日々ふさおまき

走って跳んで歩いてます。

灯ともし頃に帰ったら

2013-05-28 21:01:55 | ふさおまき(オス)日記

夕方の街は人の匂いがする、とつぶやける時間に商店街を抜けて
帰宅する幸せな今日は、まだ外が明るく気分は上々です。
闇が支配する前にと、急いでタマネギをみじんにして、人参ジャガイモざっくり割って
焼いた角肉とひと煮立ち。発泡スチロールの保冷箱に鍋ごとほうり込んで、
保温調理をする間に走り始めました。
ちょうど灯ともし頃、トランペットの音を頭の中に鳴らしながら代々木公園へと向かいます。

普段よりは短めのストレッチをして、かなり最初からスピードを上げて走り始めました。
体が軽いのは暖かい空気のせいでしょうか。
短距離で軸が安定して、ハムが一定のパワーを得たこともあって、
JOGでも走りがまっすぐリズムに乗るのです。

その分、息も上がります。
2キロで十分、そのまま土のグラウンドへ走っていき、昨日からYOU TUBEで脳裏に焼き付けた
走り幅跳びの踏み切り動作の練習に入ります。
菅井洋平選手の、力強いけれど柔らかい動きは、なかなかに魅力的です。
あんな風に跳びたいと思います。
タンタターン、のリズムで右足を棒にして踏み切り、左あしを素早く引きつけるときには
左腕を後ろに引いて胸を反らします。
今まで私は、上に跳ぼうとするあまり、両腕を胸前に揃えて上へ上げるような動作になっていました。
かちんかちんの上半身なので、石になって飛んでいくだけの幅跳びだったのです。
斜め上へ飛び出す!
イカロスのように空を駈け上がるイメージで、踏み切り板から先でも、足や腕が走る動作を
続けなければなりません。
しかしそれも一瞬。
胸を反ると同時に、両足も畳んで引きつけてスピードに身を任せ、
落ち始めたところで足を前へと投げる・・・
とと、砂場がない今日は胸を反るところで終わり。
これを何度も繰り返していると、楽しくて楽しくて
また息が上がりながらも、小さな公園を何往復もしていたのでした。

体が動く心地よさはかけがえのないもの。
早帰りは三文の得なのです。