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日々ふさおまき

走って跳んで歩いてます。

薫風だよ 丹沢・白山コース

2013-05-07 08:52:11 | ふさおまき(オス)日記

風薫る5月、ぽっかり空いた半日は丹沢の東端に、森林ウォーキングに行ってきました。
白山・巡礼峠コースという名称の持つ厳しそうなイメージとはかけ離れた、
森林浴満喫のヒーリングタイプコースです。

11時過ぎのスタートは、小田急線本厚木駅から神奈川中央バス・宮ヶ瀬ダム行きで20分、飯山観音前からです。

 (画像はクリックすると拡大します)

カワセミが飛びそうな川を渡ると、すぐに喧噪を離れて緩い登り道にはいります。
しかし、一番最初に目にとび込んできたのが消防車。
そういえば、ついさっきも交差点をサイレンならして通り過ぎる緊急車を見たばかりです。
後で分かったことですが、登りの途中で足をくじき、動けなくなった女性がいたとの
連絡が消防に入っていたそうです。レスキューの方々が捜索にあたる姿を私たちも
登山道で見ましたが、なかなか発見できないようでした。
森林ウォーク、といって軽い気持ちではいけません。気持ちをやや引き締めます。

5月初旬の山は、風に緑の香りをまとっています。つられて下山後に草餅を買ってしまったほどです。
それはそれとして、花も咲き競い目を楽しませてくれます。
階段を上って10分ほどで飯山観音、縁結びの御利益があるそうです。
お寺を過ぎると、分かれ道。男坂・女坂に分かれます。
問われる私たちの関係か?
しかしクールな決断は、私が男坂、彼女が女坂。
10分後に山頂で会おうと手を振ります。

 

男坂は一気に高度をかせぎます。
女坂を見下ろすことができますが、彼女はすぐにずっと先に行ってしまいました。
歩速は女坂の方が稼げるのです。

ただ、もちろん到達点が同じ高さですから、女坂の方が距離はあります。
私はぜーぜー言いながら9分後に登頂、彼女は14分後にやって来ました。
こんなところでまで時計をみてドナイスンネン、と自分につっこんだりしながら・・
登りきったところが白山で、森の高さを抜ける展望台があります。
関東平野を広く見渡し、霞がないときには東京タワーだって見えるそうです。

ここから先は、実に爽快な緑に囲まれた稜線歩きになります。
登りはほとんどありません。
雲の上を歩くような浮遊感覚を味わいながら、物見峠を越え、巡礼峠へと
降りていきます。
ところどころにこんな標識があるのが意外なほど、
俗世から離れた静けさを味わいました。


13時10分、下山。
するとすぐに俗世に戻るのが私たちの現金なところです。
大体お腹が減っていますから。
本厚木までバスで戻ると、ラーメン屋を目指します。
山を下りたらラーメン、という単純明快なカロリー補給。
それが目指す店が見つからず、
目に入ったスイス洋菓子店に寄り道。
ふわっとしたパンがすごく美味しい店です。「ポニー」さん、朝は7時から営業している
街に根ざしたお店ですね。ご主人も気さくに山のことを尋ねてくれたりして、間違いなくおすすめ。

あ、もちろん買ったパンを食べたのは家に帰ってからです。
何とか目指すラーメン屋さん「うずまき」を発見。

 

  

私は鶏そば、彼女は味玉いりラーメンを注文しました。
彼女の方は平打ち縮れ麺、私のは針金です。
麺の風味と歯触りもGOOD。
鶏スープを満喫する私と、海の味を楽しむ彼女。
かえっこしながら、お腹がくちました。



通り添いの緑をよくみると、赤いサクランボが沢山実って
鳥の声がかまびすしく聞こえます。
すっかりすっかり、体の芯までストレッチした一日となりました。


大分旅行記 建物編

2013-05-06 18:01:44 | 旅行記

彼女のお仕事の関係もあって、建物や街のしつらえにも目がいきます。

4月27日(土)杵築の城下町

  (画像はクリックすると拡大します)

