現実と夢!!

今日は曇り

これから10年のネットワーク

2013-09-08 16:21:01 | Weblog
今では大分とネットも便利になった。
かなりの容量が必要なゲームもネットワークを通じて楽しめる。
携帯回線でもそれなりの品質で動画を楽しむことができる。


10年前のネットワークの事情を考えれば
大分と進歩したといっていいだろう。

ではこれからの10年のネットワークはどうなるのだろうか。
技術的な予測は、色々なページで紹介されている。
8kテレビの放送、モノのインターネットの実現、シームレスなネットワーク接続、
色々あるので興味がある人は、是非調べてほしい。


私が今回言いたいのは、そういった技術的な視点ではなく
いかに今のネットワークが未熟であるかということだ。


いくらネット回線が進歩したといっても、契約形態に依存するとはいえ
大抵の家では、夜になれば固定回線は遅くなる。
街中にいけばモバイル回線は遅くなる。
そして、ときに通信ができなくなる。通信ができても電話ができなくなったりする。
この頻度は減ったといえ、起こればまたかとなるだろう。


しかし、これを電気やガスで置き換えてほしい。
ある時間帯は照明がついたり消えたりする。都会にいけば電気があまりこないことが多い。
そしてたまに、停電が起こったりする。
これは、後進国の話か?とても日本のことだとは思えないと思うだろう。
電気はパチッとスイッチを付けたら、そのスイッチの先がどうなっているのかなんて
お構いなしだ。
ただ、そこに電気が必ず供給されるという安心感がある。


しかし、ネットにはそれがまだないのだ。
それではネットというのは、電気やガスなどのホットラインの先輩たちからみれば
まだまだ未熟ものなのだ。


そう考えると、これからスマートグリッドにより電力に革命がおこるといわれているが、
ネットで今後10年で起こりうる革命のインパクトはそれの比ではないはずである。


もうネットのインフラとして十分じゃないだろうかと思っているかもしれないが
まだまだなのだ。
実際、アメリカはこれからの10年を見越して、ネットワークインフラへの投資額を増やすという
ことを公言している。
ますますネットワークは経済の基幹としての不安定の役割からしっかりと信任を得ていくのだ。


楽しみではないだろうか。
少なくとも私は楽しみだ。

異常気象

2013-09-01 16:36:45 | Weblog
今年の夏の暑さたるや豪雨たるや、記録づくめで
大変だったと感じている人がほとんどではないだろうか。
農業、漁業、畜産業など自然相手の商売をしている人の被害も
今年は大変でしたね、ですまないだろう。


東日本では平均気温が平年より2.4度高く日照時間は158%
西日本では平均気温が平年より2.3度高く日照時間は161%
これは観測史上最大だ。

高知県では41度で観測史上最高、東京の最低気温は30.4度で歴代2位。
おそらく猛暑日の日数も記録を更新しかねない。

この暑さは10月まで続く模様だ。
秋なんて一瞬ですぐ暑い夏から冬になりそうな感じである。




ゲリラ豪雨も昔の夕立とは規模が格段に違う。
9月までのゲリラ豪雨は、関東で平年の3.2倍、東北では5.3倍になるとも言われている。


こういった異常気象をもたらしているのは、いわゆるラニーニャ現象だ。
フィリピン周辺の海域の温度が上がり、東太平洋の温度が下がっているせいだ。
そして、これは日本近海だけでの話ではない。
世界レベルでみてもやはり最近は異常気象だ。
この10年で世界のあらゆる場所の観測史上最高気温を更新している。
海水の温度の上昇スピードは衰えるどころか加速している。


まさに地球は温暖化の一途を辿っているように見えるが、
これは氷河期への入り口を示唆している可能性がある。
地球の歴史は10万年間の氷河期、1万年間の間氷期のサイクルを繰り返しており、
今はまさに1万年間が終わろうとしている。
その期間では気候が不安定になる。
短期的には温暖化が進んでいるが、長期的には氷河期に向かってる。
その過渡期にいる今、世界では異常気象が起こっている。


しかし、そういったことを頭にいれると、異常気象というのは
これからも普通に続くのだろう。
すると日常気象となってしまう。

あー今年は酷かったではなく、これからもっと酷くなるというように
思っておいたほうがどうも良さそうだ。


今日の東京は本当にうだるように暑かった。
かたや九州や関西、日本海沿いは豪雨が続いている。
こんなへんてこりんなことも日常になってくるだと思うと
ぞっとしてならない。