現実と夢!!

今日は曇り

超プレミアム

2015-05-30 05:37:34 | Weblog
最近はどの庶民的なお菓子にもプレミアム版のお菓子が出ているのではないだろうか。
ポテトチップ、ポッキー、雪見だいふく、きのこの山、たけのこの里など
例をあげればきりがない。
これもそれも景気がよくなったことにより
ちょっとした贅沢をする人が増えたということで
ドンドン投入されているのだ。
お菓子市場は3兆円ほどあるが、市場は堅調に推移している。
プレミアム版のお菓子の売り上げが市場を下支えしていると想定できる。


しかし、こうもプレミアム版のお菓子がスーパやコンビニに溢れかえっていると
もはやプレミマム感は薄れてくる。
そこで、次は超プレミアムの価格帯の商品が出てきた。
例えばサントリーのマスターズドリーム。スーパーでビールを買うとなると
第三の発泡酒に手を伸ばす人が多いだろう。いわゆるビールは1缶200円くらいするから
倍の値段である。なかなか買えない。マスターズドリームはさらに倍の400円する。
これからの季節お中元シーズンということもあり
お中元用にも超プレミアム商品が続々出てきているようだ。


さて、日銀のインフレ目標の2%達成はおそらく困難だ。
現在の物価上昇の殆どは消費税増税分が占めており、先の春闘でベースアップした企業は多いが
実質賃金は下がっている。つまり過去よりお金に余裕がない、という状況のはずである。


ファーストフード代表のマクドは今セットを食べようとすると平気で700円近くかかる。
牛丼チェーンも400円くらいからかかる。
一昔前のことを考えると、とんでも高くなったといえる。
その点、サイゼリアの価格帯は大変素晴らしいが、
サイゼリアは除いたとしてこの価格感は辛いという人は多いだろう。


この傾向は、庶民が背伸びをしているというよりも
資産の2極化がドンドンと進んでいる状況を表しているのではないだろうか。
これからの日本はますますジニ係数の値が大きくなっていくのだろうか。

世界の協力

2015-05-16 17:14:22 | Weblog

ミレニアム目標というものがある。これは世界的な課題を開発目標として
解決していこうとして2000年に採択されたものだ。
そして14年過ぎて進捗はどうかというと、50%程度である。
開発目標は2015年であり、タイムリミットは1年ない。実際問題、半分しか
達成できない、ということになろう。


このミレニアム目標は8つある。
極度の貧困と飢餓の撲滅、初等教育の完全普及の達成、
ジェンダー平等推進と女性の地位向上、乳幼児死亡率の削減、妊産婦の健康の改善、
エイズマラリアその他の疾病の蔓延の防止、環境の持続可能性の確保、そして最後は
開発のためのグローバルなパートナシップの推進である。
主に貧困国における対策ということになるのであるが、日本で生活していると
これ全くそんなことを感じることはできないが、
世界的な課題となっている。


こういった課題を解決するにはお金をつまり予算をしっかり組めばいいという
ことにはならない。勿論お金は必要であるが、そのお金を活用して
施策を定着させていくことがとても重要である。


お金についても戦略的に確保されているという状況とはいいにくい。
こういった世界的な課題に対して、世界規模で解決を図るにはどうするのか。
ミレニアム目標だけではなく、環境の目標も世界規模な課題だ。


今は各国の主体性を重んじられている側面が強いが、この際各国から
強制的に税金という形でも寄付金という形でもなんでもいいから
徴収していくということを行ってもいいのではないか。
GDP比率によって負担の割合を変えてもよし、貿易量を比率化してもよい。


毎年しっかりとした十分な予算が組まれることが前提になると
国連なりの第三者機関は活動しやすくなるだろう。
こういった安心は施策の定着に一役買うのではないだろうか。


先進国は課題だらけでそんな余裕はないというかもしれないが、
環境対策一つとってみても、今対策をせず将来につけをまわすと
よりコストがかかってしまうという試算だ。
後進国の課題についてもそれは同じであると個人的には思う。

IQ

2015-05-02 17:04:50 | Weblog


IQが高いというのはどういうことなのか。IQとは数字で測定することができる。簡単に言えば、記憶力がいいということであったり、頭の回転が速いということであったり、応用力があるということであったり、継続的に考え続けることができるといった脳のスペックといったところだろう。



一昔前は頭が良いいことは、官僚になる条件であったり、高位の資格職をとるための必要条件であり、これは人生成功のパスポートと言っていい時代もあった。

しかし、頭がいいのかもしれないが、嫌なやつ、というのも増えてきたこともあり、IQよりEQが重要だということが叫ばれるよういなった。



EQとは心の知能指数だ。相手の感情を理解し、自分の感情を表現することが長けている人はこのEQが高くなる。ざっくりいうなら、IQが左脳的な能力であるならEQは右脳的な能力である。



そして、しばらくするとIQやEQのどちらかが高ければいいということもなり。両方の能力が求められると、言われるようになった。





IQが高いということが「使える人材」ということを意味するならば、その定義は変わってきたといっていい。今では、過去の裁判に基づき判決を下すのはソフトウェアが行えるようになってきた。また人工知能の進化もすごいもので、創造的な分野ともいわれている、料理のメニュー開発すら行っている。

こういった大きな流れを踏まえると、脳のスペックの高さはあるにこしたことがないというレベルになる。いうまでもないが、コンピューターの計算能力や記憶能力は人間のそれを遥かに凌駕している。



今の時代、求められるのは想像力の高さ、そしてそれを創造する力、創造するために、周りの協力を仰げる力、そして反対勢力を押さえ込む力、要はしっかりとビジョンを描けそれを実現していく力、こういったことが求められおり、そこには対人のコミュニケーション力が多大に求められるといっていいだろう。



現代のIQとはそういった力のことをいうのではないだろうか。