ゴンズイ・7~冬芽

 小山内裏公園の「ゴンズイ(権萃)」の冬芽。しっかりと鱗片葉=芽鱗(がりん)に守られている。冬芽には、このように芽鱗に被われた鱗芽(りんが)と、ムラサキシキブやアカメガシワのように芽鱗を持たない裸芽(らが)がある。
 このブログでは、ふだんは冬芽(とうが・ふゆめ)という言い方をしているが、これを少し詳しく言うと、展開後に花になる花芽(かが・はなめ)、展開後に葉になる葉芽(ようが)、展開した時に花と葉をつける混芽(こんが)に分かれる。写真のゴンズイは葉芽で、ニワトコなどは混芽になる。
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アカシデ・3~冬芽

 冬芽観察が続いているが、これは清水入緑地付近の「アカシデ(赤四手)」。頂芽はスッキリしていて葉芽のようだが、このゴチャゴチャした姿はどうやら花芽かもしれない。アカシデは4月下旬に赤茶色の花穂をぶら下げる。しばらく観察を続けてみよう。
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