日々ふさおまき

走って跳んで歩いてます。

もうすぐ一年生

2011-03-31 01:45:02 | ふさおまき(オス)日記
明日はもう4月1日、年度が始まるということは、一年生に入学。
社会人になって24年たっても、年度初めで会計年度が変わる、
というよりは、学年が改まるといったほうが吹っ切れて心が入れ替わります。

そんなお年頃な私が、昨晩、というよりこの深夜、生まれて初めて
秋刀魚の干物をいただきました。
和歌山県の大地から知人の手を経ていただいたのですが、
これがおいしい。
秋に身をやつした南下サンマが、振られた塩に旨みを凝縮して
一冬寝かせた後に、あぶられて口に入りました。
骨までかじれます。
腸も詰まってます。
空豆ご飯を左手に載せ、かぶるサンマ干物の塩味は、
涙が出るほど幸せな、家庭食卓の味でありました。

年を経て、食欲も渋くなり、
忙しい仕事に昼夜抜きで夜中の1時に食事を食べる日が続く、
そんな年度末に、少し笑みがこぼれます。


イワトビペンギンと原宿の南国酒家

2011-03-21 00:28:34 | ふさおまき(オス)日記
連休は3日とカレンダーにはありますが、今日から出社です。
まあ、昨日たっぷりナマケモノとフサオマキごっこをして遊んだからいいか。

で、今朝。すっかり朝寝坊、というか体が起きてくれません。
目が覚めると昨日までナマケモノを決め込んでいた(めす)が、
テレビで「マダガスカル」のアニメをみています。
今日はペンギンの隊長がパフィンの悪者と戦う話。
あ、舞台は都会の動物園で、なぜか悪者と隊長はかつてデンマークの
動物園で伝説の戦いを繰り広げた敵味方だったそうな・・・
といいながら、かつて何を争って今回は何を戦うのかも
さっぱり明らかにしないながら、ジェットコースター展開で
有無を言わさず展開していく物語です。
まあ、そういうわけでペンギンが両足でぴょんぴょんしているばかりが
脳裏に焼き付きますが、このぴょんぴょん、私のトレーニングにも
大切です。
と、こちらのブログも強引な展開になりますが、
10時30分に出かけた代々木公園で、JOGにヒマラヤスギ林間ターンダッシュ、
いやつまり、ヒマラヤスギに突進して直前でラグビーよろしくステップを切って
抜けていく、という一人走り遊びなんですが、
を5本、そして横向きもも上げ坂を段々上がりというのもやって、
さあもう一つジャンプ練習だというわけで、彼女を誘ったのが
ぴょんぴょんトレーニングでありました。
やり方は至極簡単。両足をそろえてぴょんぴょん前に弾んで進むだけ。
ただし、上り坂。彼女は、ぴょぴょぴょんくらいのリズムで、なんとか
ペンギン波のジャンプは成功。
私はまあ、カンガルーまではいきませんがシファカ気分には達していたはずです。
(シファカを知ってる人には、ウソウソ・・・と言われるしその通りなんですが)
これで、アキレス腱のバネ、そして腸腰筋も鍛えられたはずです。
彼女ももうこれでナマケモノには戻れません。


ペンギンのカロリー消費に、午後思った以上に頭を使った仕事を済ませて、
18時30分、予約しておいた原宿の野菜の産地表示が楽しい、
中華料理・南国酒家に参りました。
写真は前菜でカキ南蛮・焼き豚・煮こごり・クラゲなどがのってまして、
そっからはもう、写真をとるまもなく、今時の素材重視で柔らかい味を
保った中華8品が次々に振る舞われたのでありました。
・かにの玉子入りフカヒレスープ
・讃岐コーチンのすり身トースト揚げ炒り粉の香りと牡蠣のカダイブ包み揚げ
・アオリイカと活け締め帆立貝、黄ニラ、スナップエンドウ春野菜の天日塩炒め
・香川県産 讃岐牛のソテー ブロッコリーとホワイトアスパラガスの自家製XO醤ソース
・有頭大海老の北京風甘辛ソース仕立て 新顔フルーツ青バナナ添え
・和歌山県産シラスと花ニラの豆腐シュウマイ
・ふかのひれとずわい蟹、きのこのあんかけチャーハン
・栃木県産 とちおとめの特製イチゴプリン

みんなすごくうまかった。素材広く味広く、素材のうまさと新鮮さだけを
引っ張り出す加熱の技はやはり中華ならでは。
おなかいっぱいになりながら、楽しく代々木公園を抜けて家路につきました。



