犬鍋のヨロマル漫談

ヨロマルとは韓国語で諸言語の意。日本語、韓国語、英語、ロシア語などの言葉と酒・食・歴史にまつわるエッセー。

フランク三浦裁判

2017-03-30 23:06:28 | 大阪暮らし
 先日、高島屋の外商を取り上げたテレビ番組を見ました。 担当者は、お得意様のお金持ちを特別の部屋に案内し、とっておきの高額商品をお勧めする。 そのときに、ある病院の院長さんに勧めていたのがスイスの高級時計、フランク・ミュラーの時計で、その額なんと2億円! そのお医者様御夫婦、一瞬絶句したあと、「ちょっとデザインが若向きで、僕には似合わないなあ」などと言いつつ、やんわりと断っていました。 しかし、2 . . . 本文を読む
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大阪城公園

2017-03-27 23:19:31 | 大阪暮らし
 日曜日、東京の桜はすでに開花が宣言されていましたが、大阪はまだ。(梅なら咲いているかもしれないな) 午前中は天気もよかったので、久しぶりに大阪城公園に行ってみました。 JRの駅から大阪城に向かう道では、若者が路上演奏をしていて人だかりがしています。 ただ、観光客は日本人よりも外国人が目立つ。 中国語、韓国語、タイ語と何語かよくわからない言葉(ベトナムかマレーシアか)が聞こえてきます。 城内の梅園 . . . 本文を読む
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フランス居酒屋

2017-03-24 23:14:29 | 大阪暮らし
 新大阪の飲食店は盛衰が激しい。 お店が潰れては、新しい店ができます。 少し前にお好み焼き屋さんが閉店し、一か月ほどして「ワイン食堂」という看板が掲げられました。「ワインとカレーの店」という不思議な取り合わせ。(カレーとワイン、合うのかなあ?) 興味を引かれて入ってみました。 ご主人と若い男性店員の二人でやっているお店です。「カレー屋さんですか?」「いえ、カレーはランチメニューです。フランス料理な . . . 本文を読む
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旅の指さし会話帳 ミャンマー

2017-03-21 23:27:11 | ミャンマー
 情報センター出版局から出ている「旅の指さし会話帳」シリーズの44にミャンマーがあります。 2003年に発行され、私が買ったのは2013年の第11刷。 旅行中に、本の中の単語やフレーズを指さして意思疎通を図るという実用書です。しかし、この本は実用書としてだけでなく、学習書としてもすぐれものです。 著者は浅井美衣さん。大学でミャンマー語を専攻し、就職してミャンマー駐在員、その後独立してミャンマー関係 . . . 本文を読む
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ニューエクスプレス ビルマ語

2017-03-18 23:13:10 | ミャンマー
 白水社の『CDエクスプレス ビルマ語』が、2015年に『ニューエクスプレス ビルマ語』に生まれ変わったということを、前に書きました(→リンク)。 著者は同じ加藤昌彦さん。 「はじめに」を見ると、改訂に至ったいきさつが簡単に書かれています。 著者は2001年から『エクスプレス』を大学のビルマ語の授業に使ってきたそうです。『CDエクスプレス ビルマ語』は2004年の発行ですから、ここでいう . . . 本文を読む
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日本の伝統文化

2017-03-15 23:18:27 | 大阪暮らし
「日本の伝統文化について、プレゼンすることになったんだけど、何がいいかなあ」 4女からこんなラインが入ったのは、高田馬場のミャンマー料理屋で二人の知りあいと飲んでいた時のことでした。 4女は2日後からイギリスに行くことになっていたんですね。(こんな直前になって…) なんでも、学内選抜で選ばれて、在英日本企業や日本大使館を訪問し、先輩方からいろいろお話を聞 . . . 本文を読む
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朴大統領の罷免

2017-03-12 22:16:19 | 韓国雑学
 朴大統領に対する韓国の憲法裁判所の宣告が行われる前日、社内のトイレで韓国人社員と隣り合わせになりました。「明日は大変だね」「えっ? あ、会議のことですか」「違うよ。韓国で重大な発表があるでしょう?」「ああ、そのことですか。私は別に大して関心ありませんよ」「ウリナラの将来が気にならないの?」「まあ、なるようにしかならないから。犬鍋さんは気になるんですか」「いや、まあ僕にとって韓国はナメナ . . . 本文を読む
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母語と母国語

2017-03-09 23:20:17 | ミャンマー
 ミャンマー料理屋のご主人から、相談を持ちかけられました。「うちの娘にミャンマー語を教えたいんですけど、どうしたらいいですか」 このご主人、日本に来て20年以上で、今は美容師とレストランを掛け持ちしています。ミャンマー人の奥さんとの間に、つい最近(去年の12月)、初めてのお子さんが生まれたばかりです。「今、日本にいるミャンマー人で、子どもがいる家庭も多いけれど、みんな日本の学校に通うから、ミャンマ . . . 本文を読む
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2017-03-07 23:44:56 | 飲む
 私が通うバーには、私と同じ単身赴任者が多い。「犬鍋さん、もう一軒、いい飲み屋があるんですよ」「どんなところですか」「おばちゃんが一人でやっているんですが、そのおばちゃんが面白い人なんです。アメリカ帰りで、英語も達者」「へえ」「ただ、毎月最後の金曜日は英語デ-で、日本語を使うと罰金をとられます」「そりゃ困るな」「でも、あのおばちゃん、韓国語もできるようなことを言ってましたよ」「そうですか、今度行っ . . . 本文を読む
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『帝国の慰安婦』刑事一審が名判決である所以

2017-03-04 23:06:22 | 慰安婦問題
 韓国の法律は日本の法律に似ていて、その理由は、韓国が植民地支配から脱したとき、それまで使っていた日本の法律を直訳したからだと言われています。 たとえば、刑法の中の名誉棄損罪の条文も、かなり似ている。 まず、日本の刑法 (リンク)は次のとおり。(名誉毀損)第230条1 公然と事実を摘示し、人の名誉を毀損した者は、その事実の有無にかかわらず、3年以下の懲役若しくは禁錮又は50万円以下の罰金に処する。 . . . 本文を読む
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趙甲済氏の感想

2017-03-02 23:07:10 | 慰安婦問題
 著名なジャーナリストの趙甲済氏が、中央日報の「朴裕河インタビュー」を読んだ感想を書いているのを見つけたので、翻訳・紹介します(リンク)。朴裕河教授、慰安婦の名誉毀損罪、祝うべきか、ねぎらうべきか国際感覚を持つ朴教授が、韓国の国際的孤立の深刻さ指摘したことは、聞き流してよい話ではない。 『帝国の慰安婦』の著者、朴裕河教授が本書によって自分たちを「自発的売春婦」と言って名誉をひどく毀損した、と慰安婦 . . . 本文を読む
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