も出なかった不二家や赤福等の叩きぶりは何だったのかと憤慨さえする。

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疲れが酷く帰宅したら、風呂・シャワーしたら寝るという状態が続いていたが
ようやく復調の兆しが現れてきた。風邪もひいていたようだ。
前回記事の続きは、週末にでも書こうか。あくまでも予定だけれども。
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(ここまで6/10 一部訂正6/13)

今回の食中毒事件。日本では死者が出たことのない腸管出血性大腸菌O-111で初めて死者を出した。
焼肉酒家えびすにおける食肉の取り扱いが余程ずさんだったため大量の大腸菌が生育してしまったという見解もあるが、現在までのところ、以下の情報が入ってきた。
・納入された肉で一部ブロック肉で無かったものもある可能性あり。
・脳症まで行った患者が回復しているケースがある。今までの菌と違う変種である可能性あり。治療方法も従来と異なる方法をとったとのこと。

私、個人として思うが、生肉を提供しないのならば、何度も書いているとおり、えびすの衛生管理は他の飲食店チェーンと比較して悪くない。
経営首脳陣にもう少しだけ食肉の知識があれば良かった。せめて、自分のところや納入元に特殊な衛生管理のノウハウが有るなら別だが、何故他店は追随して来ないのか一考すべきだっただろう。
少しでも美味しいものをつくる努力や研鑽に比較したら、衛生管理に必要な勉強や労力などはその1/50にも及ばないだろう。逆上会見と併せてかえすがえすも残念であった。

(ここまで6/13 一部訂正6/14)

もう10年以上前になるのか、堺市のO-157を原因とする食中毒事件でも「うちの子は給食を食べただけなのに!!」と突然の死亡事故を嘆き悲しむ声があったが、そうその程度のことですら、人間は死んでしまうことがある。

肉の生食の危険性は既にそのころから行政機関や研究機関、一部の業界関係者から訴えられてきていて、各店舗への巡回説明等でも言われてきているはずなのに、「罰則が無いから」とか「事故はめったにない」とか耳を貸さず、また、マスコミも軽薄な快楽主義者の「美味しいもの」「かわいいもの」「すてきなもの」と食・ファッション・レジャーばかり追い求めて放送・宣伝し、食中毒の危険などの「辛気臭いこと」など無視して、"韓流"か何か知らないが、とうとう危険性の高い領域まで快楽の一般化を推し進めてきたのである。

「災害は忘れた頃にやってくる」「不幸は幸せと隣り合わせ」「有事はいつでもそこにくる」のである。
NHKの放送を休日出勤時の報道状況の確認のために見たが、「(肉の生食の危険について)そんなこと全然知りませんでした」と言っていた女性キャスター?がいたが、「おまえらがこんな辛気臭いことに全く関心無かっただけだろう。昔から言われていたわい。美味しいものやかわいいもの、楽しいものばかり追い求めてきたスイーツ脳だからだ。」と思った。

恐るべきは、二律背反無視の妄想追求思想+スイーツ脳である。

(ここまで6/16)



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