現実と夢!!

今日は曇り

マルチハビテーション

2013-01-26 12:30:56 | Weblog
マルチハビテーションとは住居を複数所有または賃貸するということだ。
イメージとしては別荘も持っていると思ってもよい。
金持ちたちは、国内か海外かを問わず、複数の家を持つ生活をしている人も
多いだろう。


しかし、そういった実情も変わりつつある。
いわゆる金持ちではなくても、マルチハビテーションを行う人が増えつつあるのだ。
海外では当たり前じゃないかと思う人も多いかもしれないが、
日本ではやっとという感じがある。


では、普通の人の場合はどういった感じになるのであろうか。
分かりやすいのはこういったイメージではないだろうか。
都心に近いところに家を借りる。この家はそんなに豪華ではない。
そしてそこから2時間以内の所にある田舎に家を所有または借り
週末などにはそこで自然に囲まれた生活を行うのだ。


今は持ち家志向ではなくなりつつある。
一戸建てを買おうにも、都心の近くは高い上に、そう不動産に空きがあるわけではない。
とすると結局都心から遠くに家を買わざるをえない。
どうしても都心となるとやはりマンションを買う形になろう。
こういた現実の中、マルチハビテーションというスタイルが
庶民へと浸透してきているのだろう。
URなどもそれに対応したサービス展開をしている。


これはいかにも理想的である。かのような生活だ。
しかし現実はまだまだ誰でもできるというレベルではないだろう。
それはやはり結局は費用という現実が目の前に立ちふさがるだろう。
ほとんどのケースにおいて、マルチハビテーションをしたほうが費用はかかるだろう。
田舎の家のゴミ捨ての問題など、旅行でホテルに行く感覚でもない。


またマルチハビテーションを行っている大半は、まだまだ年をいった人たちでは
ないだろうか。彼らは金持ちではなくても普通の人よりは資産があるのだろう。


今の平均収入は600万弱であるが、そのレンジではやはり難しいだろう。
都心の家も自分で探して、田舎の家も別の会社で別に探すという形では
今の日本の不動産価格では、それは大変だろう。


住宅メーカでも賃貸会社でも構わないが、
マルチハビテーションをワンパッケージで提供するようなことを行っては
どうだろうか。これはそこそこ潜在ニーズがあるのではと思う。
新築は売れに行くい上に、中古市場は日本はあまりにも未熟なのであるから、
それらに尽力をかけるよりもマルチハビテーションに力を入れてみては
どうだろうか。


都心でもないが田舎でもない上に都心からは遠い中途半端な所に家を買うぐらいなら
という最近の人は、興味を持つと思われる。
何を隠そう、私も興味を必ず持つだろう。


日本でももっとマルチハビテーションが普及すればよいと思うわけであるが
皆さんはいかが思うだろうか?

LINE

2013-01-19 22:22:57 | Weblog
ついにユーザー数が1億人を超えたLINE。
LINEは後発組であるにも係らず、急激に多くのユーザを獲得している。
日本ユーザばかりかのように思っている人は多いかもしれないが、
日本のユーザ数の割合は50%弱程度で、半分のユーザは国外のユーザだ。
グローバルでの普及が先行していたことと、そもそもグローバルを念頭においた
思想であることが大きいようだ。


どこかでユーザ数は頭打ちになるだろうが、これだけ一気に普及したのは何故か。
他のSNSと何が違うのか。
ぱっと思いつくのは学生や若い人の多くが利用している、ちょっと昔のMIXIのよ
うだ
ということであるが、それはなぜなのだろうか。


まずはなんといってその操作性の簡単さにある。
特に、登録してある電話番号を利用して、公開範囲を限定にすることが簡単であり、
スタンプを利用すればコミニュケーションに文字は不要だ。
ボイスメールも非常に簡単に送ることができる。
こういった様々なことが、とても簡単にできるということがあろう。
電話が無料というのは色々なアプリでも可能であるし、電話も無料でできるという
付加的な機能の意味あいが強いだろう。



次に、スタンプがうけたこともあろう。
まあ確かに使ってみると、絵文字とはまた違ったよさがある。
少しデフォルトのスタンプの数が少ない気がするが、ここは彼らの
ビジネスモデルに関わる所だ。

これらはLINEがもつ魅力であろう。
もっともユーザからは見えないところで、爆速の開発陣がひかえているようだ。
これも大企業ではなかなか難しいのではないだろうか。



ちょうど、既存の大手SNSに不満を覚えていたユーザがドンドンでてきている
タイミングであったときにLINEがデビューしてきたという
タイミングの妙もあったのかもしれない。



あと、誘発要因というものもあろう。
これはプロモーションの妙であるといえる。この投資はなかなかハイハイとできるも
のではない。
あれだけ有名芸能人を使いTVCMを使うのは中々の費用だ。


今ではLINEというプラットフォームを使い、
ゲームや電子書籍など新しい収益源になるサービスを提供している。
広告ではないビジネスモデルを採用し、他のSNSと連携しないLINEは
多くの人が注目しているだろう。


これからのLINEの発展が楽しみである。

最安値

2013-01-14 16:39:16 | Weblog
最近家電を大幅に入れ替える機会になった。
当然最安値での購入を考えるわけである。
昔は家電量販店で一括見積で安く下げるというような方法も有効であった
のかもしれないが、最近はやはりネットの威力は強大である。


量販店でポイント分を差し引いたとしても、
ネットでの購入金額はそれを大きく下回るケースが多い。
かくいう私も、かなりの商品をネットで購入させて頂いた。


しかし、不思議なことがおきているようだ。
有名なところでは価格.comのようなサイトが最近があるので
簡単に最安値を調べることができるようになってはいるが、
ネットの購入はこの最安値の店に集中していないのだ。
価格.com出の最安値提示は、それなりの売上にはつながるのであろうが、
ある程度は広告という意味合いも強い。


実際、価格.comでの売上ランキングを見てみても、
最安値店が上位を占めるという感じではなく、
そこそこ安い有名店が上位を占めている。


ここには消費者心理が働いている。
まずはネットでの買い物に対する不信感がまだ払拭されていないことだ。
実際最安値店がキャッシュが回らず倒産して商品が届かないという例もある。
よく分らない店に、クレジット情報を打ち込んだり、入金したりするのには
抵抗があるようだ。
そのため、最安値ではないかもしれないが、そこそこ安ければ
安心ある店で購入する人の割合が多いようだ。
あまり抵抗がない人は、ポイント利用を考えて購入するなら楽天一本など
戦略的にネット利用している人もいるだろう。


かくいう私も、日本ではあまりそういった感情はないが、
海外のサイトとなると、とたんに上のような消費者心理に陥る。


この心理の度合いは人それぞれだ。
家電一つとってみても、価格.comはでは買わないという人もいるし、
ヨドバシなどのネット通販ですら抵抗があるという人もいる。
アマゾンなら安心だから、多少高くてもアマゾンで買うという人もいる。


勿論、わずかな悪い事例が全体のイメージを下げているのはいうまでもない。
この不安を払拭できれば、これは非常に大きなブランド力を勝ち取れるだろう。
まさしくビジネスチャンスがまだまだネット通販にはある。
ネットでの信頼の獲得というのは非常に重要なKFSである会社も多いはずで、
こういった視点でネット業界を引き続き見ていきたい。