ぼ~ざん工房
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一昨日から昨日にかけて、青森県八戸のNPO法人夢さん(BLOGはこちら)のコンサルテーションでした。ちなみに今日明日は、そのNPO法人主催のセミナーです。

この施設のコンサルのたびに、「基本をしっかりと丁寧にやることが、自閉症・発達障害支援の近道になる」と自信をもって思える。今年で3年目、少しずつ形のTEACCHアプローチから筋のある自閉症発達障害特化支援モデルになっています。

さて、昨日は施設の新しい動きを中心に見させていただきました。セミナー報告を含めて数回でこのブログで報告をしていきます。色々なエッセンスがありますので、是非参考にしてください。

今回の記事は、ある特別支援学校高等部の生徒さんの支援です。

昨年、私の方でTTAPのフォーマルな検査を実施して、今、夢の利用時に夢の活動のほかに、インフォーマルなアセスメントを念頭においた実習をしています。(その様子は次のログで)

彼の指導・支援を見ていると、本当に10年先をイメージしたプログラムになっていると思います。(昨年のトレセミの協力者で、その時にポイントして整理しました)

今10年先をイメージして、いくつかの基本習慣をつくっています。

*自分のことや周囲のことに対しての自己評価と他者評価を活用した、相談を受ける習慣(例えば、適切な振舞い方、健康管理として自己チェックすることと健康指導を受けること等)

*自分のことを知るために職場体験を含む、事前の事後のフィードバックを受ける習慣(上司からも、支援者からも)

*自分で準備し、自分で開始し、自分で終わり、自分で片付ける習慣


この3つが本当に基盤になっています。

実際の様子です。


体温を測り、健康チェックを行う習慣


職場実習の時の振舞い方について視覚的に説明


職場実習の様子(前回。今回の実習に関しては次に)




自分で準備し、自分で片付ける設定

【これまでの関係の記事】

・トップダウンの視点にたったコメント力 その2
・変更と習慣(ルーティン) その1/5
・TTAPからの移行支援はじまる(八戸コンサルテーション報告その3)

ところで習慣といえば、これまでのトレセミやコンサルテーションの効果で、様々なスタッフの習慣が生まれていました。それについては、またのログで。


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