現実と夢!!

今日は曇り

お盆玉

2015-08-22 09:40:08 | Weblog
お盆玉

お年玉といえば誰もが知る習慣であるが
最近はお年玉に加えてお盆玉というものを渡す人が増えているという。

これは夏に帰省した時に孫にお小遣いをあげるというものだ。
ただ、こういった習慣は、帰省してきた息子に、車代ね、と渡しているお金を
子供用にしたものといってもいい。
あるいは、車代にくわえて更に子供へのお小遣いという新しい名目が
できたのだろう。

とあるアンケートでは、祖父母が孫に使う使うお金は年間25万円にもなるという。
これは中国の話かと思うような金額であるが、日本のことである。


お盆玉のおかげでポチ袋の売り上げは伸びてきているということであるが
シニアがお金を使う先はやはり孫と自分の医療費ということになるのか。

子供に何か物をあげるお金をあげる、ということは必ずしもよいとは思えない。
それはお金を貰えれば助かるのは間違いないし、その時は嬉しいのであるが、
そのお金があるなら是非体験に使ったほうがいい。

私の場合、祖母からお年玉を貰ったなくらいの記憶はあるが
いくらもらったとかお金をくれてありがとうなんて気持ちはあまりない。
むしろ、色々な経験をさせてくれたこと、美味しいものを食べさせてくれたこと
結局はそういったことしか覚えていない。

孫に使うお金が増えてきているというのは悪いことではないが
子供にはなおさら物より思い出だと言い切ってもいいくらいだ。

是非、そういったサービスが充実してきて欲しいものである。

設備の再利用

2015-08-08 09:55:31 | Weblog
自家発電とは少し異なるが、今まで活用されていなかった
エネルギーをもとに電力の発電をするという研究は長年行われてきた。

例えば、人が道を歩く時のわずかな振動のエネルギーを利用して発電するもの、
水が蛇口を通って出てくるエネルギーを利用して発電するもの、
海にかかる橋を自動車が通ることで揺れる振動を利用して発電というものもあったりする。


経済性という観点では、太陽光発電がなんとなく補完電力としては
それなりの市民権を得てきているかと思われる。日本においてはだ。


オランダではソーラーロードというプロジェクトが稼働している。
これはヨーロッパで普及している自転車専用レーンを
太陽光発電する道路に変換しようというものである。
オランダでは全道路の20%にわたる14万kmを
このソーラーロードにするという構想をしている。


このソーラーロードで発電した電力は路面にLEDを設置して光らせたり
交通関係に必要な蛍光板とかの発電に利用するものらしい。


しかしながら、やはりコストの問題はある。
1パネル7000ドルする。
経済的に、低コストな投資ではすまない、というのはやむを得ない。
ただそれなりの電力を発電している。
このパネルの耐久性や発電性がどれだけ効率的かということに影響するのだろうが
持続可能なエネルギーへの取り組みを真剣に行っている国と
原発にかわるエネルギーがどうのこうのという議論だけはしっかりやっているが
自然エネルギーを買い取ります、というくらいの施策しか行わない日本との
熱意の差が見受けられる。


日本でも横浜にはあるが、エコタウンなる実験も世界中で行われている。
日本は必要以上の道路が作られ、殆ど利用もされていないが
その道路は立派なものなるものはあるわけである。
せっかく作った立派な道路を壊すことはしないだろうが
ソーラーロードなる利用はあるだろう。