こればかりは左の写真にある、看板の文字を読んでいただかなければなりません。
「工業再配置促進費補助事業施設」こちらがメインで、添え物のように”杵築総合運動場”と
書いているのが、おかしいところです。
こんな経済政策の歴史があるが故に、旅行者の私が大分到着と同時に走ることができる、
世の中は分からないものです。

それはさておき・・杵築の建物で目に楽しいのは、他にはない城下町の姿です。
サンドイッチ型城下町という呼び名だけでも関心を引きます。
江戸時代に松平氏の城下町として栄えたところにさかのぼりますが、
ここの地形は極端な河岸段丘になっていて、南北に崖がそびえ立って上に台地が広がり
そこに武家屋敷が並びます。
一方、谷間には商人が暮らした街ができたのです。
高台の南北武家屋敷に挟まれた、谷間の商人街。で、サンドイッチ城下町。

 (谷間の商人街から南の武家屋敷を見上げる)

   (商人街の建物は町並み保存の心意気を感じます)

 (いまや武家屋敷の方が保存に手がかかるようです)

 

続いて、初日の見所が九重”夢”大吊橋

 

高さ173メートル、長さ390メートル。
歩行者専用吊り橋としては日本一のスケールだそうです。
吊り橋ですからね、揺れます。
傘は差さないで、という微妙なプレッシャーもかけられます。
実際一歩踏み出してみると、足下の心許ないこと。
中央に近づくほど揺れも大きくなって、立ち止まると余計に怖い。

 確かに、山一つ分の高さを見下ろすと、腹の中が冷えます。

4月28日(日)長湯温泉街

ラムネ温泉というメッセージでまとまった温泉街。
ものの本には、湯布院・黒川に続く、九州の「街作り型温泉」だそうです。
確かにちょっとこの温泉街に足を停めてみたいと思う建物やしつらえがあちらこちらに
あるのです。こういうのを続けるのは、意志と人の輪が欠かせないでしょう。

 (温泉街の真ん中を流れる芹川には鯉のぼりが舞う)

  (温泉神社の飲泉処)

 (温泉神社の能舞台は天井を見上げるとにぎやか)

 

4月29日・30日 別府
温泉街と言えば歴史も規模も日本最大級なことは誰でも認める別府の街。
明礬温泉に泊まり、鉄輪温泉で遊んだだけでも、
まだまだ歩きたいところがたくさんありました。
別府の中心街も少しだけ訪ねましたが、
温泉を支える人々の暮らしと観光地がうまくバランスがとれているようです。

 
明礬温泉はとても静かな処ですが、谷間を大橋が跨いで、景観を忘れがたいものにしています。


鉄輪の街は、湯巡り通りと名付けて、そぞろ歩き自体を観光の柱に据えています。

 いわゆるポケットパーク。

  貸間というのも、湯治客が多い証拠でしょう。石畳に猫もよく走ってます。

  旧富士屋旅館といって、別府に唯一残る明治期の旅館建築も風情を高めてくれます。

 

4月30日 宇佐神宮

 うっそうとした神宮の森に入ります。

  
全国4万を超える八幡宮の総本宮として、本殿に応神天皇の御神霊を祀っています。
古くからの神社形式を残す本殿の八幡造りは、国宝に指定されています。

神域を囲む水路の端には、かつて正月に滞在した夏目漱石の残した散文が
書き留められていました。

 

 

 


DNS 東京マスターズ五種競技記録会

2013-05-06 06:58:22 | マスターズ陸上(オス)

スポーツバックには5足の靴を入れてあります。
着ていくウェアも畳んで枕元に揃えてあります。

でも、今日5月6日に参加を予定していた東京マスターズ5種記録会は
DNS=DON’T STARTにしました。
腰椎のただ一カ所の痛み、そして踵の炎症が理由です。
ただ、両方の不調とも、競技ができないほどではないので、今朝起きるまで
決められませんでした。

