日々ふさおまき

走って跳んで歩いてます。

チョコこわい シュプリングリにCamille Bloch

2008-08-28 02:40:29 | ふさおまき(オス)日記
確かなことは食べ物への執着。
とどまるところを知らない、チョコレート。
たんまり買ってきたはずのスイスみやげも、
秒速100メートルで減っていく。
とろけるのですねミルクチョコは、牛さんのマイルドな
脂肪とともに、カカオの香りは口中福を招きます。

気を取り直し、お写真。

スイスのあちこちでもらった「おまけ」チョコです。

朱の長方形はスイス航空。着陸態勢直前に配ってくれました。
黒正方形はチューリッヒはシュプリングリのカフェで、コーヒー皿の上に。
赤いハートはアレキサンダーホテル(チューリッヒ)の枕の上。
青い線模様は、箱を広げるとアイガー山写真となるのが、ホテルアイガー
(グリンデルワルド)。チェックアウトのとき、笑顔の「フィーダー ゼーン」
とともに。

一番気になったのは、アイガーのもの。Camille Blochという
チョコレートメーカーによって作られた、Ragusaという名前が
ついています。プラリネ72%というのがミルクチョコ席巻のスイスでは
珍しいと言うこともあるのですが、この製品の由来が、第2次世界大戦時の
砂糖・ココアの不足時だというストーリーに、心がしんなりしたからかも
しれません。

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坂の上の雲(1)(2)

2008-08-26 02:15:07 | 活字
ご存じ「坂の上の雲」。2009年のNHKドラマが
始まるまでに読めばいいかと、先月末あたりに(1)を買い、
しばらくはリュックの底ですり切れるばかりの日を過ごさせて
いました。

夏の海外旅行はフライトが12時間。読書にはもってこいです。
維新後に生まれた伊予・松山の人々が主人公。
正直、関西出身の私には多少縁遠い舞台であったのも
これまでこの著名な本に親しまなかった理由なのですが、
読み始めて、司馬さんの巧みな筆運びにあっさり持って行かれました、私。


いや、どうしてこうもうまく文章をつなげていけるのでしょう。
一人の人物を語るとき、その行動と思いを書いていると思ったら、
次の2行は20年後にその人が何をしたかを記して方向付けをし、
転じて現政権と藩の時代的な関係を示してその人物の立場を置く。
時間も空間も一ページの間に行き来しながら、それを読ませてしまうのは、
人を掘り描くために、おろす鍬の位置を見極め、一点の狂いもなく鍬を振り下ろし、
綺麗に根菜を収穫するようなイメージです。

行きの飛行機と旅の宿で第一巻。
帰りの飛行機で第2巻を読みました。
ああ、そういえば、30年前。父の初夏にこの本があった。
そのころ父は今の私くらいの年だった。


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オリンピックも夏休みも終わり

2008-08-25 00:44:07 | ふさおまき(オス)日記
それにしても盛大な閉会式でした、北京オリンピック。
ベッカム様までロンドンバスとご登場とは。

さて、8日間の旅行中、走ったのはトレッドミルで30分だけ。
毎日トレッキングはしてましたから、仕事で10日練習ができない
時に比べればたいしたこと無い!と信じて、雨が小降りになった
隙に代々木公園へ。
・・・歩いて5分かかる・・・・うちに、やや。降り始めましたが
帰るワケにもいきません。
フサオマキメスと一緒なので、1周目はお決まりのウォーキング。
雨の中というのに出番を控えたおそらく「よさこいイベント」の
参加者だと思われる団体や、日本文化観察に余念がない外国人旅行者と
すれ違い、2キロ弱です。暖まったのか冷えたのか、中途半端な
体感のまま、JOG開始。うう、両足の太もも後ろ側、ハムストリングが
痛い。といいますか、棒のようになってまるで柔軟性が無く、
着地で突っ張ってしまいます。そう、ロボットのような状態でしょうか。
明らかに、岩ごろごろの山道をアップダウンした故の炎症です。
一歩一歩にあれあれ感がつきまとうので、うっとおしい。
横ではにこにこしながら走るもう一匹のオマキザル。こころなしか、
いつもより足の回転が速いようです。きっと、標高1000メートルに
宿泊し、3600メートルでもハイキングをしたグリンデルワルド旅行の
賜物でしょう。

意識的ではないにせよ、高地トレーニングの成果が
あるはずです。

こうして公園を2周。
ずぶ濡れの体を暖めるために、銭湯へいきました。
時差ぼけが治って、明日から元気に会社へ行けることでしょう。

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スイスのおやつ

2008-08-24 23:34:02 | ふさおまき(オス)日記
ハイキングからグリンデルワルドにもどると、
毎日、お菓子をたべてました。
いや、毎食かも。
これはね、メレンゲでショコラクリームをくるんだもの、チョコ削りつき。
エーデルワイスの部分もチョコレート。村のベッカライで買いましたのよ。

またある日は、すごく暑かったので、アイス!!
これこそ、サンデーよ。

バニラとフリジュとビスタチオ。だから、「ナポリ」

その夜は、まだ暑いので、夕食のデザートに

これは、お店と同じ名前のサンデーよん。
Salvi
こちらは、チョコレートサンデー。
生クリームがさっぱりいけます。

はああ。並ばずにサンデー食べれるお店はスイスまで行かんとないのか?
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チューリッヒみやげ

2008-08-23 22:12:08 | ふさおまき(オス)日記
予定通り、チューリッヒ空港内のMIGROS(スーパーマーケット)で、
チーズとお菓子を購入。

チューリッヒ空港は国際線とは思えないほどの便利なチェックインシステムです。
電車から降りて、1階上がってすぐの右前方。電車の切符売り場の向かい。
そこで、バゲッジも預けられる!!

身軽になって、まず、ソフトプリュッツェルを買って、
(明日の朝食になる予定)
MIGROSオリジナル・ハイジブランドの
BERG EMMENTALER 
FROMAGE DU JURA
とやわらかそうなBIFIDUS

チョコレートもここで購入。
トリュフタイプと板チョコを数枚。 

日本からもってきた保冷バックにつめました。

なんだが、エキナカのイカリさんでカイモンしてきた気分。



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何とかしてくれ 笑介

2008-08-22 15:43:09 | ふさおまき(オス)日記

「だから笑介」と漫画のタイトルを言っても、覚えている人は
そう多くはないかもしれません。
ただ私たちフサオマキの間では、「小麦輸入の担当商社マン」
として深く感銘を覚えている人物です。

日本のパンやケーキはとても美味しくなったといいます。
確かに、美味しいものがたくさんあります。
ただ、もっと美味しい小麦由来の食べ物を口にしてしまいました。

チューリッヒの夕ご飯はPULCINOという、表通りと裏通りの
間にある、まるで京都の町家のように、奥行が深いイタリアンレストランです。
英語もドイツ語も今ひとつ得意でなさそうなウェイターに導かれ、
裏通りに向かった2段テラスの上側の席につきました。
チョイスしたのが、前菜に焼き野菜のモッツアレラチーズ添えとトマトスープ。
ここで、水牛チーズのさわやかさと、トマトの酸味をスープのうまみで喉奥に
クリーンヒットしてくれる妙技を堪能。
日本人らしくメインにしてしまうパスタに期待が高まります。
そして、そのとおり、小麦の実力を知ることになったのが、

写真の「ゆるい巻きのツイスト」、野菜の大地感を少しトマトソースに加え、
どっしりと口に含めば含むほど膨らんでいくパスタの味が
もう楽しくてしょうがなく、うほうほと食べながらに小声を
あげてしまうほどでありました。
本当に、小麦のもつグルテン独特の甘みがどこまでも続きます。
喉に流し込むのが惜しまれます。
もちろんこの地の豊かな体格の人々を満たすべく、皿の量は存分に
あるのですが。
そんなことを忘れてしまうくらいに、ひと匙で満足を覚えたわけです。

