漫画家の吾妻ひでおさんが亡くなった。
吾妻ひでおさんの漫画で私が読んでいたのは「ふたりと5人」「チョッキン」までで、有名な「ななこSOS」と「放浪日記」「失踪日記」等は読んでいない。
「放浪日記」「失踪日記」等はニュースやドキュメンタリー番組だったか記憶は定かで無いが紹介されて私が知っていたような。
印象としては「ど根性ガエル」の吉沢 やすみさんと重なっていて、どちらも漫画創作に苦しんでいて(吾妻ひでおさんのほうは編集者に苦しめられた感が強そうだが)挫折と破滅を経験した。
そこらへんのいきさつを聞いて、「プロの漫画家って生きるのは大変なんだ。」「漫画家って売れないとゴミ扱いだし、売れたら馬車馬。」とあまり良いこと無いんだな、と思っていた。どんな職業も辛いことはあるのだが、プロの漫画家というのは売れても自由がますますなくなりもっと辛いことになると思っていた(今はそうでも無いらしいが)。
とにかく「本当におつかれさま」でした。
このあと、いろいろ書き綴ろうと思ったが時間も無いので簡潔に。
・コミケ等アマチュア漫画家にとどまるのは(コミケにプロや企業も居るけど)、辛い不自由さと逃れることも理由なんだろう
・最近、漫画を真剣に読みすぎる人が多い。絵が荒れるとか、ストーリーに無理があるとか。最近はあまり漫画読んで無い(喫茶店で読むだけ)けど、死んだはずのキャラがいつのまにか生き返っているとか、突然改名したとか、昔から漫画読んでいたらもっと仰天することあるよ。「ブラックエンジェルズ」死亡キャラ復活が「細かいこと」)とか「アストロ球団」(突然改名)とか。
・最近「週刊少年マガジン」は恋愛もの多いんだね。熱血ものやヤンキー外道ものは流行らないのかね。「死なないで明日川さん」が打ち切りのような終わり方だが、あれ意外に斬新な設定だよ。惜しまれる(作品の)死亡ですな。