昨日、SEIKO ゴールデングランプリ陸上を観戦にいって、
鍛え上げた体のため息が出るほど美しさと、驚く動作の切れに魅了されました。
自分が競技するときも、納得できるパフォーマンスを出さなければなりません。
5種の競技、走り幅跳び・やり投げ・200m・円盤投げ・1500mを
この体調で、どこまでできるのか・・・こなせるだけではつまらない。
もっと自分が美しく動ける姿を思い描けるところまで
持って行きたい。

DNS=DONAI SUNNEN
という気分がないわけではありませんが、2週間後・5月19日を目指すことに決めました。
もっと練習します。


大分旅行記 温泉編~何回裸になったのだろう~

2013-05-05 22:15:02 | 旅行記

振り返り旅行記第二弾。温泉編です。
大分県は温泉県。別府と湯布院はことに有名ですが、
今回私たちが巡った九重山周辺も、泉質、温泉街の雰囲気など千差万別。
多くのめっけもんがありました。

4月27日(土)九重”夢温泉郷” 筋湯(すじゆ)温泉

大分に着いたらすぐ温泉、のつもりが、すぐ陸上練習、になってしまったため、
初日は宿入りするまで我慢です。
旅館・朝日屋さんは男女合わせて7つのお湯が楽しめるというふれこみ、
さてどれから入るかと算段する前に、彼女からの命令が下ります。

   (画像はクリックすると拡大します)


「まずは、打たせ湯」。つまり、この宿がある筋湯温泉街を世に知らしめる
打たせ湯が豪快な公共温泉があるのです。

  (画像はクリックすると拡大します)

入湯料は300円、ただし筋湯温泉街の宿泊者は、宿で専用コインをもらってくれば
OKです。
中に入れば、囂々と音を上げて2メートルほどの高さから温泉が流れ落ちています。
滝壺にいるような修行感を持って、水圧の高い刺激を肩や腰に当てるわけです。
はいつくばって膝の裏に当てている人もいます。
私は肩をひとしきりほぐした後、頭頂部に水圧を受けました。
数分耐えたでしょうか、瀧から出るとふっと頭がクリアになりました。
頭に血が巡るという言い方でもいいかもしれません。
透徹した感覚は一瞬でしたが、ちょっと魔法にかけてもらった感じがして、
大分パワースポットのふさおまき認定となりました。

宿に帰ったら、もちろんまた温泉です。
家族湯があいていれば使えると言うことだったので覗いてみると
人影はありません。石風呂と五右衛門風呂がありまして、
彼女に選択の余地はありません。まっすぐ向かったのが、

 (画像はクリックすると拡大します)

五右衛門でした。お湯を独占してふわふわできるのが、五右衛門風呂の特典です。
いい湯だな、と鼻歌交じりにしていたら思いの外に時間がたって、
夕食時間に遅刻してしまいました。
食後も露天風呂その①に入って夜空を眺め、ちょっと聞こし召したおっちゃんと
いい湯だな談義をしておりました。
翌朝には露天風呂その②に入ってミニ打たせ湯。どこぞの不届きものが、
温度調整用の水道水を出しっぱなしにしていたので、湯船のほうは冷泉状態だったのが
ブーでしたが、まあ小さな旅館のハプニングというものでしょう。

4月28日(日) 長湯温泉

九重山登山が旅体感のメインイベントなら、
長湯温泉は、大分の、いえ日本の湯をわくわくしながら楽しむ最大のイベントです。
紹介文にはこうあります。
「長湯温泉は豊後風土記や豊後国誌にその名を残す名湯です。
世界屈指の炭酸泉としても世界的な注目を集める泉質」となっています。
その名は”炭酸泉”
炭酸煎餅があっちこっちで売ってるもので、それがどうしたと思われた方、
違うんです。シュワシュワなんです。
南伸坊画伯のイラストがイメージを喚起してくれるはずです。

 (画像はクリックすると拡大します)

このラムネ温泉館は、私たちの宿泊した大丸旅館さんの外風呂であり、
日帰り湯の客もひっきりなしという人気の施設です。
あまりに人が多くて、宿泊客は夜に出かけることを勧められました。
はやる心が押さえきれずに、投宿後すぐに偵察に出かけましたが、
確かに施設の人が入場をやんわりと制限しています。

そんなわけで一旦宿に戻り、内湯をいただきます。

 (画像はクリックすると拡大します)

こちらが大丸旅館。鴨やカワセミが姿を見せる芹川をどの部屋からも臨みます。
温泉はというと、ここでもまずは家族風呂に入ります。

 (画像はクリックすると拡大します)

写真の色に見えるとおりの名前が着いています。
ミドリの湯です。自家源泉をもっているこちらの宿で、
一番源泉から距離が近い、つまり新鮮だということでした。
すだれの向こうに芹川を眺めて、まずは暖かい炭酸泉を、
少々の鉄味とともになめてみました。

夕飯を終えると、待望のラムネ温泉に再突撃です。
いよいよシュワシュワの夢、実現の時。
噂の温泉は露天になっています。
薄めに白濁した温湯は、ラムネといいつつ泡が駈け上がるわけではありません。
知らぬうちに、泡が姿を現し、体を包んでくれるのです。
ああ、そこの研究不足の人たち、冷たいとかいって動くんじゃないよ。
せっかくのラムネを身にまとう喜びが去ってしまうから。
湯温は32度、静かに身を沈めるのです。
そのうち、温度とは関わりのない温もりを身のうちから感じ始めます。
それこそ第一のラムネ効果。炭酸が血行を促してくれるのです。
能書きによれば、1300ppmという高濃度の炭酸ガスが含まれていて、
皮膚から吸収され、血管が開き高血圧症や動脈硬化にも効能ありということのようです。
そんなことを思いながら20分、できた!
このときのために、静かに手のひらを下に向けて湯につかっていたのです。
ゆっくりゆっくり手を上にむけると、びっちり「一万個の真珠が肌に付いて」います。
炭酸の気泡が銀色の光沢を放って、手のひら全体を埋め尽くしていました。
大満足!
待ち合わせた彼女もニコニコしてましたから、ちゃんと我慢の温泉時間を過ごしたに違いありません。

4月29日(月)
別府にやって来ました。街に来ると、またまずは陸上練習、という何やッてんだか旅行を許してもらい、
汗を流すために出かけたのが、別府のシンボルとも言われる竹瓦温泉でした。

  (画像はクリックすると拡大します)

堂々とした唐破風の屋根をくぐると、中も広々。
高い天井を眺めて脱衣所にいくと、温泉は階下にありました。
階段を7~8段おりて洗い場に入ります。
シャワーも蛇口もなく、体を洗いたければ直接湯船から桶でくんで
使います。ジャバジャバと温泉が涌くからならではですね。
私も石けんを使うのはやめて、頭から温泉をかぶって、
肌はタオルでごしごしするだけにしておきました。
そして少々熱めの湯に首深くつかって、強制的な循環血行を味わいます。
さすが明治12年創業、別府の街中の、ひと味違うスタイルで
汗も吹っ飛び、少し背筋が伸びました。

ところ変わって、明礬温泉。別府八湯のなかで一番山側にあります。
湯の花作りが盛んで、とにかく硫黄満々です。
つまり、最も温泉イメージが香る場所です。

   (画像はクリックすると拡大します)

宿泊したのは岡本屋さん。
青磁にもたとえられる青みを帯びた白濁色の湯は、硫黄成分が多く含まれた
明礬硫黄泉・・とあります。実際その通りです。
北アルプスの名湯・白骨温泉を未体験の私にとって、初めての本格白濁温となりました。
色のままに、トロリとした質感があって、湯の成分が直接肌に当たります。
底に沈んだ泥をパックのようにして顔を洗うのもいいとか。
温泉っておもしろいなあ。

4月30日(火)

 (画像はクリックすると拡大します)

最終日、大分の温泉と分かれるなんて耐えられない!
そう叫んでいる彼女の図だと思し召しください。
ここは明礬温泉からすこし山を下りた、別府・鉄輪にある
ひょうたん温泉です。


この変わった名前は、かつての建物が、高さ20mもある巨大な瓢箪型をしていたことに
由来があるそうで、第二次世界大戦時に攻撃目標にされるという理由で取り壊されたという
歴史があるそうです。

前置きが長くなりました。
最終日に瓢箪を選んだのには理由があります。
決して、馬鹿みたいに口を開けたいわけではありません。
ここは温泉パラダイス。
口を開けたのは、温泉吸入という立派な浴用施設。
他にも、岩風呂・露天風呂・瓢箪風呂・蒸し湯・瀧湯そして砂湯もあります。
砂湯は初めての体験です。セルフ式なので、自分で砂をかけるのに四苦八苦しましたが、
サウナとは違った蒸され具合が体の芯にききました。
蒸気が砂の重みと共に強く入り組んでくる感じがして、意識が飛んでいきます。
あれもこれもと入りまくって、時間は飛ぶように過ぎていきました。

温泉天国は、誰の目にも明らかなようです。
3年連続ミシュラン観光ガイドの3つ星に輝いているのも
パラダイスの誉れでしょう。

 (画像はクリックすると拡大します)

これでもかという温泉三昧の3泊4日。
大分旅行は、お湯にまみれてまた楽し
いつか来たいな また温泉国に


ゴールデングランプリ陸上は、注目の男子100 メートル

2013-05-05 15:25:03 | ふさおまき(オス)日記

観客が15000人を越えたとアナウンスがありました。
おそらく、皆の関心事の最大はこの種目でしょう。
10秒01を先週ダシタバカリノ高校生、桐生祥秀選手。スタートを待つ姿も堂々としたものです。風は緩やかに押したり退いたり。
さあ、結果は?

10秒40*******インタビューでは興奮も落胆も なく、シーズンは始まったばかりと答えます。クレバーな精神力の持ち主であることも間違いありません。
自分の足で立ち、考える高校生、今日のレースを見て
期待はますます高まりました。

ゴールデングランプリ陸上 in 国立競技場

2013-05-05 13:05:59 | ふさおまき(オス)日記
いやすごいわ。正面側のシートは空きがありません。
ゴール付近はもちろん満席。
私たちが座れたのは200メートルスタート付近、高平選手と斎藤選手に頑張ってもらいましょう。
走り高跳びも正面なので、最もしなやかなスタイルの女子選手を見る楽しみもありますよ!

練習日誌2013年5月5日(日)

2013-05-05 11:58:48 | マスターズ陸上(オス)

快晴のこどもの日、織田フィールドはいい具合の混み具合、
少し頑張って9時30分のスタートです。
痛む背骨と、踵の骨を大切に大切にほぐします。

ストレッチとドリルに30分。
日光浴の気分で、400m×15本を70秒ペースで繰り返すハリアーズの皆さんを
眺めやりながら、自分はドリルと動的ストレッチに入ります。

この辺でSコーチ登場。
体の様子をみた第一声は、「明日の試合は出場しないことを強く勧めます。
ただ、社会人だから最終的な判断はあなたにお任せします。
高校生相手なら無理にでもやめさせる状態です」

自分でもそうから、と思っていることを言われる=妙な背中押し
な気分になりつつ、今日の練習です。

120m流しを5本

スパイクをつけて、100m×5本

とにかく、大きく、最初からポーンと跳ねる走りをしました。
これが結構変革の兆し。まだまだ使う筋肉があることがわかりました。
これを生かすための準備はまだできていません。

明日をどうするか、もう少し考えて決めることにしつつ、
1時間30分の練習をおえました。

 


大分旅行記 食べ物編

2013-05-05 08:54:57 | 旅行記

めくるめく楽しい日々の続いた先週の大分旅行は、
各旅館でインターネットがほとんど使えなかったことと、たとえ使えたとしても
日々の訪ね歩きと温泉効果で夜9時過ぎには眠りに落ちていたものですから
スマホからの現場速報だけになっていました。

んなわけで、大分旅行のとりまとめ。
①食べ物編 ②温泉編 ③建物編 ④自然編
のカテゴリーわけで書かせていただきます。

今日はまず①食べ物編
これが一番「量」は多くなりそうです。

4月27日(土)午後1時 杵築市 南の丘
食事どころ「松樹」さん

杵築陸上競技場でタップリ跳んだあとでお腹が減ってました。
計画時は湯布院まで行って御三家のレストランがいいかな、などと
考えてもいましたが、時間的にもお腹的にも不適切です。
そこで、空港で見つけていた「杵築の丼」パンフレットを見てこちら松樹さんを訪ねました。
高台の崖上にあるので海を一望、杵築城も見えるパノラマビューです。

  (画像はクリックすると拡大します)

私は牛すじ丼。甘辛い、ようこそ九州インパクト味です。
彼女は山定食。白い、と強調した鳥天にだんご汁、大分名物が並びます。
鳥天はふわふわして、衣の色とともにとろける食感が楽しめます。
団子汁は、うどんとすいとんの真ん中。味噌の味が染みていて、
ゴボウや人参の野菜がタップリして滋養の旗印があがりそうな満腹ものでした。

 

 

4月27日(土)午後6時30分 筋湯温泉の朝日屋旅館さん 夕食

食事時間を2分過ぎて温泉から部屋に戻ると、テーブルにずらり。
ご飯ものだけが後ででてくる配膳方法です。
壮観ですね、旅館のお料理は、と足利から地元に戻ったという仲居さんの
マシンガントークで、初日の夕食は景気よくスタートです。

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手の込んだものと言うより、大分の山で育った素材を、
できるだけ沢山食べてもらいたいという趣向がよくわかります。
がつがついただきました。

豊後牛の陶板焼きにイワナの塩焼きはこのあと皿の上に小骨一本残りません。
そして馬肉は、良く運動しているようで、噛めば噛むほど味が染みてきました。

   (画像はクリックすると拡大します)

 

4月28日(日)午前7時30分 朝日屋旅館朝食

気温差が大きいから美味しいという山間部のお米と陶板焼きの目玉焼きが美味。
朝食としてはとてもシンプルなものでしたが、
女将お手製というプリンが、コクのある夢深い味わいだったのが印象的でした。

 

4月28日(日)午後0時 中岳山頂でおにぎり2個の昼ご飯
お宿で握ってもらった、わかめとゆかりのおにぎりを、絶景をおかずにほおばりました。


4月28日(日)午後2時20分 
下山して高原ミルクソフトをなめた後、車で出発。九重山周遊道路を南下して
最も熊本側に近づいたところに、パティシエの開く行列のできる喫茶店「シェ・タニ」があります。

ケーキバイキングが皆さんのお目当てのようですが、私は2ピースをチョイスできるセット、
彼女はプリンセットを選びました。ショーケースにはホールケーキが10種ほど並んでいて、
注文するとその場でカッティングしてくれます。
悩んだ末に選んだのが、ふわふわクリームのロールケーキと、チョコクリームとココア生地が層になったケーキです。
阿蘇のジャージー乳を使っているとのことで、コクはたっぷり、
広い窓から見渡す阿蘇山の峰峰に目をやりながら、久住山登りのご褒美には最高でした。
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4月28日(日)午後6時 長湯大丸旅館 夕食
今回の旅行で泊まった3軒の宿の中で、JTBランクが一番高いのがこちら大丸旅館。
ご飯も素材に一工夫をしたものが並び、器も目を喜ばせようとしているのがわかります。
お献立がずらり。

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昨日は馬刺しを食べられなかった彼女が今日は口にしました。
霜降りです。
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イワナはお刺身に。骨は揚げてあります。
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ふたを開ければお月様?美しい黄色の茶碗蒸しの中で
姿を見せるのはうさぎではなくスッポンでした。
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ご飯の前に出てきたのが豊後牛のローストビーフです。
肉質の良さと、味の力強さが同時に楽しめるのがいいところ。
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すっかりお腹はいっぱいです。一品一品出してくれるのも、お値段のうちでしょう。

4月29日(月)午前8時15分
翌朝の大丸旅館の朝ごはんは、朝ドラを見た後でもいいですか?という私たちのわがままを
笑顔で受け取ってくれて、8時15分からと中途半端なスタートです。


ごらんの通り、曲げわっぱに並んだおかずは景色が美しい。
くみ上げ豆腐は全国の定番になってますが、大豆の力をいただきます。
左手は温泉がゆ、上に散らした塩クジラの食感が私には初めてで
コリリとよいアクセントになっています。

4月29日(月)午後2時15分 別府のラーメンやなぎ家さん
午前中は野口原運動場で走り、竹瓦温泉で汗を流すと、多くの店でランチタイムがおわっている時間になっていました。
でも、鳥天をどうしても食べたいと楽しみにしていた私たち、ラーメン屋さんは通しで営業を
してくれていました。
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大正解!!衣も柔らかなら、鶏肉もしっとりしているのが、鶏好きにはたまりません。
シンプルな揚げ方なので、鶏の良さが生きています。
他に豚骨ラーメンと焼きめしをいただきました。
チャーハンではなく、焼きめし。これがたまらなくうまい。
あおってパラパラ、ではなく、鍋肌にしっかり焼き付けたご飯は、
所々にお焦げがあって楽しいのです。

4月29日(月)午後2時35分 やなぎ屋さんかのある商店街をあるいて3分ほどのところにある
ジェラートのお店「ジェノバ」。カップよりコーンのほうが安い、というのは初体験。
確かに、コーンの方が盛りが少ないのでそうなるのでしょう。
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あ、ごめんなさい。ピンボケちゃいました。イチゴとナッツです。
南国の天気がいい日ならではの楽しみ。お口がさっぱりしました。

4月29日(月)午後6時30分 別府明礬温泉 旅館岡本屋さんの夕ご飯
 (画像はクリックすると拡大します)

日本最大の温泉湧出量を誇る別府の街は実に壮観です。
家の間からもくもく、山の緑の下からももくもく、湯気が豪快に上がっています。
そんな蒸気を使った蒸し物がこのお宿の料理にも並びます。

名付けて牛肉の地獄蒸ししゃぶ。牛肉とキャベツ、タマネギ、水菜がせいろの上に並びます。
蒸した肉は脂が落ち、野菜はシャキシャキとしたままグルタミン酸を凝縮させています。
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デザートも蒸気力。岡本屋さんが全国に誇るお菓子、元祖地獄蒸しプリンの登場です。
味が濃いよ、クリーミーだよ。カラメルが苦くて甘いよ。
乳製品への敬意と言うより、卵への愛情のお菓子です。

実は、JTBで予約したときは夕食抜きのつもりだったのですが
到着すると「一泊二食になってますよ」とのこと。
旅館料理を3晩続けるのは、私たちの胃には激務でしたが、
いざ食べ始めると、やっぱり平らげてしまうのでした。

4月30日(火)午前8時 岡本屋さんの朝ごはん。
だんご汁がうまかった。初日の煮込み系とは対照的な
ゆでたてもちもちの団子が出て参りました。
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4月30日(火)午後0時15分 
最終日、ついに雨が降り始めました。私たちの旅行としては、3日晴れで1日雨なら御の字でしょう。
おとなしく天のご機嫌をうかがいながら、鉄輪温泉街のさりげないお店で売っている豚まんを
店先で頬張ります。
温泉蒸気で蒸した皮はどこかひと味違います。

4月30日(火)午後0時45分 鉄輪の蒸し工房という体験施設で
野菜Aセットとおこわを頂きます。
蒸し台が20ほど並んでいて、それを借りて蒸し上げます。
大人気の大行列、40分待ってようやくスタート。
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なんも見えねー。ふたの下から蒸気がもくもく。

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15分後に、まずはキャベツやシメジ、卵とおこわを取り出します。

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さらに15分して、ジャガイモ、サツマイモ、タマネギ、カボチャ。
根菜類も蒸し上がりました。
味を内から引き出すシンプルな料理、調味料なしで十分な強さがありました。

こうして書いてみると、本当によく食べました。
しかも美味しいものばかり、
大分県、食の旅は大満足の花丸気分で間違いなしです。

おまけのお土産のご紹介。以上、ごちそうさまでした。

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