ぶらいやWATTY 探求の泉

人生も残り少なくなってきたので、単なる近況報告となります。

改革、想定外、危機管理、夢・理想・・・・・聞き飽きた

2011年05月28日 09時00分42秒 | 日常生活
国家公務員給与を1割削減し、東北等被災地の復興費用にあてるという。

何故にいきなり格好よく宣言して大見得を切るのだろうか。愚かな政治屋連中は。
特に民主党の連中。
彼らは公約は一つも実現できず、嘘つき・詐欺師呼ばわりされているのだから、まず解散・総選挙でもう一度信を問えばよい。

表向き強硬な組合が窓口になるだろうが、まずそのように提案。
そして波及効果(悪影響も)や利権のために無視・放置されている支出等も考慮して、わかりやすく説明できるようにしてから発表すべきだろう。

実現可能性や科学的根拠、各種関係団体との調整と結果等を取り揃えてから(急ぎなら発表と同時進行でも仕方ない場合も多々あるが)、発表すべきであろう。

日本の上層部はどうにもこうにも虚栄ばかり求めたがる人が多すぎる。
人間は誰しも、格好良いことや華やかなことを求めることが多いと思うが、まず裏づけというか輝かしい看板を支える衝立等を地道に作ることも必須だ。

国家非常時であり今後も艱難辛苦が予想されるのだから、ある程度の給与削減はやむを得ないだろう。しかし、民主党が宣言した各種公約撤回の口実や閨閥等の利権温存ゆえ、その場をしのぐだけの生贄措置と思うので、公務員側も徹底的な反論や抵抗をすれば良い。

まあ、おそらくは徹底的な実施はできまい。公務員側の幹部等に甘い汁を吸わせれば、下層職員に比して優遇的措置をすればなんとかなると刹那的人気取りに奔走する政治家は思うかもしれないが、ありとあらゆる報復・妨害措置が、特に共同体的(原子力ムラ等)組織に生きる日本人社会では、次々と放たれて幹部連中も安閑ともしていられないだろう。余程の権力を有していれば話は別だが。


確かに、国家公務員や地方公務員の霞ヶ関や本庁で働く人達は優秀で我慢強い。
事務処理能力も高く博識である。

代わりはたくさんいると高をくくっている人達も多く散見されるが、実際交代してさせることが仮にできるなら、民間でもかなり優秀な人で無い限りおそらく業務をこなすことはできないだろう。

日本の受験入試制度そのものが官僚的人間を育成するのに偏ってしまっているのが問題なのだが、飛びぬけて優秀な人間や特殊な才能のある人間、個性的・癖のある人間、病気や家庭的事情のある人間等を除くと、学歴は記憶力や事務処理能力とほぼ相関があるように見える。

興味が乏しい知識を頭に入れ活用し、時間制限のある試験問題で瞬時で取捨選択を行い解答できる問題に目をつけ論理的に解答する(マークシートなら条件反射やありえない答えを最初から除外する能力も鍛えられる)

この種の能力の長けた人間でなければ、法令や通知を作成、また刻々と変化するそれらを行政で運用させていくことはできない。内部組織のカルト化や利害調整等が酷すぎて無意味に複雑化する弊害もあるが、選出される政治家があらゆる意味で酷すぎてそれは改善できない。また、論理的でなく二律背反なことを求めること(ゼロリスクでメリットだけほしがる白昼夢好き)が多い国民も原因だと思う。
「水戸黄門」崇拝のごとくお上思想に取り付かれ、やたらと都合の良い行政の介入、つまり「公平さ等を希求せず罰則が緩く罪に寛大、それでいて、各個人や団体の利害調整等の困難さを見ずに自分達の利益だけ与えてくれる行政力」を欲するのである。

思うに、教育制度、特に入試制度の抜本的な改革が必要だ。しかし、それには日本人の意識が変化しなくてはならない。
急成長する民間企業では学歴を問わなくなっているという。ある程度の能力が有れば金儲けさえ出来れば良いからだろう。企業が大きくなると組織内外の調整能力や社会貢献意識や遵法精神の理解(利益追求のため多少の悪辣さはあっても、他者に付け込まれる隙を見せない精神・技術)が求められ、それ相応の人材が必要になり、それらは従順で規律正しい人間育成過程を経た人間である(体育会系とか育ちの良い高学歴、生真面目な苦労人等・・・例外も多いが)

