大晦日は走って歩いて

ホテルの朝食をセーブして、京都御所から賀茂川沿いのランニングコースに入ります。
左岸に渡る橋はこちら。



飛び石ジャンプ。
五段跳びのつもりで弾んだら、
周りの親子連れがコマッタカオヲしてました。ご迷惑をおかけしてすいません。

大晦日とは思えない暖かさ、川風も比叡下ろしもなく、汗ばむほど。



四キロほどで、上賀茂神社にいたり、一旦歩いてお参りです。



今回の旅のてーま。



申の絵馬。
境内を流れる川に原生林、そして白砂の波、
やはり京都は気持ちが落ち着きます。

てなこと思いながら、お腹もいわゆる小腹すき。
あるじゃないか、神馬堂。



でも今日は、ご予約のみなんです、と柔らかく奥様にお断りを入れられました。近くには葵堂さんもあるけれど、ちょっと人生縁起があって断念しまして、再び賀茂川に戻り下り始めます。
流れの速いこの川は勾配がきついからで、
その分下りの走りは楽チンです。

一時間あまりで10キロ走ると、体もすっきり、でももうチェックアウトの時間が迫ります。
慌ててシャワーに荷詰めをして、
予約を入れた『出町ふたば』さんへ雑煮の小餅を取りに行き、さらに寺町通りをぶらぶら歩きます。

『下御霊神社』に恨みとともに亡くなった聖人を祀る社があることをしり、
皇族の帰依を得て、勅使門のような立派な茅葺き屋根の門の奥に何故か高齢者用のマンション風建物がある『清浄華院』を拝したりしながら、
荷物を抱えて小一時間のブラリ。
さすがに肩が凝って、コーヒータイムは河原町三条の葦島さんを、と思いながら大晦日は休業。
ではと、新入社員の頃の少し贅沢だった『からふねや珈琲』にて、ご褒美の塩キャラメルロールを頼んだら、これが想像以上の滋味あり。300メートル走り走れそうなキャラメル万歳パワーを補給して、
さあこれから実家に戻るとしましょうか。

八十八カ所霊場巡り

仁和寺の山を巡ります。



八十八カ所、お堂が立ち、観音様、薬師様、地蔵菩薩様などがお参りできます。



一時間二十分の霊場巡りの八十八カ所目。



弘法大師の前で結願となります。
汗もかきましたが、心の垢もまた少し軽くなりました。

楽しみな申年

私はとてもサルが好きになる人です。
だから申年が楽しみです。



今日訪ねた今宮神社の絵馬は
かなり心に触れました。
上の写真は門前です。



こちらは拝殿前に高く掲げられています。
冬とは思えぬ日溜まりの温い京都の街中です。

鞍馬は天狗でなく

貴船神社から、中生代の地層を産出する牛若丸の修行した極層林の山を越えると、鞍馬寺本殿に降りてきます。



さあ、天狗様と御目見得するかと思ったらさにあらず。



阿吽の虎に睨まれました。

年の終わりに京都へ参りました

一年がすぐに終わったような気がする51の年も、
振り返ってみれば浮き世の垢は染み着いているもの。

垢落としには水、なので貴船神社にやってきました。
京都駅から地下鉄で国際会議場、バスに乗り換え貴船口から細い道を上がって20分もすれば到着です。
北山の国有林の杉林に囲まれたお社は、凛として佇みます。
神殿につつましく頭を下げて
谷からの御神水に白紙のおみくじを浮かべると、占いの結果が見えて参ります。

小腹がすいての昼ご飯は、
ジャズの流れるウッド感満載のカフェ『貴船倶楽部』。
ご想像の通りの観光客がパフェを食べに来るスペースですが、床まで開いた窓が大きく、明るいので居心地はよし。
さっきまでの垢心を忘れて、
都会人に逆戻りのノホホンと、カレーを食べるのでありました。

メリークリスマス

今年も神戸のお母さんと、三人でクリスマスイブのお食事会です。

ケーキはアニバーサリーのデコレーション。
毎年予約開始すぐに売り切れるのですが、今年は京王デパートで発見。

このレースのような細かなデザインが、ハッピーを盛り上げてくれます。

代々木の冬認定

午前中について少し時間ができたので、二週間ぶりに代々木公園へ出かけました。



ケヤキはもちろん、イチョウも葉を落として、見通しのいい景色に変わっていました。

風さえ冷たく感じます。
ああ、この前の日曜日、ガラスとベランダの掃除をしておいて良かった！
と思いつつ、彼女とジョギングの45分でした。

午後は年末のまとめ仕事を少しして、明日はクリスマスのために、早く帰れるようにいたしましょう。　

今週末はお台場海浜公園練習

東京マスターズの皆さんにお誘いを頂いて、初めての砂浜ランニングをいたしました。
あ、旅行中に唐津の砂浜で、犬の散歩を見て気分が高揚してダッシュしたことはあったかもしれません。

それはさておき、約束のお台場海浜公園駅に着くとしとりと雨が。



空模様を眺めつつ、さいしょのアップは高架下のスペースで、小一時間を過ごします。
ジャンプのリズムを作るドリルや、高野先生流という④の時足返しドリルを教えて貰えるのは、ちゃんと陸上部を経験した皆さんとの練習だからこそ。
熱が入って、思いのほかにハムを酷使しました。

やがて空が明るくなってきたところで砂浜へ、三分で着いてしまいます。
そして、三十分後の表面はというと、



５人が横並びにヨーイドンを１０本走った足跡です。

結構脚に疲労は溜まりますが、私は走り方がずいぶん砂に合っていないようで、他の誰よりもスピードが遅く、その分循環器に余裕があります。
しかも、次の用事の都合で海浜公園にいられるのも残り１０分ほどしかなく、みなさんに無理を言って、休むまもなく100メートル砂浜走に付き合ってもらいました。

こちらも前半は置いてけぼりですが、残り二十メートルで追いついてゴールとなりました。
とは言え私は二本で終了し、皆さんの練習はまだまだ続くようであります。



バリエーション豊富な冬トレーニングが出来るのも、
東京マスターズの皆さんのお陰であります。

12月第一土曜日 青空のプロペラ音

忘年会のブロローグが始まった第一週を終えて、土曜日は青空のお出迎え。

聞こえてきたプロペラ音に目を向けます。



眩しい。ヒア　カムズ　ザ　サン
と言ってる呑気な空気。
ケヤキの枝の間を通るのを待ちます。



広告飛行船です。
プロペラで動いているのだな、と風船に見える姿に少しアンマッチ。
方向転換するときは、さらに、音圧が高まって、みんなが空を見上げるほどです。