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ホノルル奮闘記・17~給水

 ホノルルマラソンで一番気をつけなければならないのは給水。午前5時のスタート時でも気温は20℃程度で、走り出すとすぐに汗が出てくる。水を飲んでも身体が水分を吸収できる量は限度があり、体内に巡らせるには時間が掛かる。喉が渇いてから水を飲むのでは遅すぎるわけだ。そのためスタート前にあらかじめ水分を吸収しておいて、その後、レース中は早め早めに給水するのがポイント。ホノルルマラソンコースでは、ほぼ2マイル(約3.2キロ)毎に給水所があるので、ここでは事前のアドバイス通りすべて立ち寄って給水した。スタート後のまだ夜明け前に1度だけ仮設トイレに寄っただけなので、レース中に飲んだ2~3リットルの水はすべて汗になったことになる。
 時刻は10時5分で、カラニアナオレ・ハイウェイ(Kalanianaole Hwy.)を出てケアラオル通り(Kealaolu Ave.)を走っている。35キロ付近のエイドステーションで貰ったオレンジ色のスポンジで頭と両脚の太腿を冷やし、また途中数ヶ所に置いてあったロックアイスの一片を帽子の中に入れたりして走っている。[(c)allsports.jp]
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ホノルル番外編・53~ホンコン・オーキッドツリー

 ホノルルの街中を散歩していて見つけた赤紫色の花。これはマメ科ハマカズラ属の「ホンコン・オーキッドツリー(Hong Kong orchid tree)」で「アカバナハカマノキ(赤花袴木)」の和名もある。原産地である香港市では市の旗に描かれており、ハワイでは庭木や街路樹に使われている。
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ホノルル番外編・52~エルドラド

 ホノルルの道路の植栽などで良く見られる「エルドラド(Eldrado)」。キツネノマゴ科ルリハナガサモドキ属の常緑低木でポリネシア南部原産。新芽が黄色いために “黄金郷(El Dorado)” という名前が付けられたようだ。和名は「ルリハナガサモドキ(瑠璃花笠擬)」で、学名は “Pseuderanthemum reticulatum”。
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ホノルル奮闘記の番外5

 私がダイヤモンドヘッドの最後の登りに差し掛かる頃、息子は無事ゴールした。フィニッシュゲートの時計は4時間54分を示しているが、スタートの誤差を差し引いてネットの公式記録は4時間53分7秒(1キロ当たり6分57秒)。順位は28,675人中3,858位で、上位13%に入っていた。息子のフルマラソン経験は、私と一緒に走った一昨年の横浜マラソンが初めてで、今回が2回目。やはり若いというのは素晴らしい。記録によると5キロ:32分52秒(1キロ当たり6分34秒)、10キロ:1時間26秒(同5分31秒)、15キロ:1時間30分24秒(同6分0秒)、21キロ:2時間7分41秒(同6分13秒)、25キロ:2時間34分46秒(同6分46秒)、30キロ:3時間12分28秒(同7分32秒)、40キロ:4時間36分58秒(同8分27秒)、42.195キロ:4時間53分7秒(同7分21秒)となっていた。私と別れてから5キロ~15キロ当たりはややハイペースになっており、その影響か、最後の37キロ付近から40キロ付近まで続くダイヤモンドヘッドのアップダウンでかなりペースダウンしている。しかしあのコースで、1キロ当たり6分57秒の “サブ5(5時間切り)” はたいしたものだ。[(c)allsports.jp]
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ホノルル番外編・51~クイーンエマリリー

 カメハメハ4世の王妃クイーン・エマが好んで栽培したことから名付けられた「クイーンエマリリー(Queen Emma Lily)」。ヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草で、茎頂に散形花序を出し芳香のある花を多数付ける。蜘蛛の手足のように長く伸びた花びらから「スパイダーリリー(Spider Lily)」とも呼ばれるが、ハワイでは白花をスパイダーリリーと呼び、紅紫色の花をクイーンエマリリーと呼ぶようだ。
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