現実と夢!!

今日は曇り

うちの役員大丈夫か?

2006-06-28 21:52:58 | Weblog
ある部長とのミーティングの席で、
部長とその取り巻きは、
「NTT再再編成を考える上で
NTTコミュニケーションズの今後は注目だ。
なぜなら県外への電話については今までNTTコムに課金されていたが
今後はNTT東西が課金するようになったから、
NTTコムはピンチだ。
また国際電話では殆ど収入がなく、この会社はうちの会社より
ピンチだ。」
と言っていました。

本当かどうかすっこしだけ検証してみた。
このブログにも書いたことはあるが、
NTTコムは様々な観点で再々編成では矢面に立たされている。

この会社は約10000億の売り上げがあり(勿論グループ総計)、
営業利益は700億弱の会社です。
売上構成を見てみると、
意外にソリューション収入は1000億そこそこ。
約半分は音声の伝送収入(IP除く)なんですね。

この約半数の売り上げがこれから減っていくということに
危機感を感じたのでしょうか。
確かに、ここは稼ぎ頭だったので、そこの収入が減っていくってのは
危機感を感じるのでしょうが、
昨年度はむしろ売り上げは上がっているという努力がみえますが。。。
また、OCN加入者数は右肩上がり。
今や売り上げの10%を占めるまでに成長していますが。。。。

国際電話の収入?
決算からは見えないが、別に見えなくてもいい規模じゃないでしょうか。

むしろ国際電話の収入ではなく国際事業を
強化している(利益率はしらんけど)点は非常に大きいんですが。

たった2分しか決算書を見ていないが、
むしろ、うちの会社のほうがやばいような気がするな。
事業内容もそうだが、
データを眺め終えたつい10分前にあまりにも現実をみていない幹部達の現実に
恐ろしいほど寒気を感じた。

あんまり私事を残すのもなんやが

2006-06-25 03:33:20 | Weblog
たまにはブログも日記的活用も悪くはないので、初めて電子的な記録をしてみようと思うわけで。

諸処やエスペシャリーな前提があったにせよ
「付き合ってください」
「ごめんなさい」
と、見事にふられたのですが
その後のストーリは全くの想定外。

先見性の鋭さが今やさび付いていることにがっかりした。
ちょっと心いれかえて、はげまなあかんわ




お菓子

2006-06-24 01:20:14 | Weblog
最近めっきりお菓子を食すことが少なくなったと思っている人は多いかもしれない

昔は家に帰ったらお菓子があったので
よくつまんでいたもんだ。

しかし最近は家に帰ってもお菓子が潤沢にあるわけではないので
食するには買わなければならない。
で、買わなくなったので食す機会が減ってきているのが私の実情

少子化とか言われているけど、お菓子って最近うれてんの?
何がうれてんの?
そんなかことを簡単に調べてみた。

お菓子の販売額を調べて見るとトップ5は
①和菓子
②洋菓子
③チョコ
④スナック菓子
⑤アイス系

意外にも和菓子が首位。不思議ですね。
でもこれが現実です。
この順位は10年も変わっていないが、
和菓子と洋菓子は売れなくなってきており
全体的に市場は縮小傾向。
といえども3兆円市場。


じゃあ最近は何がうれとんねんって思ったら
なんとチューイングガムなんですね。
なんでガムが売れてきとんねん?
どうやら私が思うにキーワードは歯の健康みたいですね。
だってキシリトールの市場は10年前の10倍になってますからね。
ロッテの一人勝ち。

市場が縮小といっても家庭の食費に占めるお菓子の割合は
殆ど変化がない。少子化といってもあんま関係ないみたい。
全体的に食費支出が減っているので
併せてお菓子への支出が減っている。

じゃあどこでお菓子は売れてるんや?
一位は横浜市
二位は大津市

最下位は那覇市
ブービは大阪市

大津と大阪ってのは不思議ですね。
なんでや?なんでなんでしょう。

お菓子は贈答品に使用されることが多いようです。
こんなことが関係しているのかも。。。。

贈答品としては最近は25%ほどがお菓子だそうです。
そして最近はお菓子利用率が増えてきてます。

ただ、ブランド(商品)別に見てみると
一つだけ恐ろしい商品がありました。

開けたら最後、You Can't Stop で有名なプリングルス
こいつはなんともシェアの獲得幅が多いのなんの
たいした奴です。

思ったことが、日本は贈答文化が色濃く根付いているということ。
しかし、それも影がかかってきたのかもしれない。
関係構築のアイテムから個人構築のアイテムにシフトしているのかもしれない。


昔ある中国からの留学生がこんなことを言っていた。
「日本は遠慮の文化ですね。遠慮ではなく配慮であれば
 もっと素晴らしい文化になるんではないでしょうか?」
いやはや返す言葉がない。
遠慮から配慮へのジャンプアップどころか
遠慮から疎遠のジャンプダウンになることはとても悲しい。

古きよき文化復興のため、
贈答文化に新しい息吹を吹き込む企業が出てきてほしい。

個人の貯金資産は約800兆円
その3割なり4割は60過ぎの老人達がせっせと貯めたもの。
まずはここの切り崩しでしょうか。

リタイア組の趣味は多様化している。そんな中彼達の幸せとは?
幸せ=時間×趣味×繋がり と定義すると、

”老人達が彼達の一族と一緒にすごす時間を増やしたい。”

こんな構想から始めるのもいいかもしれないですね。

今はデフレを抜け出そうとしているのか?

