この四月から通い始めた通所リハビリテーションの家族会があった。初めに院長先生のご挨拶があり、その後、後期高齢者保健の説明がある。
この制度は4月から実施の制度であるが、すでに新聞やTVなどで繰り返し報道されているから一応理解しているつもりだが、改めて聞くと、やっぱり急増する高齢者の介護コストを国は負担できないから、75歳以上の高齢者も相応の保険料負担を負わねば成り立たないのだろうなと再認識した。それでも、乏しい年金だけを生活の糧とするお年寄りには重い負担となるだろう。
難しい話の後はお楽しみのショーである。今日はトロンボーン奏者四人によるショートライブ。四人ともうら若き女性で、そのうちの一人はリハビリ施設の作業療法士さんだ。トローンボーンというと谷啓を思い出すが、肺活量が十分でないとこなせない楽器の代表だから、四人とも若い女性のトローンボーン演奏会というのは初耳でもある。
プロではないから腕前のほうは…だが十分に楽しめた。五曲ばかり演奏されたが、印象に残ったのはアメイジンググレイス、ご存じのゴスペルだ。目をつぶって聞くと厳かな気分でジ~ンとなってくる。白血病で亡くなられた本田美奈子さんの歌でも有名だが、昔、グレンキャンベルが歌ったアメイジンググレイスにも感動させられたものだ。
お楽しみの後は、通所者と家族は別々になり、家族だけのグループ茶和会となる。介護する側の家族の日常を通して、介護生活の経験談を話し合うのだが、困った事や悩みや悲しみは共通する事ばかりだ。脳血管障害者や痴呆の両親や連れ合いを持つ家族どうし。悩みや悲しみや苦しみを共感し合い、そしてまた元気が生まれる。
この制度は4月から実施の制度であるが、すでに新聞やTVなどで繰り返し報道されているから一応理解しているつもりだが、改めて聞くと、やっぱり急増する高齢者の介護コストを国は負担できないから、75歳以上の高齢者も相応の保険料負担を負わねば成り立たないのだろうなと再認識した。それでも、乏しい年金だけを生活の糧とするお年寄りには重い負担となるだろう。
難しい話の後はお楽しみのショーである。今日はトロンボーン奏者四人によるショートライブ。四人ともうら若き女性で、そのうちの一人はリハビリ施設の作業療法士さんだ。トローンボーンというと谷啓を思い出すが、肺活量が十分でないとこなせない楽器の代表だから、四人とも若い女性のトローンボーン演奏会というのは初耳でもある。
プロではないから腕前のほうは…だが十分に楽しめた。五曲ばかり演奏されたが、印象に残ったのはアメイジンググレイス、ご存じのゴスペルだ。目をつぶって聞くと厳かな気分でジ~ンとなってくる。白血病で亡くなられた本田美奈子さんの歌でも有名だが、昔、グレンキャンベルが歌ったアメイジンググレイスにも感動させられたものだ。
お楽しみの後は、通所者と家族は別々になり、家族だけのグループ茶和会となる。介護する側の家族の日常を通して、介護生活の経験談を話し合うのだが、困った事や悩みや悲しみは共通する事ばかりだ。脳血管障害者や痴呆の両親や連れ合いを持つ家族どうし。悩みや悲しみや苦しみを共感し合い、そしてまた元気が生まれる。