犬鍋のヨロマル漫談

ヨロマルとは韓国語で諸言語の意。日本語、韓国語、英語、ロシア語などの言葉と酒・食・歴史にまつわるエッセー。

慰安婦を利用する高校生

2017-02-13 23:44:59 | 慰安婦問題

「日本大使館の前でデモしてる人、高校生が多いんだって」

 普段、慰安婦問題について特に関心を見せていない妻が、珍しくこんなことをラインで送ってきました。

「昨日、Kさんがそう言ってた」

 Kさんというのは、韓国人と結婚し、韓国に住んでいる友人。ソウル駐在中に娘が通っていた日本人学校の関係で知り合いました。妻は、韓国から戻って10年以上になりますが、今でも定期的に当時の知り合いと飲み会をしています。

「どういうこと?」

「アメリカに留学したい高校生が、「特別な活動」の欄に書くために、何週間か元慰安婦支援活動をするんだって。○○ちゃんも参加していたんだって」


「Yちゃんも!」


 Yちゃんというのは、知り合いの次女。長女についてはこのブログの「トライリンガル」という記事で取り上げました(
リンク)。次女も、お姉さんと同じように小学校は日本人学校、中学高校はインターナショナルスクール。ただ、大学はアメリカの大学に留学したそうです。

 日本人のお母さんを持ち、日本人学校に通い、日本人の友達も多いのに、留学のためといった個人利益のために慰安婦を利用するなんて。また、そんな娘の行動を止めないなんて。嘆かわしいことです。

 元慰安婦を利用している最大の受益団体はいうまでもなく挺対協をはじめとする支援団体。彼らの活動が元慰安婦の思いを代弁していないことは、元慰安婦の多くが韓日合意を受け入れ、和解・癒し財団の支援金をもらうといっているのに、挺対協がそれに反対していることを見てもわかります。(
リンク

 ずいぶん前にも同じようなことを書きました(リンク)が、事情は変わっていないようです。

 参考に、ここに出てくる四方田犬彦氏は、朴裕河教授言論弾圧事件でも、朴教授擁護の論陣を張っていました(
リンク)。


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