アカメガシワ・2~冬芽

 冬芽から樹の名前を見分けるのもまたひとつの楽しみ。これは清水入緑地の藪の中からニョキリと出ている70~80センチの若木の冬芽。葉はすべて落ちており根元をみてもコナラやケヤキなどの落ち葉が混在していて特定できない。一応これは「アカメガシワ(赤芽槲)」としておこう。カシワと言ってもブナ科のカシワとは縁がなくトウダイグサ科アカメガシワ属の落葉樹。冬芽はバンザイをしているよなユーモラスな姿で、よく見ると背中に赤ちゃんをおんぶしているようだ。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )

ハリギリ・2~冬芽

 蓮生寺公園の藪の中にあった「ハリギリ(針桐)」の若木。桐の名前がついているが、ゴマノハグサ科のキリとは異なり、こちらはウコギ科。ハリギリのほかにもキリの名前を付けられたものには、イイギリ、アオギリなどがある。いずれもゴマノハグサ科ではないが、大きな葉が共通点。この冬芽の先端をずっと見ていると、サンダーバード2号のあのずんぐりむっくりした姿が浮かんできた。
コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )