犬鍋のヨロマル漫談

ヨロマルとは韓国語で諸言語の意。日本語、韓国語、英語、ロシア語などの言葉と酒・食・歴史にまつわるエッセー。

10年9月一覧

2010-09-30 23:59:15 | 索引
100902 バンコク便り~夕食その2/燕と豚100904 バンコク便り~夕食その3/タイ料理100906 機内映画100908 懐かしい車100910 ベントレーの思い出100912 エコカー補助金100914 クーデンホーフ光子の手記100916 ポログリット100918 杯100920 韓国焼酎の威力100922 駐車/停車/停止100924 ホテルバイキング100926 尖閣諸島を眺める韓 . . . 本文を読む
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韓国の亀

2010-09-30 23:01:41 | 韓国雑学
 韓国で,亀といってすぐに思い浮かぶのが亀船(コブクソン)。かの李舜臣将軍が建造したといわれる伝説の戦艦です。 甲板を鉄で装甲し,日本軍による火砲や弓による攻撃を防ぐとともに,側面にあけられた穴から砲撃して敵艦に損害を与えることができました。 この亀船を指揮した李舜臣将軍は韓国において救国の英雄で,ソウル中心部,市庁脇に銅像が建てられています。 その戦歴をみると,秀吉が企てた朝鮮侵略において,陸上 . . . 本文を読む
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小笠原の亀

2010-09-28 23:56:20 | 日々の暮らし(帰任以後、~2015.4)
 夏休みの間,ウミガメ保護のボランティアのために小笠原に行っていた長女が戻ってきました。 小笠原への交通は,週1便の船があるのみ。天候によって欠航になると,代わりの便は出ず,一週間待たなければならないので,時間に余裕のある人しか行くことができません。また,父島には施設の整った病院はないので,健康に不安のある人は住むことがためらわれる。いきおい,島には若者が多い。遊興施設はほとんどなくお金をつかいよ . . . 本文を読む
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尖閣諸島を眺める韓国の視点

2010-09-26 23:21:35 | 日々の暮らし(帰任以後、~2015.4)
 日中間の紛争に、韓国も無関心ではいられないようです。次は毎日経済新聞の記事。2010.09.26毎日経済新聞東アジア領土紛争、法から「力の時代」へ中、経済制裁を武器に周辺国に圧迫外交を展開…領域内経済協力「揺さぶる」ジャンウィ中国スポークスマン「領有権問題は談判を通じて解決」 中・日両国間の尖閣列島紛争を契機に東アジア領土紛争に「力の外交」が支配する新しいパラダイムが登場している。 帝国主義時代 . . . 本文を読む
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ホテルバイキング

2010-09-24 23:02:16 | 食べる
「バイキング」と聞いたときの心のときめき具合で,その人の育ちがわかるそうです。私はもちろんときめきます。ときめくというか,闘争心が湧くというか…。 バイキングでまず考えなければならないことは,「元をとらなくてはならない」ということですね。さもしくも正しい考え方といえるでしょう。 効率的に元をとるためには,高いものを食べることです。いきおい,バイキングにいくと,まず高そうなものを物色するこ . . . 本文を読む
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駐車/停車/停止

2010-09-22 22:54:23 | 韓国の漢字語
 同僚の中国人が運転免許をとろうと,今教習所に通っています。「犬鍋さん,駐車と停車ってどう違うんですか」「駐車は長く止めること,停車は一時的に止まることじゃない?」「じゃ,停止は?」 おっと,そういうのもあった。「停止は赤信号なんかで止まることでしょう」 ここであらためてよく考えてから説明します。「停車っていうのは,路上で車を片側に寄せて,人や荷物をおろすために止まることだ。で,駐車は,車を止めて . . . 本文を読む
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韓国焼酎の威力

2010-09-20 22:50:40 | 飲む
 最近よくいくのが新大久保駅近くの韓国バー。ライブバーということで,一週間に1,2回は生演奏をやっているようです。 私は一度だけ「ライブ」に遭遇したことがあります。そのときのアーチストは韓国人の女性二人組。日本で音楽活動をしているらしく,演奏の合間の日本語のトークも上手です。そこに韓国からたまたま来日していたらしい韓国人女性歌手が飛び入り参加で,ジョイントコンサートという形になりました。いつも客が . . . 本文を読む
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2010-09-18 23:24:29 | 思い出
 お酒の話ではありません。 ナマコン(南阿共)ワールドカップの記憶もだんだん薄れつつある今日このごろ,いまさらながら2002年,日韓共催ワールドカップについて書かれた本を読みました。 沢木耕太郎『杯(カップ) 緑の海へ』 沢木耕太郎といえば『テロルの決算』などのルポ,そして『一瞬の夏』をはじめとするすぐれたスポーツものを書いている。たいていの本は読んでいるのですが,この本は韓国滞在中だったため読み . . . 本文を読む
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ポログリット