2006-06-17 14:55:39 | Weblog
株価は取りあえずは上がり、インデックスも今はともかく
右肩上がり傾向はある。
消費者物価指数も上がり、デフレを抜け出し
景気が回復したといえる。。。。

ほんまか?

嘘です。ニュースで言っていることは基本的には
嘘です。
前々から不思議やったのだが、
デパートに並ぶ商品は昨年に比べ値上がりしている。
しかし日常品は値下げの一歩。
なぜこんなことが起きているのか?

なぜだと思いますか?

景気回復なら全ての商品の値段があがるはずである。

キーワードは2つ。
「ニューラグジャリー」と「価格の適正化」

まず、「ニューラグジャリー」とは何か?だ。
今や物質的潤いから精神的潤いを人々を求めだしているのは
いうまでもない。なぜか?物が満たされたからだ。
年収600万以下の78%の人々は、
周りの人とは少し違うものを求めだしている。
そこには2つの決まりがある。一つ目は、
値段はそこそこ、センスはピカイチ である。

一番分かりやすいのは、贅沢コンパクトカーが
売れていることであろうか。

もう一つは、自分の趣味には多少高くても金をつぎ込むことである。
ニッチが最近一般的に聞かれだしたことからも
イメージはつくと思う。

デパートの商品が高くなったのは、勿論中国特需の恩恵を受けた人たちの
影響も強いだろうが、ファッションにニューラグジャリーを求める人が
増えたことも大きい。これも源泉は精神的潤いだ。



次に「価格の適正化」だ。
そもそもデフレは供給のしすぎで物価が下がることを言う。
そんなに多くの会社が物を作りすぎて頭を悩ましているのか?
答えはノーだ。

日本は決まりだなんだって縛りが多い。
なので、新規参入企業が少なくある意味寡占的な市場が多い。
寡占ということは、高いということだ。世界的に見て。

住宅市場、トイレ市場、リフォーム市場、不動産市場、ゼネコン市場等々
数え上げればきりがない。


今made in chinaのおかけで物価が下がっている。決してデフレのせいではない。
またmade in chinaのせいで売値を下げざるをえない会社は多いだろうが、
これはデフレとは意味が違う。
世界的に高かった日本の価格が世界的な価格に適正化されたのだ。

それではやっていけなくなるって会社はあるのだろうが、
それはあなた達が鎖国日本で仕事をしてきたからだ。

これからはいやおうなく世界が視野に入る。
なので、しょうもない縛りで鎖国していたら世界に置いてけぼりをくうだけだ。

地上波デジタル放送といっているが皆何も疑問に感じない。
これも民放大手を守るための苦肉の策なのに誰も不思議に思わない。

時代は大きく変わるのに、いかに昭和の仕組みを残そうかと必死な老人達に
従う時代はもう終わっている。
私に言わせれば「老人達」よ、そんことしている場合か だ
価格の適正化でふれたことは恐らくニュースで聞くことはないのだろう。
そういう国だから。

ジブリの新作

2006-06-14 21:34:23 | Weblog
ジブリの新作「ゲド戦記」宮崎駿のムスコスの監督作品らしいが
原作を読んでいる人は別にして
これはなんかよさげな気がする。

なによりいいのは挿入歌の歌詞やね。
宮崎駿のムスコスが作詞したようだが、
なんか
心が折れまいと、
夢の大きさにつぶされそうになっても孤独な強さで耐えていかなあかん
今の俺の心には共感やわ。

なんか詩ってのもえーかもしれん。


挿入歌の歌詞

夕闇迫る雲の上 いつも一羽で飛んでいる
鷹はきっと悲しかろう
音も途絶えた風の中 空を掴んだその翼
休めることもできなくて
心を何にたとえよう 鷹のようなこの心
心を何にたとえよう 空を舞うような悲しさを

雨のそぼ降る岩陰に いつも小さく咲いている
花はきっと切なかろう
色もかすんだ雨の中 薄桃色の花びらを
愛でてくれる手もなくて
心を何にたとえよう 花のようなこの心
心を何にたとえよう 雨に打たれる切なさを

人影途絶えた野の道を 私とともに歩んでる
あなたもきっと寂しかろう
虫の囁く草原を ともに道行く人だけど
絶えて物言うこともなく
心を何にたとえよう 一人道ゆくこの心
心を何にたとえよう 一人ぼっちの寂しさを