義母が退院した帰り道、親戚まわりをしました。 義母は四姉妹の二番目。 島根のしきたりでは、子どもが女だけでも、長女が「本家」、次女が「分家」として婿をとることになっているそう。次女の義母も、自分の父の姓を名乗って、婿をとりました。 今回の入院では本家の甥御さんに世話になったということで、お礼かたがた同じ安来市に住む本家に行きました。お姉さんは90歳を越えたあたりから認知症が進行し、家族の見分けも . . . 本文を読む
山陰の霊峰大山(だいせん) 義母の病状がそれほど深刻なものではないとわかったので、食事を楽しむ心の余裕もできました。 私が島根に来たのは約1年ぶり。 前回は、四女の結婚式でした。 四女は、結婚式にぜひおばあちゃん(私の義母)に出てほしいため、また夫のスウェーデン人が日本の伝統的な結婚式を望んだこともあって、出雲大社で結婚式を挙げました。山陰便り~出雲大社 結婚式の披露宴は、松江の行きつけのステーキ . . . 本文を読む
島根に住む義母(妻の母)が転倒して緊急入院した、という連絡があったのが、日曜日の午後。「それは大変!」 早速、翌日の飛行機を二人分予約しました。 実は、88歳になる義母は、昨年11月、腰椎の圧迫骨折で4か月近く入院しました。退院したのが2週間ほど前のこと。歩行器を使いながらバスで歯医者に行ったとき、降車口で足を踏み外し、地面に顔から落ちたんだとか。 顔が血だらけになり、通行人が救急車を呼んでくれ . . . 本文を読む
写真:雪で交通がマヒしたソウル ソウルの大雪は、次の日も続きました。 なんでも、117年ぶりの暴雪なんだそうです。韓国語で、大雪のことをポクソル(暴雪)と言います。「117年ぶり!」「あっ、「11月としては」ってことですけど…」「なんだ」 ソウルは日本より寒く、マイナス10度ぐらいになることもありますが、冬は降水量が少ないので、積雪はあまり多くない。 時期外れの大雪で、空港の備えが甘 . . . 本文を読む
写真:新大阪「光龍益(こうりゅうます)」のラーメン(大盛り) 出張二日目の夜も、別の韓国人を誘い、日本に2人を含め4人で飲みました。 私ともう一人の日本人が先に店に着きました。「そういえば今日、光龍益に行ったよ」 光龍益というのは、新大阪のラーメンの人気店。マンションの1階にあります。彼はそのマンションに単身赴任で住んでいるのです。 白湯(パイタン)と豚の皮をじっくり煮込んだ濃厚スープで、ラーメン . . . 本文を読む
私の大阪出張中、韓国からも大阪へ出張に来ている団体がいました。 大阪で4日ほど、研修に来ていたのですね。 私の出張の初日、韓国人の一人を夕食に誘いました。 今年の2月に現地事務所に就職した若者です。 日本の信州大学を卒業したので、日本語がペラペラ。「信州大学といえば、高校の同級生が教授をしてるよ」「何学部ですか」「経済学。統計が専門だっていってた」「ぼくは物理専攻で、統計学の授業はとりませんでし . . . 本文を読む
10か月ぶりに大阪に出張しました。 午前中に新幹線で移動して、お昼前に新大阪着。 昼食は、新大阪駅地下の味の小路で。 行列している店が多い中、待たないで済むお蕎麦屋さんに入りました。 頼んだのはヘレカツ丼セット。 カツ丼に日本そばがついています。 大阪で初めて「ヘレカツ」という表記を目にしたとき、誤植だと思いました。 そのときに書いた記事がこちら。ヘレカツ トンカツにはロースとヒレがありますが、 . . . 本文を読む
写真:中津「バグース」のバリコーヒー お盆休み前、大阪に出張した折、馴染みのインドネシアレストランでランチをとりました。 久しぶりだったので、アルバイトのインドネシア人は新顔でした。「インドネシアのどこの出身?」「バリ島です」「じゃ、豚肉、食べるの?」「はい、食べます」「牛肉は?」「本当は食べちゃいけないんですけどね…」 インドネシアはイスラム教の国ですが、バリ島はヒンドゥー教。イス . . . 本文を読む
