三日目の夜は、台南。 高雄から台南までは、新幹線があり、10分ほどであっけなく着いてしまいます。東海道新幹線の、東京―横浜みたいな距離です。 高雄にしろ、台南にしろ、台北にくらべると「南国」という感じが強まります。街路樹なども、椰子のような熱帯の樹種が増えるような。 台南は、日本の植民地になる前(鄭成功のころ)は、台湾の中心都市で、台湾の中では「古都」と呼ばれるそうです。「食べ物で、名物は何です . . . 本文を読む
3か月ぶりの台湾出張です。 今回は、台北ではなく高雄。高雄に行くのは初めてです。 「高くて雄大」という文字づらから、内陸の高原都市を想像していましたが、港町でした。 日本の植民地時代に貿易や軍事的役割のために大発展したところは、韓国の釜山に似ています。 台北に次ぐ台湾第二の都市だそうですが、最近、台中の人口が増えていて、「第二の都市」の地位をめぐる対抗意識が高まっているとのこと。 初日は夜遅くに . . . 本文を読む
ダニエルはバギオの日本語学校で日本語の勉強を始めたと聞いていましたが、早々にやめてしまったようです。 なぜならば、「授業についていけないから」。 申し込んだクラスは初級で、初めて日本語を学ぶ人のためのクラスだったそうです。しかし、申し込んだ時点で、すでに授業が3回ほど進んでいて、ひらがなの学習が終わっていた。 学校側は、ダニエルのために補講をしてくれたけれども、その後の授業はひらがなをマスターし . . . 本文を読む
ダニエルは、フィリピンで日本語を勉強して日本語能力試験のN3をとり、来日して日本で働く計画のようです。 でも、フィリピンで日本語を勉強する間、無収入でいるわけにはいかない。 以前、高校の英語教師をしていたこともあるので、バギオにある英語学校の講師に応募しました。その学校は日本人経営。面接も日本人が行った。 ダニエルは英語に自信を持っているので、落ちるわけがないと思っていたそうです。 ところが、面 . . . 本文を読む
約10か月間、スウェーデンに留学していたいちばん下の娘が帰国しました。 この間、母親がクモ膜下出血で倒れたり、お姉ちゃんが出産したり、と、家庭内にさまざまな出来事が起こりましたが、留学を打ち切ることなく、予定通り学業を修めて帰ってきました。 休日には、ヨーロッパのいろいろな国を旅し、その数10か国以上。 スウェーデン、デンマーク、アイスランド、ポーランド、スペイン(南部)、ドイツ、スイス、オース . . . 本文を読む
日本では、夏の暑い時期、「土用の丑の日」にウナギを食べます。 韓国では、伏日(ポンナル)に犬を食べる習慣がありました。伏日は初伏、中伏、末伏の三回があって、今年は7月12日、22日、8月11日。 伏日を前に、朝鮮日報にこんな記事が出ました。女子大キャンパス内で飼育された犬、飼い主の酒のつまみに大学構内で清掃業者が飼育、従業員が食用に。大学生らが処罰要求 韓国・京畿道の大学に出入りしている清掃業者 . . . 本文を読む
京橋(大阪の)でフィリピノ語のレッスンがあった帰路、大阪環状線からJR京都線に乗り換えりました。(この前聞いたミャンマーレストランは、東淀川だったな) 新大阪の1つ先の東淀川まで足をのばしました。 降りてみると、寂しい駅です。 今、朝日新聞に4コマ漫画を連載している、いしいひさいちの若いころの作品、「Oh! バイトくん」に、「東淀川大学」という架空の3流大学が出てきたことを思い出しました。 住所 . . . 本文を読む
新大阪でよく行く飲み屋は、営業時間がだいたい夜12時頃まで、という健全な店が多い。 金曜日の夜など、次の日に仕事がない夜は、12時過ぎまで飲み歩くこともあります。 そんなときに行く店の一つが、Vanni deeroです。 洋風のバーで、カウンター席が10ぐらい、テーブル席が20席ぐらい。ダーツもあります。 ママさんと、女性従業員2人、男性従業員2人が交代で勤務。スコッチのシングルモルトの品揃えが . . . 本文を読む
フィリピンでは5月13日に、統一国政・地方選挙(中間選挙)が行われました。 その結果、ドゥテルテ大統領が所属する与党「PDPラバン」を中心とする勢力が上院で圧勝。同氏の子ども3人も市長選などを大差で制しました。 選挙では議会や州知事など1万8000以上のポストが改選されましたが、各地で暴力や票の買収、集計装置の不具合なども報告されたとのこと。 このあたりは、東南アジアの選挙の悪弊ですね。&nbs . . . 本文を読む
インドネシアでは4月17日に、大統領や国会議員、地方議員を選ぶ総選挙が行われました。 その結果は、1か月以上たった5月21日に発表され、大統領には現職のジョコ大統領が再選されました。 すると、その結果を認めない人々が大規模な抗議活動を行い、6人が死亡、200人が負傷したということです。 もっと驚くべきことは、選挙で開票などに当たったスタッフのうち、550人以上が過労などで死亡したとされることです . . . 本文を読む
この春、東南アジアで相次いで選挙が行われました。 まず、タイでは3月24日に下院選がありました。 ところが、その結果が確定したのは5月8日になってから。 会社にいるタイ人社員によると、得票数にどんな「係数」をかけるべきかで、与野党が長く揉めていたそうな。「係数? どういう意味?」「ぼくもよくわかんないんですけど、軍事政権が自分たちに有利な結果になるように、数字を操作してるんだと思います」 調べて . . . 本文を読む