現実と夢!!

今日は曇り

日本の外交

2013-08-25 10:05:14 | Weblog
日本の期待を一手に背負った民主党が
外交で失敗し続けたことは、記憶に新しい。
いまいちピントこない人も、
沖縄の米軍基地を最低でも県外発言や、
尖閣諸島の国有化などの問題を聞けば、
そうっだとなるだろう。

今の日本は、こんなちょんぼをしている場合ではない。
世界的な位置づけが変わっていることに気づかなければならない。


自民党に政権が変わってからというもの
日本のメディアの報道だけも聞いていると、
日本の外交は成功し続けているようにも思うが、
これも海外の記事に目を向けてみると、臭いものはふたをしていることが
分かってくる。


まずは米中首脳会談だ。列国の評価はこの首脳会談は成功だ、
という声が多い。
しかも2回目のオバマ政権に変わって米国と初めて首脳会談した
アジアの国は中国だ。
今後のアジアの枠組みなど非常に重要なテーマが論じられたとされる。
日本は置いてけぼりだ。


そしてお隣の国韓国。
中国が習近平政権に変わった後、日本より先に韓国がトップ会談を行った。
これは今までなかったことである。
また、韓国の朴大統領が連れて行った面々は、韓国を代表する企業のトップ達ばかりだ。
まさに日中韓の枠組みが優先されつつあると、言っても過言ではなくなるかもしれない。
最近の韓国のロビー活動はすごいようであるが、
日本はそうだという声は聞かない。


日本は、ますます労働人口が減り、高齢化が進み、人口全体も減っていく状況で
安倍政権は、新成長戦略で経済成長と言っているが、
長い目で見れば、成長よりも、現状を維持することも難しくなろうとしている。


いわばこれは日本は衰退国という見方になりうる。
そういった列国からの見方による、日本の位置づけの低下が始まっている状況で
お隣韓国に外交力で負け、外交でちょんぼをしている場合ではないのは
お分かりだろう。

問題ばかりの国、日本かもしれないが、
なんとか外交も盛り返していって欲しいと切に願うばかりだ。

日本の水資源問題

2013-08-18 11:34:16 | Weblog
最近でこそ、日本でもミネラルウオーターを購入する人は
増えてきている。

とはいえ、日本が置かれている水事情、特に飲料事情に
あまりにも楽観的な人が多いのではないだろうか。

というのも、これから長い目で見た時の雨量問題だけではなく
目先の水資源ですら危機にさらされている。

その危機は何か?
日本の水資源は常に日本のものだけではないということだ。
つまり、これは何かというと、
外国資本、とりわけ中国資本が、日本の森林買収を進めているのだ。



外国に行けば水道水を飲むのは抵抗があるという人も多いだろうが
実際、飲食店でだされる水や氷ですら、
非常に衛生上よくないことも多い。
中国でもそれは同じであり、まさに隣国の水資源に目をつけているのだ。



そもそも日本では年々、ミネラルウオーターの国内生産量は増えており、
今や約、28億リットルとなっている。
そのうち、中国への輸出量はどれだけかというと、300万リットルである。
なんだ、0.1%かと思うかもしれないが、これは3年前の3倍の数字である。


しかも不気味なのはサントリーやキリンなどが輸出しているのではなく
謎の水ブローカを経由しているため、実態が把握できていないことだ。


実際、外国資本に買収されている森林は、東京ドームで170個分にもなる。
それも日本の会社を隠れ蓑にしている所が多く、把握に手こずるのだそうだ。


今の状況はあくまで過渡期にすぎないだろう。
これからどんどんこの状況が悪化する可能性がある。
これらのことは、勿論、国土交通省や農水省も把握しているとのことだが、
お決まりの縦割り行政で、おっちらえっちら対応をしているのでは
余りにもスピード感がなさすぎる。


水産業の輸出もよいが、
電力産業よろしく、水資源に関係する土地の買収は、外国資本に関連するなら
禁止するなどして、
まずは足元の私たちのとても大切は水資源をしっかり、守っていってほしい。


若者へのスマホの普及

2013-08-04 11:00:02 | Weblog
スマホ関係の会社の4-6月期の決算が発表された。
サムスンやLGの決算は好調の反面、
アップルは当時の凄まじい勢いに陰りがでてきており
マイクロソフトは心配なレベルだ。


絶好調の韓国勢だが、若者のスマホ普及が問題になっているようだ。
スマホの普及は、勉強の阻害および対人関係能力の形成に
問題をもたらすと言われている。
なんでも便利なものには、良い面と悪い面があり、
残念ながら若者にとっては、どうも悪い面の影響が強いようだ。
こういった側面は韓国に限った話ではないだろう。


ただ、韓国がそうフィーチャーされているのは
やはり非常に高いスマホの普及率にあるのだろう。



アメリカのスマホの普及率は意外かもしれないが50%程度だが
韓国では100%を超えている。
20代、30代の普及率は、80%を軽く超えている。
また10代の普及率はアメリカでは40%弱だったが
韓国では65%にも達している。
そのため、授業中にはスマホを回収するのは日常的な風景となっている。



韓国では非常に高い普及率に加えて
スマホ中毒となっている人が多いことがさらに問題を深くしている。
もともとネットゲームの先進国で、中毒者も多い国であるが
これがスマホにも発展しているのだ。


そもそもスマホ中毒とは一日に7時間以上利用し
スマホがないと、大きな精神的不安をもたらすことを指しているようだ。
この割合が10代であると5人に1人というのだ。
やはり、この数字は少し驚きを伴う。


とはいえ、これからスマホのような機器がなくなることはないだろう。
であるなら、これと上手に付き合っていく必要があろう。
それはかつてそういったものがなかった時代の教育やありかたを正とするのか
それともニュー世代として、デジタル機器が前提とした
新しいありかたを模索していくか、だろう。


とはいえ新しい取り組みにはどうしても負の要素を伴う。
これの受け止め方、最小化にどう取り組んでいくのか。


私は、かつての時代を正とするのではなく、
そういった礎のもと、デジタル機器が身の回りにあることを前提とした
新しい、教育やコミニュティのありかた、を模索していくべきだろう。


でないと、日本のようにまるで時代錯誤の昔の法律に縛られ、今と合わないため
多くの無駄と無意味が発生しかねないように思う。



これだけ高いスマホの普及率がある韓国では
是非、そういった取り組みを行い、世界にその先進的な実験を見せてほしい。