5月5日の朝、車で埼玉への帰路に着きました。 往路は新東名~新名神でしたが、帰路は昼間ということもあり、景色のよさそうな中央高速を選びました。 山陰道から、米子道経由で中国自動車道へ。 山陰の名山、大山を左手に見ながら、蒜山のパーキングエリアで休憩。 車で行くときは、ここでソフトクリームを食べるのが恒例行事です。 山陰には、ちょっと変わった読み方をする地名が多い。 出雲(いずも)、安来(やすぎ) . . . 本文を読む
写真:松江のステーキハウス、和(さわ) 四女の結婚披露宴は、島根県の県庁所在地、松江にある「和(さわ)」というステーキハウスでした。 親族だけとはいえ、大人13人、子ども6人、計19人という大人数なので、貸し切りにしていただきました。「貸し切り」は、創業以来初めての椿事だそうです。 亡くなった義父(妻の父)が生前、贔屓(ひいき)にしていた店で、私も妻の実家に行くたびに連れて行ってもらいました。先代 . . . 本文を読む
出雲大社での挙式は、新郎は紋付き袴、新婦は白無垢で、純和風。 新郎新婦がブライダルハウスで着付けをしている間、1歳3か月の孫娘を私たちが預かりました。この日に備えて東京で「予行演習」した甲斐あって、大泣きすることもありませんでした。 挙式は午後。それに先だって、出雲大社のすぐ近くで、前の晩に食べ損ねた「出雲そば」を食べました。 そこへスウェーデンのご両親が合流。 お父さんはスーツに、明るいブルー . . . 本文を読む
今年のゴールデンウィーク(後半)は 山陰で過ごしました。 四女が出雲大社で結婚式を挙げるためです。 四女は大学時代、交換留学制度でスウェーデンに留学したときに知り合ったスウェーデン人と結婚し、すでに子ども(娘)がいます。 入籍がコロナ19とかち合ったため、結婚式が挙げられなかったのです。 なぜ出雲大社かというと、おばあちゃん(私の妻の母親)が島根県安来市にいるから。娘としてはぜひおばあちゃんに結 . . . 本文を読む
写真:新大阪「のびる屋」の平飼い地鶏のたまご 土曜日の夜、昔よく行っていた、お寿司屋さんに行きました。 実は、10か月前の出張のときにも行こうとしたのですが、「しばらく休業します」の張り紙がありました。 今回、出張前にラインでメッセージを送ってみました。板前は、昨年、病気で倒れたそう。それがなんとクモ膜下出血だというのです。「うちの妻も、5年前にやったんですよ! 後遺症はないですか」「大丈夫です。 . . . 本文を読む
写真:大阪中津インドネシア料理バグース 土曜日の昼ご飯は、地下鉄で1駅乗って、中津のインドネシア料理、バグースに行きました。 バグースはインドネシア語で「おいしい」の意味。 ここのご主人も馴染みです。「インドネシア、帰ってますか」「はい、1月に行ってきました。故郷だけでなく、ジャワ島とかバリ島も行ってきましたよ」「コロナが終わったからね」「去年も行ったんですよ」 故郷にはお母さんや親戚たちも多いの . . . 本文を読む
写真:大阪西中島の「峠」 10か月ぶりの、大阪出張。 楽しみは、仕事のあとの飲み屋巡りです。 私は2015年から21年まで、6年間、大阪に単身赴任していたので、馴染みの店も多い。けれどもコロナ禍を経て、廃業した店、代替わりした店もあり、出張するたびに知っている店が減っているのは、寂しい限り。 いちばん頻繁に通っていたBlueblueは、私の帰任直前に閉店。そのときに知り合った店員さんも音信不通が多 . . . 本文を読む