日々ふさおまき

走って跳んで歩いてます。

蓬莱に言祝ぐ

2016-11-20 07:09:19 | 旅行記
おはようございます。
ブースカです。いま、熱海の伊豆山に来ています。



流麗な墨跡は僕が心を込めて書いたんです、と言いたいけれど流石に無理。
泊まったお宿の大女将に書いてもらいました。

今は『界 熱海』と呼んでいるけれど、それよりもずっと長い年月を『蓬莱』という名前で宿を構え、
東日本随一の格式を誇る名旅館として知られていました。
建物の作り、障子や天井の装飾、そして書画骨董にお茶お花。
日本文化として語られる様々な事を、宿泊という時間の中で見せてもらえる宿で、
その要として豊かな経験と知識人を持っているのが、
女将なのでした。

伝統の宿も、過ぎる時代の中で、様々な解決すべき現実的な課題があったのでしょう。
数年前に星野リゾートグループに買い取られ、
今の『界 熱海』に変わったのでした。

今回やってきたのは、
フサオマキさんたちが、結婚25周年を迎えて、
SAさんのお母さんと妹家族のみなさんが、
お祝いの会、銀婚式を催して下さるとの発案を貰って、
ryoさんが、ならばこの宿で、とお願いしたのでした。

画像の書は、お膳のとき、テーブルに敷かれていたもの。
誰が書いてくれたのか、と思ったら、なんと蓬莱の女将が座敷に現れ、
私が書いたとわざわざのご挨拶を頂きました。
宿の名前が変わり、女将は
どうしたのかと思ってましたが、
どうやら格式を守る、アドザイザーのような立場でいらっしゃるようです。

そんなちょっと驚きの出会いも含めて、
お母さんや妹家族の皆さんに祝ってもらい、
フサオマキ夫婦はいつも以上に幸せそうな笑顔でいるのでした。



スフレな土曜日

2016-11-12 17:07:56 | ふさおまき(オス)日記
暮らしを取り戻せる週末はフワフワ気分。
今日も朝早くからお仕事の彼女には申し訳ないけれど、
朝ご飯は準備して、朝ドラをゆっくり見てから洗濯機を回しても大丈夫。
順番を考えずにワイシャツアイロン、掃除機ブーブー。
厚いバスマットをベランダ干しするのも、あいよ!のかけ声。ハードディスクに残しておいた、涸沢テント村の72時間はナナカマドの紅葉とテントに灯がともる夜の色とりどりが美しいことこの上なく、
心は北アルプス上空をフワフワ飛びます。

少しは足に地を、いや、地に足を着けなくてはと、
ジムに出かけてよっこらしょ。
いつもは慌ただしく挨拶するトレーナーとも談笑気味にいくつかのウェイトをしていると、グワシの間にユッタリと休憩を入れると、結構たくさんのマシーンを楽しめるのを発見して、すぐに二時間がたち、
それでも炭酸泉でウトウト居眠りできてしまう余裕もあり。

で、本題。


スフレ風のオムレツは、代々木公園の隠れ家『mimet』名物、なれどこれまで夜にシェアしてばかりだったので。
大満足の独り占め。
見ての通りにフワフワと、スプーンの上で踊るが如くです。
コーヒーまで頂き、カウンターでピーナツバターを発見。
この前伊勢丹の催事で出会った、『二層に別れる』千葉産の、コク深い味の逸品です。
思わぬ再会に気分も浮き立ち、財布も軽くなるけど買ってしまいました。



そうなると、大地のピーナツバターを受け止める大地が必要です。
『テコナベーグル』でフワッとムギュを選んで、
明朝の食卓がことのほか楽しみになったのでした。







秋彩りのタイミング

2016-11-06 15:02:39 | 旅行記
すき焼きの匂いをさせつつの山登りは
ツキノワグマに見つからないかとドキドキでしたが何とか命拾いをして、
洗濯は真田ふれ合い温泉にて。



丘に囲まれて日差しも多いこの施設は、まさにタイミング。



秋が今日、今このときに訪れたのだと思える、
紅葉の盛りです。



真田の里を山城から

2016-11-06 13:31:12 | 旅行記
松茸たべたらハイキング。
上田を今年の日本名所にした大河ドラマで、名前だけは度々出てきた、
真田の里を囲む山城三つを歩きました。



砥石城、本城、そして枡形城。



どれも石垣や堀が跡を残すのみですが、
真田の殿様、ちょっと毎日通うにはきつすぎますよ。



枡形城の高みから、真田の里を臨みます。


枡形城


内緒の山

2016-11-06 11:08:22 | 旅行記
上田に日帰り旅行。



奥山に分け入り、秘密の場所へ。その割にはノボリが立ってるけど。



松茸山は一子相伝、知人にも語ることはないと聞きますが、なんと心の広いこと!
『見晴台』
人生二度目の訪問です。
 
ビニールハウス風の奥に広い広間に長テーブルが二列。
予約した11時に一番乗りして、暖炉前席をキープ。
後は巡るめく世界が続きます。



最初にセッティングされるのが松茸のすき焼きです。
この香りが、肉や野菜に染み渡っていきます。



鍋を煮込む間に土瓶蒸し。
具は松茸のみ。肉厚。



グツグク。



出来た!



締めは松茸汁と松茸ご飯となりました。
これが一番シンプルな千曲コースであります。
上にはいろいろあって、松茸茶碗蒸し、松茸天ぷら、松茸一本焼きなど、料理が増えると料金メーターも上がります。
そこはお腹の具合に応じてということで、
私たちは千曲コースでお腹いっぱい胸一杯。
ああ満足です。

紅葉の赤松林に奥は密かな道標。