ぼ~ざん工房
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 TOPICS  『ぼ〜ざん工房』は望山(水野敦之)の個人のBLOGです。


「気づき」と「できる」から始めるフレームワークを活用した自閉症支援—すぐに使えるワークシート用CD‐ROM付
クリエーター情報なし
エンパワメント研究所

 
  【2013年度 自閉症教育・支援フレームワークセミナー予定(随時更新予定)】
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延岡での自閉症支援フレームのトレーニングセミナーの報告をしています。

【その1】【その2】【その3】
【その4】【その5】


昨日は、延岡での自閉症支援フレームのトレーニングセミナーの1日目でした。受講生にとっては、アセスメントから計画をたて指導・支援を実施するプロセスを学ぶ日です。

今回のテーマは「気づき」です。

今回は幼児期、学齢期、成人期と各年代の自閉症児者の方に協力していただいていますが、との年代の方も共通したいくつかの困難さを見せてくれました。そうちの1つを紹介します。

それは、曖昧でわかりにくい指示や暗黙の指示では、混乱したり、期待されている自立的行動ができなかったりするということです。

成人期の方に私から「難しかったことはありますか?」と聴きました。彼は「どこに置いていいのか、どこに行けばいいのかわからない」と言っていくれました。

実は幼児期の方も、棚に片付ける活動で、棚に入れるスキルはあるけど、どこに片づけるかがわからない場面がありました。


【受講生が作ったタスク:シンプルですが彼に必要な指示と整理統合があります】

同じ困難さがあることを知り、受講生には良い気づきになりました。


【フォロアップ受講生】とても良い研修になっています。チームで支援に責任をもち、継続的にアセスメントをしながら、自立や行動面、コミュニケーションの部分を総合的に計画を立て実践されています。


【成人当事者の方の行動等に対しての話し合っている様子】


昨日はteam BOUZANのトレーナーの一人に講義をやってもらいました。良い緊張の中、丁寧に講義をしてくれました。今回はトレーナーが私以外2人、とてもすぐれたトレーナーで、常に受講生と協力児の気づきに気をくばり、受講生にとって良いモデルになりました。自分で言うのもなんですが、パワフルなチームを作ったと思います。


【構造化を説明するトレーナー】


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