少し脱線した。もう少し脱線しようか(笑)。

(一旦中断 5/28 17:27、一部訂正5/31 4:00)

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最近、遅い帰宅が続いたせいか、疲労感がかなりひどくて睡眠をとったが改善しない。
続きは暫く間をおきます。(6/2 1:15)
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お上思想。本当にどうにかならないものか。
何でもかんでも行政等のお墨付き、介入、道しるべを求める。

法の重要性や限界、超法規的措置がなされるべき時や伝家の宝刀を抜き必ず実行・執行する重要性も理解されていない。

法律教育、基本的なきまりやできれば不人情な具体的事例、そして立法の大切さや意図する社会的効果を求める策定の困難さを知る機会が必要だ。

(久々に書いたら書こうと思っていたことを忘却した 6/168 0:18)








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えびす食中毒事件の今後の対策等に呆れた

2011年05月21日 15時23分39秒 | 社会問題
NHKクローズアップ現代「なぜ防げなかったのか」や富山県知事の発言「砺波店に立ち入るべきだった。監視数を増やし時期を分散する」→「しかし職員は増やさない」に呆れた。
現状把握もズレていれば、ズレた現状把握に対しても対応が狂っているか間違っている。失望と苦笑がとまらず、多忙の上面倒くさいので簡潔に列挙する。民主党政権や東京電力を笑えない。

保健所・・・人員の削減及び対処する業務量及び種類の増加。通常業務で満杯で処分時や非常時に必要な時間や人員も不足。少しでも経験を積んだら若手はすぐ本庁へ行き現場感覚を喪失(現場に居続けるような輩は出世できない)。現場経験の軽視及び経験や伝承の断絶。統廃合の未完や途中放棄。業務に必要な専門家の採用や育成が全くできない。保健所=雑用屋扱。科学的根拠となる検査室等の脆弱化。

住民・・・熱処理した食品でさえ美味しいものが溢れているのに、危険な食感や味を貧欲に求める。自分達だけでなく寄生虫や細菌も高栄養価の食品が大好きなことを忘れ、安全に生食できることを求めている。

厚生労働省・・・保健所の問題を国にそのまま相似的にあてはめて見ればよい。研究所については知らない。罰則付きの法制化の前に回りくどい調査や指導をさせたがるのは何故?

えびす経営陣・・・彼らに対しては酷すぎて言葉が無い。食肉の知識があり信頼できる良質の肉を仕入れてトリミング等をしっかり実施している経営店に聞けば、いかに彼らが素人で危険極まりないかよく理解できるよ。日本人でも朝鮮・韓国人(と思われる)経営でもしっかりやっているところはやっている。
私自身は北朝鮮や韓国、日本を陰に陽に呪い続ける在日野郎に対しては嫌悪感半端無いが、日本及び日本人に仇なすことが無ければ怒りは無い。
国籍問わず酷い奴らを憎むのである。

「高い値段をとっている店でも決して安心ではないが、安い値段の店は絶対に信用できない。」ということだ。私は何度もそう発言した。
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昨日の早朝、昨日帰宅後

2011年05月18日 02時06分21秒 | 日常生活
昨日の早朝。またイチローの夢を見た。
イチローが特殊なトレーニングをしていて、自分も何か試しにやらせてもらった。
あと、他に続けて何かを見たような気がする。。。
思い出せない。


帰宅は9時過ぎで夕食はサンドイッチといちごしか食えなかった。
携帯のSIMカードが突然認識しなくなった。一旦電源を切って差し込み直したら、なんとか復旧した。何も強い衝撃を与えていないのに何故なのだろう。
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妄想させてもらう

2011年05月08日 09時50分13秒 | 妄想
民主党迷走政権の誕生から、NZ地震留学生死亡事故、東日本大震災、それに伴う原子力発電所問題、そしてえびす食中毒事件と立て続けに大惨事が発生し、しかも休息があまり取れず陰鬱な気分になっているので妄想したくなってきた。

