散歩道~霜柱

 やはり「霜柱」はこの姿。早朝、この柱を大胆に 『ザクッ、ザクッ』 と踏み潰していくのが何とも快感。童心に返って、わざと歩道をはずれて霜柱を踏みに行く。都心の社宅住まいの時は、地面がアスファルト覆われているし、土があってもそもそもヒートアイランド現象で、霜柱を見ることも少なかった。ここ多摩ニュータウンでは、冬の間はいつでも見ることができる。
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散歩道~曲げ物

 庭木をシュロ縄などを使って誘引し、好みの枝振りにするのを、 “曲げ物” と呼んでいるが、この「霜柱」は意図的に曲げたものではない。霜柱は、0℃以上の地中の水分が、毛細管現象で地表まで吸い上げられて、0℃以下に下がっている地表近くで次々と凍って柱に成長していくもの。あまり気温が低すぎると地中も0℃以下になり、柱にならず凍土となる。写真の曲がり物は、首都大学キャンパスのものだが、柱が立ち上がる途中で気象変化があったのだろう。自然はいろいろ面白いものを見せてくれる。ちなみに右の落ち葉はトウカエデ。
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