現実と夢!!

今日は曇り

人が認識している色の不思議

2005-12-21 22:55:36 | Weblog
最近本当に視力がおちた。
パソコンを始終みてるためでしょう。
そんな愛していないパソコンを。
なので、今回は視界というテーマで。


この世で私達人間が把握できるのは3次元。
その立体ワールドでは、形と色で全てが構成されている。
様々な形、様々な色がある。
色。赤、青、黄、、、、

私達は色を認識できる。りんごは赤い。レモンは黄色い。空は青い。
色と物とをイメージでつなげることさえしている。
しかし、その色はとても皮肉なものである。

りんごは赤い。確かに赤い。
りんごに光があたる。光は色々な色で構成されている。
虹が7色にみえるのもそのためである。
その様々な色で構成された光がりんごにあたることで
りんごは光を吸収し、反射する。
そしてその反射された光を見て私達は色を認識できる。
つまり、りんごは赤だと認識できる。

とてもアイロニー。りんご自体は赤はけぎらって吸収せず
反射している。つまりりんごからしたら不要な色なんだろう。
その不要な色を私達は物の色として認識しているのだ。
なんとも皮肉。

美しい絵もそうだ。美しい風景もそうだ。
自然現象も。
そこから感じることができる色はすべてそこにある
形あるものが不要なものだと反射した色なのだ。
その色の組み合わせを私達はときに美しいと感じるのだ。

不要な色の競演を。

コメントを投稿