不適切な表現に該当する恐れがある内容を一部非表示にしています

ぶらいやWATTY 探求の泉

人生も残り少なくなってきたので、単なる近況報告となります。

最近の学生のリスクヘッジに思う

2011年10月30日 13時01分03秒 | 社会問題
日本の富が、政治の音痴や混乱や売国卑下行為でみるみる無くなり、学生達の進路にも暗い影を落とし続け、ずいぶんと長い年月が過ぎた。

2,3年程前の話になるが、最近の利口な学生はリスクヘッジが上手いという。
退官される大学の先生とお話ししたのだが、一流大学の肩書きにこだわらない。
優秀で家庭も裕福な学生なら、青春時代の楽しみを犠牲にせず、いわゆる一流大学に入れば、組織型人間としてある程度従順である等の条件はあるが、学閥や閨閥の庇護を受けられよう。

そうでない学生の話で、家庭にはどれほど進学のための金銭的余裕があり、資格と学歴をあまり無理せず積み上げていくにはどうしたら良いか、しっかりとメリット・デメリットを考慮し、リスクヘッジしながら、進学や資格取得をなしえていくのだと言う。

我々の時は、無謀な希望や目標を掲げ、しかも無理で非効率的な勉強を自らしたり、進学ブロイラーによって無理やりさせられてきたり(そうしなければ、学校や先生から人扱いだった)して過ごしてきたら、隔世の感がある。自分の場合は、それだけが原因でも無かろうが、体調を崩したりして良いことは何も無かった。やはり、裕福な家庭で良き指導者や教育者が必要だよ。日本でエリートになるには。

少し脱線したが、とにかく、無理せず学生生活を可能な限り楽しみながら、自分の能力を冷静に分析して学歴や資格を積み上げていく、例えば、医師になりたいが、そうでなければコメディカルを狙い、名誉や体面でなくQOLを追求する。そして、文系の重量資格は、余程優秀でない限り司法試験や会計士試験の合格者でも厚遇は儚い夢と化している現状なので、比較的取りやすい資格で我慢し、社交的能力や人脈を築きカバーするとか、本当に冷静に人生を歩んでいると聞く。

20~30代の女の子も贅沢言わないし。。。

ま。とにかく、大したものだ。冷静な分析と実行力。
無謀な夢など見ない方が良い。夢に賭ける熱い生き方にもまだ憧れるが妄想域突入になっている人々も多いから、やっぱり現状認識が的確であることがこれからの人生に必須だな。

公務員志向の若者も多いらしいが、リスクヘッジやセーフティネットは自分で張って置けよ。国は当てにならないよ。そして、仕事はつまらないかもね。

才能が無ければ、こんな境遇なら理想的だったのにな。

・親・先祖からの裕福な財産や家業あり
       +
・国家資格(できれば排他的独占でき、可能な限り上位の資格)保有
       +
・公務員、インフラ関係企業、強固な閨閥等の一員になる

医師・看護師等の医療関係は別として、土木系公務員も途中退職が目立つが、あれはとりあえず行政との関係を構築してから家業を継ぐのか、官民どちらに勤めても業務内容にさして変化が無いのか、どうなんだろうね。

(2011/11/26追記・修正)




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東海大・菅野投手のドラフト騒動について

2011年10月30日 09時14分07秒 | スポーツ-球技についての感想
日本ハムが、巨人(読売ジャィアンツ)と一族同士で相思相愛であった菅野投手を2011プロ野球ドラフト会議で強行指名し、2者抽選の末に交渉権を勝ち取った。

日本ハムが行った行為は、道義的にもルール上も全く問題ない。
であるが、私は日本ハムに対する印象は悪い。

なぜなら、日本ハムファイターズの梨田監督が自分にはそのような権限はないと前置きしながらも「前年度も強行に近い指名をした、ドラフト1位の斉藤祐樹投手の背番号を剥奪して菅野投手に与えても良い」などとトンデモ発言をし、チームの所属選手についても入団後のフォローが乏しい、いわゆる、「釣った魚には餌をやらない」ような話を伝え聞くからである。
日本ハムもそのような遺憾な発言が有れば、フロントがさっさと訂正しろよ!!

