韓国の与党、共に民主党のキム・ホンゴル議員は、７月１日、国立墓地設置・運営法改正案（親日派破墓法）を発議しました。 以下は、７月１日付朝鮮日報の記事です（リンク）。与党、「親日派破墓論」現実化…キム・ホンゴル、国立墓地破墓法発議キム・ホンゴル議員、「反民族行為者が国立墓地に…ありえないこと」破墓論を繰り返し主張するイ・スジン議員も発議に賛成 共に民主党のキム・ホンゴル . . . 本文を読む
最近、面白い論文を読みました。 井上徹さんという方が、一橋大学の博士論文として提出した「日本語教育の危機とその構造―「1990年体制」の枠組みの中で」です（リンク）。 1990年の入管法改正のあと、日本が留学生を低賃金労働者として産業構造の中に組み込んできたことを批判する論文です。 その中に、面白い指摘がありました。 日本語教育は以下の「4 つの信条」に基づいているというのです。① 日本語教育は . . . 本文を読む
国際交流基金は、６月３０日、「2018年度 海外日本語教育機関調査」を発表しました（リンク）。 同じ調査結果について、昨年10月に速報値がプレスリリースされましたが、その８か月後にやっと調査の詳細が公表されたわけです。2018年度の調査が2020年に発表されるというのは、時間がかかりすぎていると思いますが、新型コロナの影響で予定より遅れたのかもしれません。 当ブログでは、昨年12月に紹介したこと . . . 本文を読む
ソウル市長・朴元淳氏が自ら命を絶った日、韓国で一人の英雄が亡くなりました。 白善燁（ペク・ソニョプ）氏。享年100歳（韓国式の数え年）ですから、大往生です。韓国では、亡くなった人の名前を赤で書く習慣があります。 白善燁氏は韓国の軍人。朝鮮戦争では、北朝鮮の怒涛の南侵により韓国軍が敗走を続ける中、多富洞で北朝鮮を撃破。釜山陥落、ひいては朝鮮半島の赤化（共産化）を防ぎました。韓国で「救国の英雄」と呼 . . . 本文を読む
７月１０日に自殺したソウル市長、朴元淳（パク・ウォンスン）氏はセクハラで告訴されていましたが、実は、最近、立て続けに地方自治体の首長が、性的スキャンダルを起こして辞任しています。 一人は、安熙正（アン・ヒジョン）忠清南道知事。 2010年から２期連続で知事に当選。17年には、大統領選挙への出馬を宣言し、「共に民主党」の党内予備選挙で文在寅と争ったこともありました。 ところが、2018年３月、政務 . . . 本文を読む
ソウル市長の朴元淳（パク・ウォンスン）氏が１０日、死体で発見された事件の後、韓国の新聞には「ソンヒロン（性戯弄）」の文字が躍っています。 朴氏は、秘書から「セクハラ」で告訴されました。秘書がソウル地方警察庁で９日の明け方まで告訴人聴取を受けた後、だれかから告訴事実を知らされたのでしょう。朴氏は遺書のようなものを残して失踪、１０日未明にソウル近郊の北岳山（プガクサン）で死体で発見されたのです。自殺 . . . 本文を読む
（汚い話が嫌いな読者は飛ばしてください） 行きつけのバーで、隣のお客さんがママさんと話していました。客１「ぼく、けっこう下ネタ好きなんですよ」ママ「あら、意外」客１「うんちとか、おしっことか」マ「あ、そっちですか？」客１「子どもたち、そういう話が大好きだよね」 ここで私が割り込みます。犬鍋「『うんこドリル』がベストセラーになりましたね」アガシ（女性店員）「なんですか、それ？」犬「漢字のドリルなんだ . . . 本文を読む
最近、知人に勧められて、梁石日（ヤン・ソギル）著『闇の子供たち』（幻冬舎、2004年。初版は2002年、解放出版社）を読みました。 タイ北部の貧しい山岳地帯の村から、８歳の子供が人身売買でバンコクに連れて行かれ、日本や欧米の富裕層相手に売春を強いられ、エイズにかかって、ゴミ処理場に捨てられる。２年後、妹が同じ8歳で売春宿に売られ、心臓移植が必要な子供をもつ日本人のために、臓器売買の犠牲になる&h . . . 本文を読む
本当だったら東京オリンピックで盛り上がっていたはずの４連休。 東京も大阪も、新型コロナの感染者数が過去最高を更新し、旅行はおろか、帰省する気にもなりません。（なにをしようかな？） 在宅勤務が増えてから、家の掃除も、以前より頻度高くするようになったので、掃除の必要はあまりない。（そうだ、換気扇の掃除でもするか） ふだんの掃除では、換気扇やエアコンの掃除はしていない。大阪赴任後５年間に、キッチンのレ . . . 本文を読む
行きつけの飲み屋で、コピーライターをしながら日本語教師をしている方と話をしました。「最近、学校を始めたんです。小さいですけど」「へえ、すごいですね」 昨年、日本語教師の資格をとり、日本語学校で講師を始めたということは聞いていました。最近は、プライベートでも教えるために、スペースを借りたようです。「ここのところ、コロナのせいで、日本語学校も大変ですよね」「留学生が来られないからね」 こんな記事があ . . . 本文を読む
フィリピンのバギオで、ボーイフレンドと巣ごもり生活をしている３女から、朝早く、LINEが入りました。「夜中に、お義父さんからD（ボーイフレンド）に電話が来て、お腹が痛いからすぐ来てくれって。Dが病院に連れて行ったら、盲腸らしく、すぐ手術するかもしれないって。私は家で待機している」「それは大変！」 ３時間後の続報は、「Dが今帰って来たけど、疲れ果ててる。午後、私の検診があるんだけど、行けそうにない . . . 本文を読む