日本(世界を含め)の未来社会は、郷土やそこに根付く強固で健全な絆(因習の束縛や全体主義的でないもの)を建設し、それぞれを繋いでいく社会にすることが大事だとますます思うようになってきた。
具体的な方法論に関してイメージは完成していない。妄想もできないというところである。

今年も既に4ヶ月余りが過ぎ、多くの人達が人生の舞台から不本意にも思い半ばで強制的に去ることとなった。あまりにも短命であったり、生来不自由な身体で生きる人達の人生を思うと、ありふれた表現であるが人生というものは空しく執着するものでないと思う。
しかし、現実は厳しく、あまりに虚無的にもしくは世俗から離れ、又は刹那的快楽にふけり生きようと思っても経済的にも社会的にも困難である。どうしても物質や肉体に執着しなくてはならない。しかし、最後まで執着するがいよいよ覚悟を決める時はこの世のもの全てを打ち捨てるべきであろう。

しかし、そうであっても、もう少しましにならないかと思う。

肉体も人間でないもっと強靭で高い能力を有するものにならないか。
社会も自分達の便利さや楽しさを生み出す能力や勤勉さを生かせ、例え思い半ばで死ぬにしても、できるだけ悔いを軽減できるものにならないのだろうか。

(おんぼろMS-IMEが不調で疲れたので中断 5/8 10:15)
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かえすがえすも失敗だったえびす・勘坂社長の逆上会見

2011年05月06日 06時58分22秒 | 社会問題
3,4人目の犠牲者が出たときの会見ではすいぶんしおらしいお姿になってしまっていたが、もっと冷静に会見に臨んでほしいと思う。

一度だけ、生肉の提供を法律で禁止していただきたいという旨の発言をした逆上会見があったが、あれはかえすがえすも大きな失敗だった。

最近の食中毒事件では珍しくここまで多くの死者を出してしまったからには、罰則の伴う厳しい法律が定められてしまうだろうが、尚更、あの発言で政府はさておき、厚生労働省も本気にならざるを得ない。

本来、役人は豪傑とか出世に目もくれない者や信念の塊の様な人達を除き、責任問題や諍いを避ける傾向にある。つつがない昇進を望むからだ。
だから何かを規制する時は、業界等の意向で捻じ曲げられることが無ければ、できるだけ法律を厳しくする。
それが法律の制定どころか単なる衛生管理基準にとどめているのは、法律で規制するにはなじまないか、もしくは相当の圧力があるなど余程の事情がある。

******************************************************************************
時間が無いから、一時中断。後ほど。おそらく遅くなる。
概略だけ書いておく。
今まで何の問題も発生していないのに厳しすぎる規制 → れんほーみたいな人が強烈に反対 → 基準緩和で大事件発生

ユッケ提供・喫食は自己責任に。社団法人食品衛生協会や民間保険会社の適用除外になるおそれ。美食家やゲテモノ食いに影響が・・・
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(ここまで5/6 7:15 5/7に推敲)

法律案策定に携わる人達は組織トップクラス(科学的根拠が必要な場合は外部の専門集団の力も借りるが)の人達だから、結構、穴の無いものをつくる。薬事法のように業界諸団体の圧力や横槍が凄まじい場合は、改正前の法律との連続性がむちゃくちゃになり、法解釈についてのQ&A一覧表など改めて公表する事態になったりする。また、他の法律との整合性も取れなくなるケースもあると聞く。

今回の場合はどうだろう。厚生労働省は平成10年の厚生省時代から衛生管理基準を設定し基準に適合しない生肉を食うことを控えるよう業界に伝えてきたはずだ。細菌検査結果など根拠も示していた。
店が提供しなければ、当然客が食することも無かった。
それでも店が提供したいというならば、法律ですらない単なる衛生管理基準なので罰則も無く強制的に止めさせることはできない。そして、ここ10年余りのうちに激安ユッケや生レバーなどの生肉メニューの一般化が加速してきた。
昔から職人気質の店主がいる店では、信頼できる相手から肉を仕入れ、施設や調理器具の殺菌消毒を念入りに行い、しっかりとブロック肉の表面焼きと厚くトリミングしてユッケを提供してきたという。値段も手間と肉をそぎ落とす分高くなる。

