現実と夢!!

今日は曇り

NTTドコモがらでぃっしゅぼーやを買収

2012-02-19 22:05:28 | Weblog
ドコモが最大69億円でらでぃっしゅぼーやを買収し、流通はローソンと
仕組みを作っていくということで、ドコモの中核にしていきたいコマース事業へ
本格参入するということで、驚いた人も多いだろう。

買収?69億円?という感じだろう。

モバイル端末から簡単に購入できる仕組みを作ろうってことだろうが
なかなか他社もネットビジネスに参入しているが殆ど利益はできていないので
難しい分野であるのだ。



そもそもらでぃっしゅぼーやは売上こそ220億程度あるが、
利益は年々減少傾向で、純利益は昨年は1億円を切ってしまった。
かたや同じようなビジネスをやっているオイシックスは売上こそ50億そこそこだが
純利益は2億に届こうかという感じだ。

超簡単に計算するとらでぃっしゅぼーやの買収価値は8億前後だ。
それが69億なのだから、一体どれだけのれん代をつけているんだという感じを
覚えた人は多いはずだ。
株主は野村のベンチャーキャピタルであるジャフコや日本レストランシステムであるが
これだけの金で売れるのだから、ウハウハということになろう。



また、そもそも買収をする必要はあるのだろうかと思った人も多いはずだ。
なぜ資本参加による提携ではダメであったのか。
先にも書いたとおり、ネット宅配はなかなか儲からないので(利益がでないので)
このタイミングで買収するのか?と疑問になる。
この会社がいつまでも黒字を確保できる保証は全然ない。
市場的にもいつ赤字になってもおかしくはないのだ。
しっかりと地盤を作ってから買収でもよかったはずだ。


らでぃっしゅぼーやにのれん代60億つっこんで、
それに見合うだけの、らでぃっしゅぼーやの売上向上が見込めるのかも疑問だ。
仮にドコモユーザにはとんでもないベネフィットがあったとしても
ネット宅配は時間をあわず不便さなどもあり、急激にユーザが増えるとも考えづらい。


と、現状からは思うわけであるが、
ドコモさんはお金持ちだから金持ちの道楽となってしまうか
さすが69億をつぎこんだだけのことはある、となるのかを楽しみに見たい。


個人的には実店舗をもたないらでぃっしゅぼーやのようなケースは
特定キャリアの完全傘下に入らないほうがよいと思っているが、
まあ楽しいは楽しみだ。

美女との掛け算

2012-02-11 00:18:52 | Weblog
美女との掛け算は昔からよく取り入れられてきていることだ。
CMなどでは美女が商品を紹介しているし、展示会ではキャンギャルが
商品を説明したりしているし、
何かの授賞式などに花束を持ってくるのも美女の仕事だ。
美女との掛け算は、この世の中よく見られることだ。

こういったことに大きな不満を感じる人は少ないだろう。


そして最近ではスマホの普及で、美人天気というアプリがでてきた。
それは美女が毎日の天気を教えてくれるというもので
元々は美人時計という、美人が時間を教えてくれるというアプリの
発展系といえる。


そんななか、私は最近まで知らなかったのだが、
TBSでビジネスクリックという番組を関東では放送しているようだ。
これはブルーンバーグから提供された経済・金融情報を
美脚美女のキャスター1人が伝えるという番組で、ここまで来たかという感じがする。


ただ、どうもこの番組はお天気お姉さんという感じを少し超えて
セクシー系をやや全面に出しているようだ。
どこまでの人が経済情報目当てなのかはわからないような番組だ。
まあ単に美脚美女をYoutubeで見るよりかは時間の使い方を有効にという
考え方もなくにはないだろう。
視聴率はわからないが、そこそこ続いている番組であるから
それなりにファンはいるんだろう。
私も見てしまうと思う。実際私が今住んでいる地域ではどうも放送していないようで
なかなか動画も見当たらないため
是非とも放送して欲しいと思うくらいなのであるから。



美女タイアップでまだ未開拓の分野とはどういったものがあるのだろうか。
例えばこれからはキュレーターという分野の重要性が高まるはずで、
そういうのを行う美女などが考えられるだろう。実際のキュレーションは誰かほかの人が
行なっていたとしても。

また、大阪・梅田エリアのイベント情報を発信する「うめだポータル」というサイトがあるが
http://umeda55.jp/
これはオシャレに作っているものの、まだまだ単なる情報発信サイトでしかない。
ここに美女が登場して動画で紹介したり、体験報告を生中継したりと、サイト分野でも
まだまだ開拓の余地はあろう。


意外にもう開拓し尽されているのかと、一瞬は思ってしまいそうなもんであるが、
まだまだよくよく考えればありそうだ。


これからマスマス美女を見れるようになれば、少なくとも私自身は嬉しいが、
同じように思う人も多いだろう。

大阪市営地下鉄2

2012-02-05 21:21:12 | Weblog
やはり目指す姿は、
安価で利用しやすい地下鉄を作っていく必要があろう。
ここでは従来の大阪市内で何がなんでも実施しなくてはいけないというものではない
という制約条件が今までとは異なっている。
この制約条件をうまく利用することは重要なことだ。
必要があれば大阪市外へと路線を作って言ってもいいのだ。

しかし路線を作るのは当分先だろうという考え方がないこともない。
つまり短期的なことや中期的なことを分けてしっかりと議論する必要が
あるということだ。


短期的な視点ではやはりこういったことになるのではないか。
・料金を下げる
・職員などのサービスの質を上げる
・サービスの種類を増やす
・地域等と連携したサービスの拡充に努める
・ハード面の改善
・JRとの定期の乗り継ぎを行う
・定期購入の簡素化
など上げればキリがないだろうが、できるとことから
優先順位をつけてしっかりと着手していってほしい。
どれも使いやすい鉄道になるためには必要なことだ。



ただやはり興味があるのは長中期的な視点で
どういう姿になっていくのかということだろう。
勿論、乗り継ぎがよくなるとか、サービスエリアが拡大するとか
不採算路線の廃止等があるだろうが、
そんなことよりもビジョンというものが欲しい。


私ならこう考えたい。
従来の私鉄が行なってきたように
大阪市外まで路線を広げながら路線周りの価値向上につなげ
住みやすい街づくりを行なってもらいたい。
また大阪市営地下鉄の場合、既存設備では住宅だけではなく
ビジネス地区という側面が多い地域もあるので
そういった価値付けも当然でてくるだろう。



ドル箱である御堂筋線に当面は頼らざるをえない現状はあろうが
だからといって御堂筋線ばかりに目を向けるのではなく
有望な路線を開拓していってほしい。
これは新規に作るということもあろうが、既存路線について
新しく価値をつけるというものだ。


従来の業務範囲で無駄を省き、価値をつけていくのは当然だが、
そういった議論に収束するのではなく、
新しい価値を路線周りで付与していくことを是非とも
考えて欲しい。


これらは大阪市の交通局のみなさんではさすがに荷が重いだろう。
これは民営化してプロ達を新たに雇い入れながら
実現していくからこそ、できるのだと思う。


しかしこれらを実現していくには、現状を変えて欲しくない従業員の
マインドセットを変えていくなど、非常に大変なことだろうが
是非とも橋本には期待したいところだ。