これまでも結構パスタは好きでしたが、
この日本のリストランテでも、輸入食品店でも味わったことのない
パスタは、どうしたものなのでしょう。
これはきっと小麦の質によるものに違いない、というのが
食後の結論となりました。
だから、ぜひ、美味しい小麦を選んで持ってきてねと、
商社マン笑介に呼びかけたくなったのでした。


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氷河見物2

2008-08-22 05:14:16 | ふさおまき(オス)日記
グリンデルワルドからバスでオーバラグレッチャーを
見物に。
絶壁に取り付けられた階段上ること10分。その上につり橋渡って、背伸びして
やっと、氷河の先っぽみれます。
青い氷が岩の間にせり出している。
ちょっと、肝心なところははっきりしないけど、
ごうごうと雪解けが激流になっている。

入場料5スイスフラン(割引使った)
ふふふ。観光地?
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大岩を滝がくり貫く のもすごいがスイス人はもっとすごい

2008-08-21 13:33:16 | ふさおまき(オス)日記
20日は、グリンデルワルドのアイガーが目前に迫る風景が自慢の
はずのホテルからも、霧で深く覆われたために麓の牧草地帯しか
見えない、なんとも旅行としては負けな天気。
外に出ると日本の初秋さえ思わせる肌寒さ。うっ。

こういうときは滝見物。
登山電車を使って、グリンデルワルドとは違う川筋に広がる
平地のラウターブルンネンに入ります。
ここは、一大U字渓谷が長く続く真ん中。
視線を前にやれば、両側に牧草地がなだらかにしかも広いのだけれど、
視線を上にやったとたん、200メートル以上はあるだろう大岸壁が
右にも左にもすっくと立ち上がり、威圧感をもって迫ってくるのです。
それずっと向こうまで続く・・・どれだけの大きさの氷河が
ガリガリと大地を削ったのか、想像するのが楽しいお散歩気分で
45分。
到着したのはトーゥーメルバッハの滝です。ちなみに音楽家の名で
知られるバッハとは小川とか渓流とかいう意味のようですが、
ここはそんなかわいらしいものではありません。
さっきたどってきた大岸壁の中をくりぬいて滝がゴーゴー
落ちています。

これは今までまったく見たことのない地形風景でした。
川が岩をくりぬく鍾乳洞というのは何度か見たことがありますが、
それが垂直、縦に大穴が開き、上からものすごい量の滝が
流れ落ちてくるのです。

さらにすごいのがスイス人。
この岩をくりぬく滝を間近に見るために、
滝に沿って螺旋階段を掘りぬいてしまったのです。
滝の上までやはり200メートルほど、
螺旋階段が滝に接するところで10箇所ほどの
展望台が作られ、岩のこっちがわから、
すぐ目前を流れ落ちる滝とご対面してしまいます。
水の量が多い上、岩の中という閉鎖空間ですから
音の響き方も尋常ではありませんし、冷たい水しぶきは
こちら側にも目いっぱい飛んでくるので、
全身ぬれるとともに凍えてしまうほど。

入場するのに11スイスフラン徴収されるのが
悔しいと一瞬思ったのですが、この思いつきと実行力を
目の当たりにすると、文句をいうのも申し訳ない気分になって
しまいます。

大昔は普通に岸壁の前を垂直に落ちる華厳の滝のような
流れだったのでしょうが、どこか岩の弱いところが内側まで
続いていたのでしょう。あるところだけどんどん水が岩を
削り、こんな岩の中の滝を作り上げたのでしょう。
ああ、地球。