私個人は過去の経験から生肉を食べた経験が無く、焼肉専門店に入ることも稀である。
直近の経験は東京・秋葉原の焼肉屋である。メイドによる秋葉原案内サービスというものがあり、路上キャッチに乗った際(正確にはキャッチ時は所要があったので喫茶店の食事でお試し体験だけにとどめて、次回秋葉原に立ち寄った際に必ず依頼するという約束を交わした二度目に)にせがまれて行ったのである。その際、箸やトングは必ず生肉用と焼いた肉用を分けるよう二名の女の子に数回伝えた。大腸菌・カンピロバクター・サルモネラ属菌などの食中毒を防ぐためだが、彼女達はあまり意識していなかったようだった。

だから、えびすで100円の焼肉メニューがあることは知っていたが、激安の「和牛ユッケ」なるメニューがあることは知らなかった。
勘坂社長が「トリミングは卸に任せていた」という旨の発言をし、私はトリミングのアウトソーシングみたいな行為に疑問に思っていたが、「トリミング」の意味がえびす側と一般に考えられているものと異なることに気がついた。
えびす側の考えているトリミングというのは脂と筋を取ることで、仕入れ肉の表面を削り除菌や減菌をする意味ですら無かった。
飲食店としては他店より衛生管理がそんなに劣ることは無いと思うが、生肉を扱い、しかも加熱工程なしに提供するとなると劣悪である。使い捨て手袋はあるが、包丁の使い分けや従業員の健康や食材の細菌検査のチェックをしていない。
そこに汚染状態が極めて悪いユッケ用ブロック肉、又はもしかしたら、焼肉用食材が納入され2次汚染等で大腸菌が肉に付着し、切り置き肉の翌日提供もあったとして、被害が拡大したのだろう。

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(眠くなったので、ピーシーフチョウもあり中断)
(日本語入力が変になり、また前日の疲れなのか仮眠した。以下再開)
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今回の様な4名(現時点で)の死者を出す大惨事が無く、生肉提供の〔原則〕禁止を含む厳しく調理法まで事細かに規制を設けた場合、果たして業界及び生活者はおとなしく受け入れたであろうか!?

きっと、業界等の後押しを受け、蓮舫みたいな政治家が「今まで犠牲者も皆無なのにそんな規制必要ですか?」とか何とか言って規制緩和もしくは撤廃させられたに違いない。
現在ある前述の衛生管理基準を守ることが困難ならば、生肉卸・流通及び焼肉店の業界が自分達が実施可能な自主的な基準を衆人公開のもとに政府に逆提示すべきではなかったか。
何から何まで規制してもらわなければいけないのなら、最初からそのように明言すべきである。干渉・圧力の無い自然状態なら、むしろ行政は過度の規制を好むので、それを回避するため業界が自主基準を設定することはしばしばある。

そうしたところで、生肉提供においても苛烈な価格競争は避けられず、本来コストカットしてはいけない衛生的な部分に踏み込み同様な事態になったものと思う。
生食は決して一般化せず、一部の美食家や食通マニア、ゲテモノ食いに任せておけばよい。
どうしても食べたい人は、リスクの説明を十分に受けた後、食後の責任は一切自分でとる旨の誓約書をとり食べるべきである。もちろん、手前勝手な嗜好のままに危険な食行為を楽しむのだから、保険の適用も除外で自らの健康保険を使って治療するのである。
店舗等が加入している社団法人食品衛生協会や民間保険会社からの保険金の支払除外にするべきである。
加えて、覚悟して食う美食家等はそれでも良いが、その場合でも提供する店舗は食品衛生法第6条に明確に違反するので法の改定も必要になってしまう。

せっかくだから、どんどん議論して一般市民も一応安心できて、チャレンジャーも共存できる法律等を制定しよう。

そして、保育所等では「検食」の意味が違うそうだ。
仕出し弁当屋等・・・事故発生時の原因究明及び潔白証明目的のための検査用検体
保育所等・・・実際に試食すること
今度から、店長や食品衛生責任者等による試食を毒味等目的で義務づけても良いだろう。

最後に楽しい外食になるはずだったえびすの食中毒被害者に哀悼を捧げて文章を終わる
(ここまで5/8 6:55)
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ユッケ用肉(和牛モモ)はえびすだけに卸売していた!?

