少し前になるがマッキンゼーからクラウドは必ずしも、良い側面ばかりではないという
リポートが発表されている。
中小企業においてはクラウドはメリットが多いという側面が強いが
大企業においてはそうではないということだ。
主な点としては、
・データセンターを保有すると税務上の観点から、減価償却の計上からメリットがある
・またクラウド化に取り組むことで、従来平均的な稼働率が10%程度のものが
35%程度の達してしまう
・ソフト面についてはも、ケアやユーザ支援など依然として労働コストが
かかってしまう
ということだ。
そして、一般的に企業データセンタをクラウドに移行してしまうと
コストが2倍以上になってしまうということも言及している。
また
1CPUあたり、月150$のものが366$に達してしまうのだそうだ。
要は、大企業においては、あまりメリットがないということを述べている。
勿論メーカは大反論だ。
それは、全てをクラウドに移行するというわけではないという点が
このレポートに抜けているという点だ。
何をクラウドにするか、何をクラウドにするべきではないか等は
ビジネス形態や業務フローなどによって個々に異なるという面を考えれば
デメリット一辺倒ではないとう点だ。
IBMによれば、クラウドにすれば、オフィススペースを最大80%有効に
利用することは可能で、消費電力を最大60%コストカットすることが
可能になるということだ。
さて、どちらが的を得ているのか?
これは答えるまでもなく、IBMのほうが的を得ている。
マッキンゼーは全てをクラウドにすればという点においては
適切な議論が進めれているとは思われるが、
そういった前提がなりたつことはまずありえないだろう。
ありえない前提で議論を進めるのは、マッキンゼーらしくはないと
言わざるをえない。
そして、本リポートついてはやや斜めで見る人が多いだろう。
今年のインタロップの展示では、データセンタの効率化がテーマであるかのように
それに関連する展示が多かった。
クラウドは今やバズワードになってしまった側面が否めないが、
この技術は魔法ではないことは十分に肝に銘じておく必要はあろう。
リポートが発表されている。
中小企業においてはクラウドはメリットが多いという側面が強いが
大企業においてはそうではないということだ。
主な点としては、
・データセンターを保有すると税務上の観点から、減価償却の計上からメリットがある
・またクラウド化に取り組むことで、従来平均的な稼働率が10%程度のものが
35%程度の達してしまう
・ソフト面についてはも、ケアやユーザ支援など依然として労働コストが
かかってしまう
ということだ。
そして、一般的に企業データセンタをクラウドに移行してしまうと
コストが2倍以上になってしまうということも言及している。
また
1CPUあたり、月150$のものが366$に達してしまうのだそうだ。
要は、大企業においては、あまりメリットがないということを述べている。
勿論メーカは大反論だ。
それは、全てをクラウドに移行するというわけではないという点が
このレポートに抜けているという点だ。
何をクラウドにするか、何をクラウドにするべきではないか等は
ビジネス形態や業務フローなどによって個々に異なるという面を考えれば
デメリット一辺倒ではないとう点だ。
IBMによれば、クラウドにすれば、オフィススペースを最大80%有効に
利用することは可能で、消費電力を最大60%コストカットすることが
可能になるということだ。
さて、どちらが的を得ているのか?
これは答えるまでもなく、IBMのほうが的を得ている。
マッキンゼーは全てをクラウドにすればという点においては
適切な議論が進めれているとは思われるが、
そういった前提がなりたつことはまずありえないだろう。
ありえない前提で議論を進めるのは、マッキンゼーらしくはないと
言わざるをえない。
そして、本リポートついてはやや斜めで見る人が多いだろう。
今年のインタロップの展示では、データセンタの効率化がテーマであるかのように
それに関連する展示が多かった。
クラウドは今やバズワードになってしまった側面が否めないが、
この技術は魔法ではないことは十分に肝に銘じておく必要はあろう。