きっともうすぐ桜が咲きます 代々木公園

2011-03-19 19:26:26 | ふさおまき(オス)日記
大きな地震で、さまざまな混乱やためらいや、灯りの少ない街やひとけが無い通りや・・・
一週間が過ぎた土曜日は、それこそ悲しいくらいに空気が澄んで青空が抜ける東京で、
何とか起き出した11時に彼女と走りに向かった代々木公園は、暖かくしかもすぐに旧知の
ランナー2人とすれ違い笑顔のお話ができたこともあって、とてもとても心地が和らいで
足を前に向けまして、原宿に向かう途中の桜並木はどこか赤味を帯びて見えるほどに
花芽がふくらんで、一足早く白い蕾から花弁が抜け出したこぶしの花と相まって
春の予感をもらたしてくれました。

練習は、とにかく体に運動のペースを戻すのが目標。
鼻歌ペースで2周めJOGに向かった彼女と別れ、私は木々の間の土の上で、
もも上げ30m×連続5本を上げ意識1セットと振り出し意識1セット。
さて坂を走りに行くかと思ったときに、おっちょこちょいが鍵を入れた袋の底穴に気づかず
地面に落下、戻ってきた彼女と皿が目になった捜査25分で無事発見、
困ったものだと反省をしきりに、坂道走100mを着地足のかき込みを意識しながら5本、
ハムストリングが伸びない不安を若干の痛みとともに抱えつつ、重心のポイントだけは
つかめたかなと意気揚々に坂を下りると、なぜか彼女が(めす)、しかもナマケモノに変身して、
坂の周りに立つ照葉樹の太い横に張り出した幹に手足をすべて引っかけて、
下向きにぶら下がっています。うまく想像できない方は、暖炉にかけた豚の丸焼きを思ってください。
身長153センチの女性がそんな格好でぶらさがって、わさわさ揺れてエヘエヘ楽しそうに
声を出していると、ふつうならジャガーの襲われそうですが、日本の公園では暖かな子連れ夫婦が
怪訝な目をして通り過ぎるくらいが関の山、でも実はエヘエヘ声は、降りるに降りれなくなった
力尽きそうなナマケモノの静かな悲鳴で、そのまま落ちれば2メートル×○キロ重の衝撃を
小さな背中で受けなければならないのはかわいそうだと思って、私は疲れた足で駆け寄って
お姫様だっこでおろしてあげたのでした。

少しは平和なお話になったでしょうか。

そして午後は、セルフ式の讃岐うどんでおなかを満たし、しっかりスポーツマッサージで、
どうにか張りに張った足と腰をゆるめてきたのでありました。

2011年3月6日 女子高生陸上部員は眠れない

2011-03-06 09:16:48 | マスターズ陸上(オス)


今日のタイトルは、言い換えれば「食欲のないおじさん短距離走者は今年初のトラック練習を一生懸命やりました」
となります。さて、どういうことか。あんまり、興味が湧きませんか・・・


昨日の土曜日は、府中陸上競技場にでかけました。
今年初めての、陸上競技場を使っての練習です。
1月から代々木公園で、そこそこ芝生上でのランニングやスクワット、ジャンプを
続けて筋力アップ、走力アップを図ってきました。
陸上競技場は昨年10月以来、さてどこまで走れるか、期待がいっぱいでした。

午前中が団体占有だったため、スタートは12時20分、これくらいからだと
すでに日常生活で体の暖気運転が済んでいるため、スムースに練習入りができます。
300mのトラックを3周、着地がまっすぐ反力になって戻るタータントラック独特の
感触を確認しながら、短距離走者らしいJOGになるように体を使います。
かるく体操をしたあと、いつもお世話になっているSコーチが
ハードルを4台並べています。練習用に高さが調整できるミニタイプで、
50センチくらいでしょうか。これを両足連続ジャンプ4回で越えます。
50センチですからそれほど高くはないのですが、連続してというのが
ミソ、リズムよく高さと同時に前へ進む力を計算して着地の一瞬を捉えなければ
なりません。
1回目、2台目まではポンポンと越えましたが、あれ、3台目は前への力が足りず、
ギリギリで越し、そうなると4台目までの距離が残り、前へのジャンプ力を大きく
出さなければならなくなります。つまり4回のジャンプが、
ぽんぽんぽポーンになってしまいました。
これはあきらかに高さに対するビビリです。2回目は、思い切って前への力を
大きくし成功、3回目はさらにリズムが良くなります。
するとコーチはハードルを6台に延長、こういうの楽しいです。
夢中になります。伸びた5ジャンプ目が失速しないように気をつけて、
無事最後まで飛び切り、10回まで繰り返します。