2011年05月05日 10時26分56秒 | 社会問題
えびすだけに今回の腸管出血性大腸菌食中毒が起こるとしたら、一番納得できる理由である。一部では衛生管理やマニュアルの不備・徹底がなされていないという意見もあるが、調理工程をみたところ他店の取り扱いと比較して格別に悪いとも言いがたい。
他店の肉のトリミング作業も見たが、肉の表面に付着している菌を完全に除去できているとは言いがたい。最初に表面を焼く作業も無ければ、トリミングの際に同じ包丁を使い続けているからだ。
衛生管理等は余程のこと(人員の極端な削減など)が無い限り、急に悪化するものではないからだ。

えびすが東京の大和屋商店から格安の肉を仕入れたが、余程劣悪な肉だったのだろう。
えびすでしか使っていない肉なら、それ以外の経営の店で食中毒が出ないのは当然と言える。
それでは、急な用事が出来たので、このへんで失礼。
今日も尻きれとんぼ文章か。。。

(追加 2011/05/06 0:50)
帰宅し就寝した。今起きた。
楽しかったはずのゴールデンウィーク。さようなら。
緊急出動でぼろぼろに。リフレッシュもできずに明日から仕事に行かなければならぬ。

えびすの衛生管理は他店に比較して悪いとは言えないが、生肉(ユッケ)を提供するにはお粗末な衛生管理であったことは否めない。勘坂社長も何故自分の店舗だけがこんな目にと少しは思っているかもしれないが、あまりにも安価な食材を求め過ぎて極度に汚染された食肉を掴まされたのだろう。
だが、卸業者にトリミングを任せていたと言うのは、あまりにもおかしな発言だ。
トリミングというものは入荷して調理直前に行うから意味のあることで、仮に卸の段階でトリミングみたいなものが行われていたにしても、それをトリミングと表現するのは珍妙だ。
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焼肉酒家えびす食中毒事件の疑問

2011年05月03日 08時43分48秒 | 社会問題
いろいろ疑問点はあるのだが、当面の一番大きな疑問は、病原性大腸菌(正式には腸管出血性大腸菌)食中毒で、発症者中のベロ毒素産出またはHUS発症率が今回ほど高い事例は珍しいというより初めてではないのか。調査及び研究結果を食品衛生や微生物関係の研究者も注目しているとのこと。

施設の衛生管理・教育が行き届いていなかったことが原因ならば、例え連休前でユッケ用食肉を切り置きしていた〈もちろん冷蔵していたと思うけれど〉とはいえ、今回だけこんなに重篤な有症状者が出るのは何故だろうか。卸業者からの肉の一部に何かしらの問題があった可能性がある〈バイオテロ、停電等による未冷蔵品の混入、肉処理の際に極めてずさんな取り扱いをした等〉。いや、それならばどうして㈱フーズ・フォーラス以外の焼肉店では食中毒が発生していないのだろうか。食中毒の原因と思われるブロック肉のロット等特定可能な手かがりが不明なのが残念だ

勘坂社長の会見は、故意だろうが過ちだろうがいずれにしろ、破滅的に感情的になってしまって会見しないほうが良かったな。

まあ、調査・研究の結果を待つとしよう。
仕出し弁当屋は一定の量作る場合は、もし食中毒〈疑いも含む〉事件があったときのために(検査用)検体として「検食」をメニューごとに約50g冷凍保存することが定められているが、もしかしたら焼肉屋も同様に「検肉」の冷凍保存を2週間程度義務づけられたりするかもね。


(以下5/3 20:00追加)
>あと、危険や危機を未然に防いでも評価されず、顕在化してから収束・解決したほう
>が評価される。このこと自体は人間全般に当てはまることだが、今回の原発問題のよ
>うに顕在化して本当の危機に陥ったとき、評価以前に社会全体が存亡の岐路に立たさ
>れてしまう。
>普段から、社会にあるリスクを徹底的に洗い出し軽減・解消した場合や、危機を未然
>に防いだ場合も賞賛・評価してもらいたいものだ。