2010-09-16 23:22:23 | 言葉
 光子の夫,ハインリッヒ・クーデンホーフ伯爵は,ポログリット(多言語使用者)でした。 光子によれば,夫が話せるのは次の18か国語。番号は得意な順番で,13番目までは読み書きもできたとのこと。1 ドイツ語2 英語3 フランス語4 イタリア語5 スペイン語6 ポルトガル語7 ロシア語8 チェコ語9 トルコ語10 アラビア語11 ヒンディー語12 ギリシャ語13 ラテン語14 朝鮮語15 日本語16 中 . . . 本文を読む
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クーデンホーフ光子の手記

2010-09-14 23:13:21 | 日々の暮らし(帰任以後、~2015.4)
 東京-大阪間の新幹線は2時間40分。薄手の本なら一冊読み終わります。この夏,酷暑の大阪への出張が多かったため,読書も進みました。新幹線の中で読んだ本を何冊かご紹介します。『クーデンホーフ光子の手記』(シュミット村木眞寿美編訳,河出文庫,2010年) 単行本は98年にでていましたが,私はソウルにいたので読み逃しました。 なんとも数奇な運命を辿った日本女性です。 明治7年(1874年),東京に生まれ . . . 本文を読む
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エコカー補助金

2010-09-12 23:25:19 | 日々の暮らし(帰任以後、~2015.4)
 政府の用意した「エコカー補助金」の財源が尽き,9月末までの予定を繰り上げて打ち切りになりました。 私は運良く,打ち切り直前に滑り込みセーフ。エコカー補助金の恩恵に与ることができました。 そして,3日ほどまえ,ピカピカの新車が納車されました。 別にこの時期,新車を買う予定はなかったのですが,2週間ほど前,妻がバックでの車庫入れに失敗し,自宅の門に日産マーチを激突させ,マーチのお尻は無残なことになっ . . . 本文を読む
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ベントレーの思い出

2010-09-10 23:18:20 | 思い出
 私がカローラを買ったとき,ずいぶん車を研究したものでした。 当時,徳大寺有恒著『間違いだらけのクルマ選び』がベストセラーになっており,車選びの指針になっていた。そして,雑誌は同じく徳大寺さんが監修する「ベストカーガイド」という月刊誌(当時)を毎号読みふけりました。 あのころは車が若者の夢の一つだったですね。新しいスポーツタイプの車が出るたびに,そのスペックに心を踊らせていました。 そして私は大学 . . . 本文を読む
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懐かしい車

2010-09-08 23:13:21 | 思い出
 バンコクで送迎の車からふと斜め前方を見ると懐かしい車が目に入りました。約30年前のカローラ。1970年代末に出たモデルです。 なぜ懐かしいかというと,私が乗っていた車だからです。当時大学生だった私が免許をとって,最初に手に入れた車がパブリカ。カローラよりも前に出た1000ccの大衆車。ある銀行で営業車として使われたものを,4万円で譲ってもらったものです。クーラーもカセットデッキもついていない,た . . . 本文を読む
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機内映画

2010-09-06 23:55:32 | 日々の暮らし(帰任以後、~2015.4)
 タイ行きの飛行機は飛行時間が約6時間。昼間の移動の場合は,だいたい映画を見ます。ふだん劇場に足を運ぶことがほとんどないので,飛行機が私にとっての数少ない映画鑑賞の機会です。 今回の出張,往路で見たのが「霊能者バトルロイヤル」(→リンク)。仲間由紀恵主演のエンターテイメント。まあ,深みはないけれど楽しめました。 帰路は機内泊なので,ふつうは映画を見ない。けれども,前述したとおり,帰国の日は選挙の前 . . . 本文を読む
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バンコク便り~夕食その3/タイ料理

2010-09-04 23:22:22 | バンコク便り
 最終日は,深夜便で帰国するため,ホテルと空港の中間で食事をします。 バンコクから日本への便は機内泊のことが多い。飛行時間は約6時間。離陸時と着陸前の時間を除くと,睡眠可能時間は約4時間。限られた時間によく眠るためには,酒の力を借りる必要があります。 それで,帰国日の夕食の酒は多めになるのが常。 初日,二日目と中華料理だったので,三日目は純粋タイ料理に店にいきました。「じゃ,とりあえずビールから」 . . . 本文を読む
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