プロ野球は競争世界なので、それが公正であり、そして"実力や実績があるのに首脳陣の偏見や好みで"起用されない等の不満がある場合は他チームへの移籍などの救済措置が有れば、チームとしてのアフターフォローも無くても良いと思う。

今までも言ってきていることばかりだが、ドラフトにも日本の問題点が凝縮されている
以下、簡潔に列挙する

○個人の名誉や待遇は所属団体を通じて得られることが多い。なので対外的に権力や圧力の強いとか魅力的な団体に所属すれば良い目に遭えるが、そうでなければ、同じ仕事をしているにもかかわらず劣悪な待遇となってしまう。日本には職能別組合の結びつきは乏しく団体別組合で無いと力が無い。その組合とやらも御用組合になってしまいがちである。

○本来はリーグ又は日本プロ野球機構(NPB)全体で行うアフターフォローが、所属チームごとになっているので、ますます貧乏球団や自社宣伝のみに傾倒しているシブチン球団に選手が入りたがらないのである。もし、FA→大リーグルートが無かったら、全球団歓迎選手も減っていることだろう。
日本においては、理念に沿った組織・団体の広域的結合力が乏しいことが問題である。
そのくせ、利害に沿った場合は即座に結合しやすい。原子力発電所問題でも浮き彫りになったが監視組織と推進組織の結合、学閥や閨閥(他国でもあるが日本の場合は節操が無く、場合によっては自然法則や自明の理などの「神の法則」にさえ抵抗する)。

○巨人・渡辺オーナー(退任したはずなのにいつのまに復帰したのか?)や東海大学・原貢氏のように、不本意な結果になれば「憲法違反」「人権蹂躙」と言い出す。
ドラフトが導入されたり逆指名制度が廃止された経緯を考えれば、欠陥が残るだろうが制度導入はやむをえない。もっと早い段階から発言するべきである。自分達だけは良い目に遭えるとか大丈夫と思っていたのだろうか。
菅野投手も拒否権があるのだから、どうしても嫌な球団ならば家族会議でも何でもして面会の上、明確に拒否の意志を伝えれば済む。

○本来は、巨人を主人公にしたドラマ仕立ての球技、いわゆる巨人劇場だったプロ野球が、国際的関係や競技の公平性を求められるようになり競技スポーツに脱皮・変質し、日本人の価値観とずれてきている。競技スポーツを追求するのか、日本独特のスポーツ(巨人劇場に戻るのか、それとも他の要素を盛り込んだ全く別のものになるのか)にするのか、本質や問題点を暴き出すくらいに明確にした上で、もっと真剣に議論し方向を見定めるべきである。できれば、利害の無い者同士で議論し結論を出して、プロ野球側に衆目の下に提示したほうが良い。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

生食用食肉の規格基準等について

2011年10月23日 17時07分52秒 | 食品・薬・環境問題
思ったとおり、罰則付きのかなり厳しい基準が設定されてしまった。
今月1日に既に施行され、基準等に関する説明会が全国各地で開催されている。
「生食用食肉として販売される牛の食肉(内臓を除く)」として、ユッケ、タルタルステーキ、牛刺し、牛のタタキまで対象となっている。生食用馬肉については引き続き衛生基準通知(平成10年策定)により管理し、生食用牛レバーや鶏肉も今後、順次規格基準設定の検討に着手していく。

この詳細に関心のある方々は、各自で、厚生労働省や食品衛生のサイトを"勝手なデフォルト設定により使いにくく"なったグーグルなりヤフーなりで検索し調べて欲しい。私もある程度まで語ったり書くことはできるがそんな時間は無いので割愛する。

役所に規制を全て委ねてしまえば、しかも事件・事故の責任まで執拗にマスコミや大衆に問いつめられば、肉塊の温湯加熱や処理後の残存細菌検査などの実験結果を揃えて、今までとは比較にならない設備や加工手順などのため高コストになり、客に提供できなくなる店舗が続出するほど、厳格な基準が設定されるに決まっている。

