現実と夢!!

今日は曇り

facebook

2011-02-26 10:54:20 | Weblog
今や6億人のユーザを集めており、これを国と捉えるなら
すでに世界で3番目に人口が多いという国になる。
日本ではまだまだ200万くらいしか加入者がいないが、
8割が実名で行っているようだ。
SNSでは日本ではMixiが圧倒的なところは変わらない。

アメリカでは今やGoogleよりもfacebookにアクセスする時間が多くなってきている。
そういったことを受け手Googleは社長交代という危機感を覚えている。

このfacebookの最大の特徴は、実名を含めてあなたの素性を公開することになる。
勿論、誰にどこまで公開するかは設定が可能になる。
これはリアルの世界でも皆が普通にやっていることだろう。

要は、リアルの世界の鏡写しということになる。

この考え方をどう思うだろうか。
この考え方のせいで、浮気がバレたとか人間関係が悪くなったとか
そういった負の側面も取り上げられることがあるが、
これは浮気をした人が悪いのであって、facebookが悪いわけではない。

アタリマエのことかもしれないが、リアルの鏡写しになっているのであるからだ。


今までITの世界では別人として在れることができた。
おかげで2chのように、リアルとは性格をかえてサイバーの世界を
楽しむことができた。
しかしfacebookはそれを許さないのだ。
別人を装ったり、Twitterのように手当たり次第にFollowをするようなことを
許さない。
リアルにおいて、街中に歩いている人にナンパを繰り返すようなもので
通常は大概、最低友達になるということも叶わないので、
しごと当然のことのように思われる。

つまり、facebookは今までサイバーのありかたに新しい大陸を用意したということが言える。
勿論、常に全てがそうなっていくということではなく、
そういったSNSという繋がりがある世界がこれからも当たり前になってくることだ。
様々な大陸が共存するということになろう。
決してMixiのような世界がなくなるということではない。

つまり、facebookのような世界はリアルをサイバーでより価値をつけようというものだろう。

ただ、私はやはり、facebookの考え方には抵抗がある。
これは私がただ古いのだろう。
世界の動きにこうやって遅れてしまうのかと思うと、危機感を感じる。

だから私もfacebookを初めてみようと思う。

まだアカウントを持っていない人は、とりあえずでもいいので
始めて見ることをおすすめする。

是非世界のトレンドを肌と触れてみてはいかがだろうか。

1000の最高なこと

2011-02-20 15:46:44 | Weblog
ニール・パスリチャの1000の最高のことというのをご存知でしょうか。
少しサーバが貧弱なのかアクセスしたあとの挙動が遅いのが玉に瑕だが。
なぜかアイフォンだとサクサク動くのが謎なのだが・・・


誰もがささやかな喜びを感じれることを書いているサイトだ。
すでに1000の最高なこと(Awesome thing)はサイトで読むことができるのだが、
毎日メルマガのように一つ一つAwesome thingが紹介れる形式の
楽しみ方もできる。
例えば、
・頼まなくても無料でおかわりがくるカフェ
・乾燥機からだしたばかりの温かい下着を着る
・スーパで新しいレジが開き最後尾から一番のりする
等々のようなことをそのサイトでは読むことができる。

そのニール氏は幸せになるために必要な3つのことも述べている。
・「物事にたいする姿勢」
 物事は基本的には思い通りには進まないと思うべし。
 どんなに苦しくても気持ちを切り替えて前進し、未来へ少しずつ
 踏み出す選択をする
・「気づく心」
 3歳児にとって世界は新鮮なもの。そういった感性を忘れてはいけない。
 誰もが経験した3歳児の心を探すべきだ
・「自分に忠実であること」
 自分に忠実になり、心に従うこと。
 心に従うと、好きで楽しめる場所や楽しく会話できる相手を見つけられる


このサイトは、少しホッコリとさせてくれるような内容のものが多い。
よくNHKが10分程度でやっている番組のようなものだ。


しかし、例えば上記の3つはどうだろうか。
誰もがうんうんと思うことではないだろうか。
それが今はラッキーというところでしかない世界を
ビジネスチャンスと捉えて、課題解決という位置づけで捉えることは
どうであろうか。


そのホッコリ感をコントロールして提供出来ればこれは金を生むような気がする。
そのためには、自分がそういったホッコリ感を多く体験することが必要だろう。
皆さんはどう思うだろうか?

TPP

2011-02-11 16:51:35 | Weblog
TPPとは環太平洋戦略的経済連携協定のことで、
貿易の例外なき自由化のことを指す。昔は小国が多かったが、今では
アメリカやオーストラリアなどの大国も参加を検討し始めている。
そんななか日本はルール作りを含めて、茅の外にいる。

このTPPでよく話題に上がるのは農業だ。
今の日本の農業の実態は、もうここでかたる必要もないかもしれないが、
20年前は900万人いた従事者も今や600万を切っており、
その8割は兼業農家だ。その兼業農家はJAという不毛な組織と
おんぶにだっこという状態ときている。

そして何より論点として上がっているのは、
TPPで完全自由化を実現したら日本の農家はやっていけなくなり、
いざというときの日本の胃袋をどう保証するのかということだ。

では、どれほどやっていけないのか見てみたい。

まず、日本の場合貿易自由化といっても、例外的処置をなんとか勝ちとり
牛乳くでは約40%、米にいたっては約780%の関税を掛けている。
さらに米でいうと、効率的農業を実現しているオーストラリアなどに比べると
同じ1kgの米を作るのに20倍のコストがかかってしまう。

TPPというのは例外なき自由化であるから、関税は0になるので、
外国の米と、20倍もする日本の米とが同じ舞台で競争をすることになる。

しかしながら、日本人にとって日本の米はうまいという事実もあり、
世界的にもかなりうまいほうに位置づけられている。
しかし、そのかなりうまいに、20倍の金を払う価値を見いだせるかというのは
また難しい問題だろう。

さらに日本の農業の平均生産年齢は65歳を超えているという点も問題だ。
そういったことを受けて政府は若者に農業をして欲しいと発言している。
ただ平均年齢を下げたいだけであれば、議論の視点はあまりにも低い。

以上のようなことを含めて、TPPは日本の農業を死においやるのではないかという
話になっている。

しかし、例外的処置なしという貿易自由化において、
仮に若返りができたところで、90%が山地の日本において
広大でかつ肥沃的で労働量が安く、効率的生産を実現している他国と
渡り合えというの難しいことである。やはりこの20倍という価格差は埋めれるものではない。


TPPに参加しないのは自由であるが、参加する場合において、
日本は世界から食料を輸入する道を選ばざるをえない。
これは本質的な問題の解決であり、
TPPには参加するが、海外との価格差を補償制度で補填し続けるというのは
問題の先延ばしにしかならない。まったく意味がない無駄遣いだ。
TPPに参加しても対応できる足腰を鍛えられるまでというのであれば
そういった補償制度は意味がある。

是非将来を捉えて大きな視点での議論を期待するところである。