さて、次はうってかわってハードルくぐり。
言葉で説明するのは難しいのですが、ハードルのバーを鉄棒のように見立てて手をかけ、
両足をハードル下の空間に通します。そっくり返ってくぐった体を腹筋とぶら下がった
腕の力で持ち上げ、立ち上がるのです。
全身を弓なりにして使う、これまでにない動きです。ますます面白い。
でも効きます。5回実施。

とまあそんな競技場らしいからだ作りメニューを1時間続けた後、
走る練習に入ります。
120m流しをアップシューズで2本した後スパイクをつけます。
120m流しをもう一本、
次はスタンディングダッシュ50m×5本は大きな動きを心がけ
10+50m加速走7本
たち幅跳び5本をはさんで
スタンディングダッシュ50m5本を特に返しの動作スピードを意識して行います。
さらに腿上げ15秒×10本
最後は60%の力で300m流し
合計2時間の練習となりました。

さてと、長い練習メモの後は後半戦。
ようやくタイトルのいわれにかかります。
練習の後はケア、というわけで、府中から新宿に京王線で戻り、
Kスポーツマッサージへ。
トレーナーさんの一言は、「ずいぶん絞れました?」
体は単純です。連続ジャンプやハードルくぐりという、これまでにない
体幹を縦横無尽に収縮させるトレーニングで、キュッと筋肉がしまりました。
自分で鏡を見ても、すこし腹筋の割れ目がみえます。
へっへ、と自己陶酔に入りかけたのですが、プロスポーツ選手を
数多く手がけているトレーナーさんは、別に鍛えた体を褒めたいわけではなく、
その先を見ていました。
「ちゃんとたんぱく質やアミノ酸を補給してくださいね!」
「はい・・・気をつけます。でも最近、食生活が不規則で・・・
 でも、若い頃より食欲も全然ありませんから、それほどお腹が減る感じもしないので
 不便を感じるわけではありません。あ、でもでも文章だ」
「それはよくありません!」
「確かに良くはありません。」
「朝ごはんはちゃんと食べてますか?」
「毎日。パン一枚とサラダを2倍。おかげで腸の調子はいいです」
「それはいいことですね。でも、たんぱく質がありませんが?」
「ホテルに泊まってハムやベーコンがでても食べることができません。
 朝の肉は消化できず胃がもたれるからです」
「では、卵はどうですか?」
「コレステロールが高いので、真偽のほどはともかく、気になって食べていません」
「納豆という手もありますよ!」
「沖縄出身の方に、そういうアイディアが出てくるとは思いませんでした」
「沖縄では学校給食にナットちゃんという納豆が出るので食べるようになりました」
「それはそれは。関西の私にはそのような機会がなく、沖縄という地の深遠を思う
 ばかりです。」
「ふさおまきさん、パンとサラダ山盛りの朝食って、女子高校生ですね」
「私、女子高校生に知り合いもいませんし、男子校出身なのでまったくわかりません」

と、話にならない話をしているのですが、まあこれで表題の説明にはなったでしょうか。
私の朝ごはんが女子高生風で、短距離走をしているので、女子高生陸上部員と
自分をメルヘンにしてみたわけです。

そして話は飛んで、この文章を書いている翌朝。
左太もも裏ハムストリングはパンパンに張った上、上部に鈍い痛みがあります。
上体をそらすと腹筋が顔をゆがめます。
腰も痛い。
全身の痛みが熱を持って、6時には目が覚めてしまったわけです。
ああ、眠れない女子高校生朝食の、おじさん短距離走愛好家は、
土曜日のハードな競技場トレーニングで筋肉痛になり、翌朝痛みで目が覚めて
しまった・・・

ちゃんちゃん。







虫刺されの幸せ

2011-03-02 21:55:58 | ふさおまき(オス)日記

ずらりと並んだ6種類の薬。日曜日の昭和記念公園で芝生に座っているときにチクリとした結果です。その日はちょいかゆだったのが翌朝にはパンパンに腫れ上がりました。市販の塗り薬も効かず、皮膚科の診断結果が6種類の薬でした。余り綺麗でない足を見せるのは何なのですが、痒いとはいえ、自覚としてはパンパンといえ、実際にはこんな程度です。それに痒み止めと炎症緩和は解るにしろ、抗生物質と胃薬に皮膚炎緩和は飲み薬も追加と、健気な虫の毒を科学特捜隊の6人組強面が腕力で押さえつけようという感じ。平和な国を実感します。