元々リスクのあるものを、それらを十分に除去できない手順や方法で安全に食べたいという虫の良い欲求なのに、あたかも管轄の役所が悪いと責め立てればこうなる。

肉は焼いて食べれば良いんだ。何が食文化を守るだよ。食文化を守るならベネフィツトとリスクを十分に勘案し、業界で自主基準を設定しますと何故言わない。そんなにお上思想に毒されているのか。そんなに管理・規制されたいのか。そうしてもらわないと業界全体が暴走して限界を超えてしまうほど頼りないのか。

業界が悲鳴を上げるほどの厳しい基準なのに、厚生労働省の立場は「牛肉の生食を推奨するわけでも、また100%の安全を担保するものでもない。牛肉の生食は基本的に避けるべきである」という見解である。

しょうがない。腸管出血性大腸菌による死者を年間1人未満にする目的(腸内細菌科菌群の摂取時安全目標値が0.014cfu/g)なのだから。

これから、ユッケ等を食べたい人達は秘密結社や上流階級とか生食愛好家のパーティを開催し、シェフを雇って(シェフ経営の店舗で行うと店が営業停止処分になるおそれあり)パーティ会場に設置された厨房施設で腕を奮ってもらい、主催者が「今宵は存分に肉の生食を堪能しようではありませんか。」などと参加者に言いながら、自分達だけで満喫するしかないだろう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近心身不調もあり、休養で漫画やスカパー見ているが

2011年10月01日 18時20分39秒 | スポーツ-球技についての感想
ラグビー・ワールドカップ2011面白いな。
イングランドVSスコットランド。スコットランドのパターソン選手大丈夫だろうか。

スカパー無料開放なので、全日本プロレスやWWEスーパースターズ、NPBセ・パ中継も見たが、すぐにチャンネル変えた。
全日本プロレスでの曙・浜のSMOPはすぐに飽きた。WWEはテッド・デビアス(Jr.)VSタイソン・キッドはなかなか良い試合だった。昔、全日本プロレスに参戦していたテッド・デビアス氏の次男なのか。プロレスは全然見る機会も見る意欲も近年無かったから随分選手も様変わりしたんだな。

スコットランドは惜しかったな。

(2011/10/11追記)
先月からの両足痛に続き謎の腰痛発症のため、スカパー等見ることもできない。
ラグビー・ワールドカップ2011も結果だけ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本の野球

2011年10月01日 09時51分37秒 | 社会問題
日本プロ野球は
①多彩な才能や個性を含めた総合的な野球の実力・魅力を、明確な基準をもって結集させることができない。
例えば・・・
○実績のある選手より期待の新星、それも実力が優るならともかく、明らかに劣っているにもかかわらず熱狂的に求める「白馬の王子様」「彗星スター」渇望が大きすぎる。デシンセイより長島一茂(スワローズ)が顕著な例。
○他チームの選手に、それ以上に日本人以外にタイトルを取らせたくない排他的症状
カブレラ(ライオンズ時代)やローズ(バファローズ)に王選手のシーズン・ホームラン記録(55本)を破られないよう執拗で惨めな敬遠策をとる。
○1チームの所属外国人数の制限(これは日本が多民族国家を容認しない点で止むをえない面もある。人種間のパワーの差もある。)
○あまりに協調性や社会性に欠けるならやむを得ないが、個性の強い選手は過度に叩かれるし、実力以外で選手起用が決められることが多い。
○組織として世界的な野球の普及に貢献した実績が無く、それどころか日本国内のプロアマ間の壁も撤廃できず、高校・大学・社会人・プロとそれぞれの集団の利益を飽くまで追求する。これもまたやむなしの面もあるが、何故か、特に高校野球とプロ野球が「青少年の健全な育成」「教育のため」とか「ファンのため」「野球界全体のため」と掲げる目的とその行動が不一致・矛盾が目立つ

(とりあえず、ここまで)
(2011/10/11早朝 追記)
腰痛のため、続きを書くには姿勢がつらいので後日。
梶原一騎作品等野球漫画や箱根駅伝にも言及予定
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする