日々ふさおまき

走って跳んで歩いてます。

練馬走り日和にキララと修平

2021-02-13 12:38:00 | マスターズ陸上(オス)
立春はとおに過ぎ、暦の上では春2月、
されど朝9時の練馬区陸上競技場に出かけるには寒さに怯えてダウンにジャケット羽織りつつ、





いざ降り立てば日差しも柔和にぬるみ来て、冬にさらばと宣言するほどの暖かさは一周ジョグだけでもすぐに分かり、
久々のトラックを100に200にバトンにと、
気持ちよく走っていたところ、
人のささやく先に立つ、強烈な地面の駄音は、紛う事なきオリンピアン、しかもふたり。
きららと修平の名を持つ韋駄天を、行儀良く遠目に見つめるアスリートたち。
普段以上に力も入り、バトンを受けたあとに100のゴールまで駆け込むほどに、脚を沢山回した午前でした。

昼は半蔵門の演芸場、昼ご飯は牛と狐の甘い蕎麦を頂きます。





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鶏になりたくて上州に来たのか、全日本マスターズ陸上私の2日目

2019-09-15 17:24:01 | マスターズ陸上(オス)
いきなり、帰宅の車内。
昼ごはんが食べれなかったので、高崎駅でお弁当を買いました。



鳥めしby高崎弁当
焼いた鳥、そぼろの鳥、肉団子の鳥と揃ってます。
昨晩の鳥三昧に続いて、三昧三昧です。
古くは地元にケンタッキーフライドチキンが出来て以来、鳥食いの食歴史は全国海外に及びますが、
上州は初開拓です。
だるま弁当だけじゃなーい。
素早く駆け回り、羽ばたけば放物線を描いて跳ぶこの鳥類は、臆病神経質な顔して攻撃的なのも、
私にとっては親しみがあるのです。

そんなわけでも何でもありませんが、
全日本マスターズ陸上群馬大会は、久々に走る跳ぶ繋ぐ三種目を戦い、M55に上がったばかりという幸いもあり、メダルと表彰状のお土産も頂くことができました。



私としては、羽ばたけいて跳んだと解釈しております。
アキレス腱くん、酷使に耐えてくれてありがとう。
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人の情けで銅メダル 全日本マスターズ陸上・群馬大会M55リレーの巻

2019-09-14 18:54:52 | マスターズ陸上(オス)
なんやかんやと走り始めて25年、
マラソンに続いて、
43歳から始めたマスターズ陸上も参加回数を重ね、
今年からは55歳〜59歳のクラスに上がりました。



群馬県前橋市は正田醤油スタジアムで昨日から4日間に渡り開催されている今年の全日本マスターズ陸上大会は、2000人を越す参加者を集めています。
天気よし、風景よし、競技運営よしの三方よしとは縁起がいい。



芝生の整ったサブグラウンドもゆっくり使わせて頂き、
アキレス腱をほぐすのに随分時間のかかる今日の私には有り難い環境です。
それに何と言っても、4×100メートルリレーの東京チームに参加させて頂くのですから、
何としてもベストは尽くさないと。
私なんぞに声をかけてくれたNさんや、暖かくチームに迎えてくれたMさん、Iさんと精一杯と楽しく走って、笑顔で結果を受け止められるようにしなくては!
と、それなりに心は決める某です。

経緯、経過はあります。
反省点は、私には沢山あります。
それはそれとして、
結果は三位、笑って表彰台に皆んなで登った事は
記憶に深く残ります。
ヤッパリ、嬉しいなあ。
全日本でメダルを頂けるのは四年ぶり、という忘れかけた表彰台ブルースな私だからかもしれませんが。



ホテルに帰って聞いてみると、アキレス腱は怒っているようです。中では真っ赤な顔しているかもしれません。
家から持ってきた大きな保冷剤はかなり柔らかくなっていますが、
アイシングには適温です。
ジーンと足首の中に冷気が染み込み、アキレス腱の赤ら顔も少しは収まりました。
最近のケア用品・吸玉で筋膜もリリースして、
一人でゆっくり食す夕飯は、
彼女が探しておいてくれた前橋けやきウォークというモールに出かけ、「上州にこの味あり」の登利平さんで頂きます!



焼き鳥も唐揚げも、柔らかくて噛むごとに鳥エキスの肉汁じゅんわり。
口内、鳥の総踊り状態で、美味しかった!


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サニブラウンより3秒遅くても嬉し

2019-07-21 14:06:41 | マスターズ陸上(オス)
七月末恒例となった渋谷区陸上競技会はイン駒沢陸上競技場です。
蒸し暑くても風の通りが良く、それほど熱がこもる事はありません。



ジュニアがメインの夏休み、応援も賑やかで、そういう意味では熱気が込められています。
私にとっては先週の関東マスターズに続く2戦目、
短距離は初戦です。
まづは、100メートルを走りました。
最終14組の2レーン、同年代らしい5人のレースとなりました。
走力に差の少ないメンバーで、しかもそれまでの向かい風が私たちの時は追い風0.1メートルに向きを変えてくれました。
今期初のブロックを蹴ってすこし脹脛に違和感を感じたことが自制をもたらします。
踏み込んで踏み込んで、中間で体幹が真っ直ぐに立ってくれたのは儲けもの。
なんとかゴールまで、フォームをバラす事なく走りきりました。

記録12秒97。

日本記録に遅れる事3秒ではありますが、
私にとっては2年ぶりの12秒台。
ここまでの練習と体調管理が間違っていなかったと、自分を信じる気持ちになっています。



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狭間の出来事 関東マスターズの幅跳びM50

2019-07-13 19:05:30 | マスターズ陸上(オス)
今日は関東マスターズ陸上競技選手権大会が江戸川区陸上競技場で開催されました。

私にとっては今年の初戦です。
ウォーミングアップさえも、記憶の狭間を探るようにして、1つ1つの筋肉や運動神経を目覚めさせていきます。

50歳のクラスは7人のエントリーで全員がピットに立ちました。クラスメイトのSさんともお久しぶりのご挨拶。
でも、いつもはクラスメイトのはずのNさん、Hさんがいません。今日は欠場、というわけではなくどうやら、今月あたりがお二人の誕生月のようなのです。
つまり、Nさん、Hさんは既にクラスアップで、
55歳のクラスでのエントリーでした。
誕生日まで2ヶ月ある私は、クラスが変わる狭間で、置いていかれたのでありました。


そんな、クラスで最高齢のジャンバーは、
思い切り力んで助走して、必死の形相で踏み切りました。(証拠写真を撮ってくれた弟に感謝。でも非公開)

結果は、


ありがとうございました。
自分へのご褒美は、競技場から東西線で一直線の
早稲田での昼ごはん。



メルシーでラーメン。
学生時代の思い出で、満足感は倍増です。

さらに、甘味も。



こちらは新宿の時屋さんでした。

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練馬ブルーオアシス陸上競技場

2019-06-23 12:06:38 | マスターズ陸上(オス)
あめのよほうが外れたのに感謝して、久しぶりの走り幅跳び練習の地を求めました。

新宿から大江戸線に乗り換えて練馬駅へ。
丘を越える、ブラタモリなら地歴を美味しく説明してくれそうな住宅街をのんびり10分歩きます。



練馬区総合運動場の陸上競技場です。
この春、土トラックを改修してタータンにしたと聞きましたが、
すっかり街に溶け込んで、さながらブルーオアシスと呼びたくなる佇まいです。

基本情報
・トラックは6コースの400メートル
・9時〜18時(10〜4月は9時〜17時)
・開放日の個人利用は無料(土日も月に2回開放日あり。少なくとも第4日曜)
・トラック外に砂場が2面、幅一式は入り口近くの管理棟で申し込み、無料
・スタブロは練馬区民のみ貸し出し可能(未確認又聞き)
・日除け雨よけ対策としてトラック外の芝生上にテント三箇所、うち一箇所は何とミストシャワー

・常設のスレート屋根も間口5メートル奥行き五段ほどのスタンド上にあり

・管理棟内に100円返却式コインロッカーあり
・温水シャワー三基無料、ただし石鹸シャンプー等使用不可
・管理棟内の方は礼儀正しく明るく親切!


練習場所としては至れり尽くせり、しかも新しいのでどこも走っても、憩っても快適です。

今日の練習
・動的ストレッチ
・ドリル〜流し
・流し120メートル×二本
・スパイク110メートル
・スパイクスタート50メートル×二本
・走り幅跳び 全助走の足合わせ3本(32.3メートルに決定)
・全助走踏切まで二本
・全助走ジャンプ一本
・20メートル短助走五本

殆どの時間を走り幅跳び練習に費やしました。
具合の良いことに、クレバーな医大生ジャンパー三人とご一緒できたので、
踏切位置を見てもらった上、助走の前捌きと踏切の関係や、板前(踏切板の事ね)三歩の姿勢の取り方など、目から鱗のレッスンをしていただきました。
事に、幅跳びの助走と短距離走の違いを上手く説明してくれたので、重心の位置や足のパワーのベクトルを変えて、大層跳びやすくなったのは、大収穫。
ありがとう、若きアスリート!

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織田は花曇りだね、ほとんど

2019-03-10 13:10:48 | マスターズ陸上(オス)


昨日高尾山ではウグイスの初鳴きを聞きました。
少なくとも自分にとっては。

木々の芽も膨らむものがあちこちに。
織田フィールドは占有もなく、日曜なのに使えます。
私が到着した11時頃には、渋谷シニアショートスプリンターの皆さんも既に練習の終盤でした。

メニューは体の求めるままに。
動的ストレッチにアキレスとハムは座ってのストレッチも。
芝生でドリルから流して、トラックでは120メートルを3本流します。
やや重いのは花粉症のせいもあるのでしょうか。
バウンディングで、昨日トレーナーに指摘された左膝の抜けが出ないように、着地と踏み込みを丁寧に意識します。
最後に200メートルも試すと、脚は持ちました。

まだまだ途上、ゆっくり上げていきます、



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一つ一つの春階段

2019-01-19 13:08:52 | マスターズ陸上(オス)
ケガをすることにも楽しみはあります。
どうしようもなかったアキレス腱の炎症が、ソコソコに引っ込み、
こわごわ走り出してみた先週は、坂ダッシュと10キロ走、そしてトラックでの200メートルと、3日連続の練習でも、炎症は短期でおさまり、
再び走れそうな体調で今週末を迎えました。

第三土曜日は織田フィールドの定期開放日です。
9時過ぎに渋谷の短距離メイトのN村さんと合流して、
ジョグと動的ストレッチ、いくつかの足運びのドリルで、血流、心肺、関節や筋肉の分子運動を早めて、N村さんと並んでの流しに入りました。
先週は離れて行くばかりの背中が、今日は視界で同じ大きさを保っています。
トラックの反力を、少しは受け止め、逃す量を減らしても脚が痛みを感じない事を確かめられます。
ほんのちょっとの向上が、本来の自分に近づく感覚が殊の外嬉しく、
自然に頬が緩む笑顔となり、
これも怪我をしたからこそ味わえる喜びと思えるのでありました。
今年初のバトン練習もして終了。
ジムで仕舞のストレッチを丹念に、筋肉繊維の一本一本を確かめるつもりくらいに方向も試して、風呂でスッキリ、午後の有楽町マリオンでの落語名人会に向かい、腹ごしらえでありました。



マリオン地下のMONOCLEカフェでエッグベネディクトを頂きます。
昨晩に父と中華のコースを楽しんだ翌日としては過度な脂肪量かもしれませんが、
卵の誘惑に負けました。

古典落語の午後に行ってきます!
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アキレスへのアプローチ

2018-10-08 11:09:38 | マスターズ陸上(オス)
大迫傑選手がシカゴマラソンで日本記録、しかも2時間5分台という驚くべきタイムを出して、ランナー興奮の朝。
気持ちの上では2000年のシドニーオリンピックで高橋尚子選手が、この上ない笑顔でゴールテープを先頭で切った翌日に似ています。
代々木公園を走るランナーが普段より多く見えてしまうのは多分私の勝手な思い込みで、体育の日であることを思い出すのですが、自分のランニングに見えない前向きの推進力を感じるのは確かな事です。そして間違いなく、思い出すのも難しいくらいの久方ぶりに、自分の期待する思うがままの動きで公園一周を走れたのは、
大迫選手のニュースばかりではない、今日に至るいくつかのアプローチがあったからなのです。

全国マスターズ陸上競技大会、5年連続出場の努力賞でしか納得できなかったあの日の前後から、
運動に関するアプローチはいささか混乱というか、とっちらかった悪食のような様相です。

テレビのショートコンテンツでネットにも話題になった『みんなで筋肉体操』を毎夜4日分YouTubeを流しながら自宅で繰り返し、
ヒラメ筋と腓腹筋をヘロヘロになるまでほぐし、
経絡の鍼治療でアキレス腱を専門に治すと断言する学芸大の治療院に出かけ、
ストレッチも静的、動的何でもござれで取り組み、
痛みが少なくなるとトラックに出て、
2日と続かずアキレス腱はストライキを再開するのでした。


それが昨日、友人の紹介で診てもらった整骨院の先生が、腱のズレというこれまでにない見立てにより、くいっといじると、痛みは減り、固まっていたシコリが滑り始めたのです。
不思議な変化ですが、まだ私は慎重です。
昨日はランニングはもちろんアキレス腱を使う運動は控えた、加圧トレーニングだけにしました。
体幹もしっかり使って、一晩様子を見ようというわけです。

そして朝、少し気分は低下しました。
昨日までと同じく、アキレス腱は伸縮性なく、足首を固めたままでしか歩くことができません。
朝ごはんを用意して、新聞を取りに行って、ほぐれるまでには時間がかかります。患部を指でつまむと、ズキッと痛みが走ります。
でも、痛みと違和感がありながら、どこか昨日までと感覚が違います。何となくですが、歩いた時に左足の着地感がしっかりしているのです。

古い緑色のターサーを履き、久々の代々木公園に出かけ、動的ストレッチに時間をかけてから走り出しすと、一歩めから幸せでした。右足を軸足に左足の一歩目がしっかり踏み込めたのです。
アキレス腱の痛みは、脚の位置が狂っていたことにも原因があったのでしょう。
着地した時の微修正も必要なく、設置時間も瞬間短くなったようです。
サイクルが良くなると、腿の返しや膝のコントロールにも余裕が出てくる、そして冒頭のリポートへと続きます。

心地よく走ったら、ケアも時間をかけないと元の木阿弥なんですが、
今日は正午から国立劇場に行く予定になっています。
9月に歌舞伎座で見た『俊寛』で気になっていた清盛のお話が、
『平家女護島』の通し狂言として上演されています。


入場しようとチケットを出したら、実は昨日の席だったというハプニングも、無事当日券を手に入れて席に着きました。

清盛あっての俊寛。六波羅と鬼界ヶ島、そして敷名の浦に場面をとった三幕を二階の1列席で見渡す大観望で堪能しました。

余韻に浸りつつも、芝居意欲が湧き上がり、30分後には有楽町へ移動して、『食べる女』のキョンキョンにも会いに出かけたのでした。
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鳥取では跳んだというより鳥の羽を取られた気持ち、そして末續慎吾の疾風

2018-09-23 15:41:45 | マスターズ陸上(オス)
午前11時から始まったM50走り幅跳びは、
準備を始めて以来、全ての工程で慎重にならざるを得ないまま競技を迎えた、とドキュメントしたくなります。
しかし用心が思う通りに結果をもたらす訳ではありません。裏目、という言葉に親しみを覚える、
バックストレート側の砂場で競技は行われました。
結局三本跳んでその先には進めない13位に落ちた訳ですが、その辺りは、飛ぶつもりが羽を何者かに奪われた鳥だよ鳥取大会、という言葉の綾で誤魔化します。
記録は5メートル3センチ、かろうじて中学二年生の頃は上回って、三年生の自分には負けたという背比べ具合でしょうか。
用心して臨んだ唯一の成果は、三本とも記録が残りファールが無かった事でしょうか。自分の感覚では、踏切板も全部踏んでましたし。
スピードが出ていなければ距離のコントロールが効くと言うことでしょう。短距離の調子が良かった頃、いくら幅跳び練習を重ねても、試合になるとファール病にかかっていた頃とは大違い。
コントロールが効けば、空中ファームもできて、
反りから脚の投げ出し、そして滑る着地ができました。
脚を振り出した分で10センチ稼いで、5メートルに届いたようです。

三本跳んで、左アキレス腱はもう動きたくないと声を上げました。ゴメンね、無理させて、と氷を当てると歩いて脚を引きずらないくらいには回復しました。

というわけで、100メートルの出場は諦め、
M35に初参戦した末續慎吾選手の10秒95の疾走とゴール後の笑顔、そして万雷の拍手を聞いて、
コカコーラスタジアムを後にしました。


肉離れを二回と、その後のアキレス腱痛に悩んだ今シーズンですが、
去年までとの一番の違いは、温泉にほとんど行かなかった事かもしれない!と突然思い立ち、
鳥取の奥座敷と呼ばれる吉岡温泉まで参りました。


毎分100リットルの湯量を誇り、源泉は50.5度の熱めとなってました。
ホカホカです。

体を冷ますため、温泉会館前のパーラー株湯さんへ。昼はバナナ一本だったので、ちょっとカロリー補給。クリーム分の高い、しっかりした焼き上がりの、濃密な味わいを楽しませて頂きました。

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