ぼ~ざん工房
ぼ~ざんのBLOGです。いろいろ体験・書籍等紹介します!

 TOPICS  『ぼ〜ざん工房』は望山(水野敦之)の個人のBLOGです。


「気づき」と「できる」から始めるフレームワークを活用した自閉症支援—すぐに使えるワークシート用CD‐ROM付
クリエーター情報なし
エンパワメント研究所

 
  【2013年度 自閉症教育・支援フレームワークセミナー予定(随時更新予定)】
  ☆ プロフィール講演・セミナー等の依頼について ☆ RSS readerをご活用ください!

  ※ このBLOG『ぼ〜ざん工房』はリンク・フリーです。
    ご紹介いただき、たくさんの方に読んでいただいたら幸いです。  



今日は、東広島のすてっぷ教室(早期発見事後支援)でした。まだ試行的な事業です。

3回目になると、幼児さんの動きに良い変化が見られます。

1つは、様々な良い習慣、例えば「終わり」や「次を確認すること」などです。

1回目から2回目のアセスメントによって、どんな支援が必要かわかるようになってきて、指示への注目、気づきも増えてきました。

お母さん達からも、たくさんの情報や、私が見つけることができなかった情報をたくさんいただきました。

1月にすてっぷ支援会議という、三回のすてっぷ教室をまとめ、保護者のニーズを交えた、ミーティングを実施します。

お母さん達がイキイキ、ワクワクする。はじめての支援会議になれたらと、スタッフと情報の整理と準備を進めています。



【はじめてブログをご覧の皆様。まずこちら】
【BOUZAN profile・講演依頼等はこちら】

感想、コメントお待ちしてます。もしくはランキングにご協力ください(下のバーをクリック)。
にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 発達障害へにほんブログ村


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )





【将来地図について以前書きました】

先日の鳥取の講演に参加された方から将来地図に関して質問をいただきました。

Q:重度の知的障害をもつ自閉症の方の将来地図を書き出す時のポイント

A:ポイントはバランスです!

知的障害を持っても、高機能の自閉症の方でも、生活をデザインすることに対してはサポートが必要だということです。その度合いが違うだけです。それが生活デザイン思考の支援計画です。

大事なことは、本人が自分のハッピーな選択をするのに必要な整理の部分をサポートする意識です。

ある程度の自己判断ができる方には、丁寧に自己評価と他者評価を取り入れながら将来地図を調整する必要があります。

自己判断が難し方は、本人のアセスメント(興味関心など)と家族や後見人のニーズや意見を確認しながら生活をデザインしていきます。その時に大事なのはバランスです。

例えば以下のようなバランスです。

「余暇」「仕事」のバランス

「年齢にあった内容」「本人の興味関心」のバランス※

※例えば、本人の興味関心が「トランポリン」とします。その時に成人期の方が公園のトランポリンを計画に入れるでしょうか?(良いかも?)できれば、やはり限定された室内の設定にしたり、ジム・体育館のトランポリンをイメージするわけです。


Q:幼児期でも将来地図をかくのか?

A:わかりません

幼児期に将来地図を描くべきか、どうかは実はまだ整理ができていません。

ただ、今言えるのは以下のことです。

*とても抽象的で、とても曖昧で良い。

*とても現実的な決定ではなく、親さんと夢を語る道具

*目的は親のニーズを描くため


です。


【はじめてブログをご覧の皆様。まずこちら】
【BOUZAN profile・講演依頼等はこちら】

感想、コメントお待ちしてます。もしくはランキングにご協力ください(下のバーをクリック)。
にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 発達障害へにほんブログ村


コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )