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犬鍋のヨロマル漫談

ヨロマルとは韓国語で諸言語の意。日本語、韓国語、英語、ロシア語などの言葉と酒・食・歴史にまつわるエッセー。

機内映画

2010-09-06 23:55:32 | 日々の暮らし(帰任以後、~2015.4)
 タイ行きの飛行機は飛行時間が約6時間。昼間の移動の場合は,だいたい映画を見ます。ふだん劇場に足を運ぶことがほとんどないので,飛行機が私にとっての数少ない映画鑑賞の機会です。

 今回の出張,往路で見たのが「霊能者バトルロイヤル」(→リンク)。仲間由紀恵主演のエンターテイメント。まあ,深みはないけれど楽しめました。

 帰路は機内泊なので,ふつうは映画を見ない。けれども,前述したとおり,帰国の日は選挙の前日だったため,夕食は酒抜き。空港でビールを飲んだけれども,なかなか眠くならない。

 それで,映画のメニューを見ました。すると,西田敏行の「釣りバカ日誌」第一作があった。途中で寝てもいいや,という気持ちで見始めると,これが面白くてとまらない。

 すでに機内は消灯され,ほとんどの人が寝ている中,一人で画面に見入っていました。

 鈴木建設のダメ社員が,定食屋で知り合った老人に釣りを指南する。老人が,自分の会社の社長であることを知らずに。途中,社長相手に,「うまくやれば成功しただろうに。社員の10人や20人はもってさ」というくだりで,声をあげて笑ってしまい,隣で熟睡していたおばさんを起こしてしまいました。

 結局,最後まで眠らずに見てしまい,睡眠時間は2時間以下。翌日が日曜日で,家に帰るだけだったのが幸いでした。

 前回のタイ出張で見たのが,「食堂かたつむり」。これは面白かった。ストーリーそのものというよりも,料理の過程をいちいち丹念に映すのが興味深い。

 失恋のショックで声が出なくなった主人公が,田舎で小さな食堂を始める。一日の一組の客しかとらない。彼女が供する絶品の食事が,食べるものに幸せをもたらす…。

 未亡人の老人にサムゲタンを出すところもありましたが,サムゲタンの作り方をあんなふうに詳しくみたのは初めてでした。

 そして,ペットとして飼っていた子豚ちゃんを最後にはつぶして,捨てるところなく利用しつくす。肉を挽き肉にし,腸につめてソーセージを作り…。これだけ徹底的に食べてもらえば,豚も本望でしょう。少なくとも,タイで火炙りになった末,食べ残された子豚ちゃんより幸せでしょう。

 まだ見ていない人は,DVDを借りてごらんください。

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
業務連絡 (高木正雄)
2010-09-09 08:16:54
犬鍋先輩

熱メールを確認できますか?
(すみません、急いでいるもので、こちらにも掲示させていただきました。
返信する
業務連絡 (高木正雄)
2010-09-11 01:16:57
犬鍋先輩

ありがとうございました。
お騒がせいたしました。
返信する
高木さん (犬鍋)
2010-09-12 01:31:08
タイムカプセルの件では本当にありがとうございました。
返信する

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