以上は私が「日本は再生するか」という題名で投稿したものの抜粋である。

日本に限らず世界上どこでも人間の想像力や想定は、現実に災害や事件が発生しないとその限界を思い知ることがなく、直面してようやく全力を尽くすのである。

今回の事例でも、役所が予防措置的に規制かけると、それが業界の強固な利権に絡む場合には「規制反対」とか「規制を緩和しろ」と、規制の科学的根拠も背景も絶望的に理解していない議員(国会・地方いずれも)が横槍や潰しにかかることが問題となった一因であろう。もちろん、役人というのは基本的に責任をとらないし、とりたくないので(法律制定の場合に責任は本来立法が取るものだ。業務命令違反とか虚偽をするなら行政職員が責任をとる必要があるけれど。)、過度に余計な規制を設けることは多い。現在の温泉法などその類である。

もっとリスクとベネフィットについての教育を、現実を生きぬくための科学的教育の刷新とその実施が必要だろう。

(5/3 24:00頃追加)
おそらく、肉の卸売業者から送られてきたユッケ用モモ肉の極一部(被害者の出た店舗とそうでない店舗から特定できなくとも絞込みをするべき)がO111,O157等の腸管出血性大腸菌に汚染されていたか、同時期に送られてきた加熱用食材が汚染されていて、包丁の使い分けをせず、それをカットした包丁でユッケ用肉を切ってしまったかのいずれかだろう。
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女性アイドルについて

2011年05月02日 03時17分48秒 | 回想
基本的に私は女性アイドルに夢中になることは今までなく、少しだけ醒めたスタンスで見る。それは別に意図してそうしている訳でなく、何かの親衛隊みたく熱狂して応援して盛大な祭のように燃え盛ってみたかったこともある。
女性アイドルとはどうせ恋人になる訳でもなく、例え恋人になったとしても理想が膨らみ過ぎて破綻するのでは、と多少現実主義的であったことも原因だろう。
それに、応援する対象が歌手ならば、まず第一に歌が上手いか、ルックスが余程スバ抜けていて好みであるか、癖になるほど味わいつくしたい個性があるか、ということが自分にとっては必要である。

才能や力量を考えて解散や低迷が惜しいと思ったのは、最近では、BON BON BLANCO(ボンボンブランコ)とVANILA MOOD(バニラムード)である。
歌手としては大いに疑問符がつくが、アイドルとしては中島礼華さんも残念だった。

もちろん私も年をとったので興味が極端に薄れていることもあるが、稀に動画サイト等で拝見するAKBとかアイドリングは歌が自分には満足できない。曲自体はまあまあである。多種の好みに対応できるよう女の子を取り揃えるためなのかスムーズな補充のためか理解できないがメンバーの人数も多すぎる。ルックスは極めて良い娘も多いが芸能人レベルとしては満足できない。
とにかく、多すぎて誰が誰なのかさっぱりわからない。

松田聖子さんや河合奈保子さん、柏原芳恵さん、岩崎宏美・良美姉妹は歌唱力が素晴らしかった。キャンディーズやピンクレディーも質が高かった。
松田聖子さんの娘であるSAYAKAさんは歌声だけ聞くと惜しい気もした。
CMソングのキャッチーな曲を発売すればよかったのに。惜しかったと言えば、郷ひろみさんとの間にも娘が誕生していればどんな才能のある人となったのか、これも残念である。

(以下、20100503追加)
岡田有希子さんは本当に残念だった。個人的にはタイプでは無かったが、可愛いかと聞かれれば絶対にトップランクに入れるし、付き合って欲しいと言われれば、何気ないしぐさから性格等を読み取り、断るなんて暴挙は絶対にしないだろう。歌は本当に上手だったね。自殺前の映像等は純粋無垢さが消え思いつめたいた印象があり可愛さは損なわれていたが、しぶとく生き抜いて欲しかった。今一度ここでご冥福をお祈りいたします。彼女の命を受け継ぐものが仮に何かあるとしたら、既になくなられた母親を含めて当時の家族とともに幸せの境地にあれば良いと切に思います。
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今夜はもう一つ書いておくか-フィギュアスケート世界選手権

2011年05月01日 23時53分26秒 | スポーツ-各種競技についての感想
ほとんど見なかったフジテレビだったが、一部選手の演技だけ見た。
安藤選手の優勝は妥当。浅田選手も確かに冴えなかったが、実は順位ほど悪くなかったと見ている。
キム・ヨナについては相変わらずというところか。しかし、かなり懸命に修正してきたことは間違いない。まあ、素晴らしいところは無いな。漕いで休んであの高得点。ショースポーツとして見るにしてもプロレス以下だな。プロレスなら観衆をあこまでコケにせんだろう。スポンサーに頼り過ぎなんじゃないの。頼り過ぎて審美眼が狂うようではコアなファンにスポーツごと見捨てられるだろうよ。この時代にパトロンスポーツに逆戻りですか。まあ、あいつはどうでも良い。

浅田選手はもうこんなスポーツから足を洗って、プロスケーターになって欲しい。
自分の名前と技術だけで客を呼べ、訳のわからん審美眼を持つコーラーの採点とは無関係の完全なプロ選手になって欲しい。プロの方が健全だ。

そして、ウジ虫以下のフジテレビ。せっかくロシアが日本支援の演出をしてくれたのに、地上波放送をせずにキム・ヨナ持ち上げばかりやっていたそうだな。
さっさと潰れろ!
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ユッケによる食中毒死亡事故

2011年05月01日 12時03分46秒 | 社会問題
>アルコール殺菌安全だと…」 生食用基準満たさず 焼き肉店運営会社認める

>「生食用ではないことを把握していたが、アルコール殺菌すれば安全だと思った」
>砺波市の焼き肉チェーン「焼肉酒家えびす」砺波店で生肉のユッケを食べた高岡市
>の男児(6)が腸管出血性大腸菌「O(オー)111」に感染、死亡した集団食中毒。
>同チェーンを運営するフーズ・フォーラス社(金沢市)は30日の本紙の取材に、
>提供したユッケが厚生労働省が定めた
>生食用の基準を満たしていないことを認めた。福井市内の同チェーン店で食事をした
>未就学の男児が死亡し、福井県が関連を調べているほか、新たに高岡市の同チェーン
>店でも7人が発症、うち3人が重症となったことが判明。
>県内の累計患者数は38人、累計重症患者数は15人に上り、感染被害が広がっている。

食品の表面をアルコール殺菌しても、タンパク質等があれば殺菌力はかなり低下する。
塩素酸系殺菌剤でも汚れが多ければ、その分殺菌力は落ちる。
どのように殺菌したか不明であるが、容器にエタノール(食品添加物。工業用ではなく。)を入れて肉をその容器に漬けても完全に殺菌するのは困難ではなかろうか。
まして、スプレーして拭く程度では無意味だろう。
肉をブロックに加工する際に丁寧に処理し筋肉内部に菌やウィルスの汚染が無ければ、肉の表面を消毒殺菌できれば大丈夫だろうが、食中毒菌が一定以上増殖して毒素を産生をした場合、その毒素が耐熱性であれば、高熱や薬剤で菌を死滅させても既に手遅れである。
本当の意味でブロック肉なら良いけど、ひき肉とか結着肉なら加工の際、内部まで菌が侵入しまくっているから、確実に内部に熱を通さないと食べるには適さない。前述したが毒素産生食中毒菌なら、症状を引き起こす程度の量(個人差あり)の毒素を産生する前に加熱しなければ無駄である。

そもそも本当に肉の表面をアルコール殺菌しようと思うものなのかね。。。
肉の味や香りが落ちると思うのだが。
また板や包丁をカット前にエタノール消毒するのならわかるけれど。

ともかく、「食の安全」については私の結論は
「食べることによるリスクとベネフィットを、現時点で最新科学的根拠を基に確実に理解し、リスクが上回れば食べるべきでなくベネフィットが上回れば食べれば良い。」
死んでも良いから、どうしても食べたいなら、一応説明の上で止めてあげるけれども食べれば良い。
「焼肉酒家えびす」の場合、お客にきちんとリスクを伝えていたのだろうか。いや、そんなことはしていないだろうな。

(リスクとハザードの違いについては、別のところで調べて欲しい)
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