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スイスでおやつ

2008-08-21 05:11:49 | ふさおまき(オス)日記
グリンデルワルドからラウターブルンネン、ヴェルゲンと
ユングフラウパスなるフリーチケットを使いまくり。
どの街にもあるのは、ベッカライでお菓子も作っているパン屋さん!
チョコレト、クッキー、チョコクリームのケーキ!!
あっちの街で一個買って、こっちの街でイートイン
飛行機乗る前にも空港で
いっぱい買って日本にもどろう。
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富士山かユングフラウヨッホか

2008-08-20 15:20:29 | ふさおまき(オス)日記
あれれ、すでにフサオマキ・メスがアップしている。
けど、まあいいですか。
オスの登山鉄道は20年ぶりでちょっと違ったスタートですから。

8月18日 グリンデルワルドといえばのユングフラウヨッホ。
7時から始まるホテルアイガーの、ヨーロッパ人を納得させる朝食に供される
しっとりした焼き上がりとふんわりもっちりした質感、
もちろんクロワッサン、白生地パン、サワーブレッド系と
名前もわからぬ種類の多さもすばらしいパンを堪能する時間も
惜しみつつ、7時50分発の登山電車に乗る。噂どおり日本人が
4分の1くらいはいると思われる列も、6両つないだ車両んい吸い込まれると
余裕を持って座れる。
さて、問題がひとつ。私フサオマキ・オスは気圧への耐性に弱みがある。
例えば札幌で車を運転し中山峠を越えようとすると、急に眠気が襲ってくる。
わかりやすい例で言えば、電車でトンネルに入ったり出たりするときの耳抜き
が大の苦手。つばをしこたま準備して飲み込まないと、耳がもとに戻らない。
ダイビングもあまりに耳が痛くなり、カードを取得した後は2度と潜っていない。
だから国際線の高度1万メートルに12時間過ごした飛行機旅行の後で耳は
かなり弱っているところでの、登山電車によるグリンデルワルド1034m高度から
ユウングフラウヨッホ3454mへの移動は体が(というか三半規管)どんな反応を
するのか不安がある。まあ、高山病のことです。
大体がすでに、チューリッヒについて以来、時々頭のお中が、普段性立ちくらみ
とでもいうのか、急に血の流れるスピードが変わって、ヒューっと頭が白くなる
ような感じを何度も覚えている。
そんな体の具合をグチグチいうオスにメスは飴を渡してあやしてくれます。
ああ、20年前、仕事を始めて間もないころ、ここに撮影のために来て、
一回り以上年上のリポターやカメラマンに体調の不安を一言も言えず
一人頭がくらくらしているころとは大違い・・・といいつつも、
不機嫌な顔をしているようです。いかんいかん。

前振りが長い。
そんなわけで、富士山9合目くらいのところに1時間かけて到着。
ヨッホというのは肩の意味で、その肩に乗った大岩があるのですが、
さらにその大岩の中をぶち抜いて垂直に上がるエレベーターは100メートル。
そのエレベーターを降りると、トップ・オブ・ヨーロッパという
展望台に出るのです。足元は網状の鉄格子で、岸壁のしたが見えてしまい
背筋が冷たくなりつつ、大遠望にはアレッチ氷河がまるで静かな海のごとく
平らに広がっています。雲ひとつなく、ひときわ青が濃く群青色とも見える
空に、きらきら輝いて美しい!そして大氷河ロマン!

その後は、フサオマキ・メスの文章にあるとおり、氷河を45分、
アイゼンさえつけずに歩くという、普通なら許されないはずのことも
まかり通る大観光地を、メンヒスヒュッテまで歩いたのでした。
何度も何度も深呼吸して。薄い空気にグラグラまで頭はふらつきつつ、
白い道の登りは機嫌よく心臓の拍動をあげてくれるのでした。
このあたりは、20年前にやってなかったマラソンを経験することに
よって身に着けた、マゾ的体の適応というところでしょう。

下りもおもしろかったけど、アイガーグレッチャーという大氷河下の
ランチはことのほかスープがおいしかったけど、
あまりに書くことが多すぎるので、もう今日の行動に移ります。

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